車のメンテナンス
更新日:2024.12.10 / 掲載日:2024.12.06
現在ラインアップされていないホットハッチ・アルトワークス復活なるか!?

スズキを代表する軽セダン「アルト」。現行型の9代目は2021年12月にフルモデルチェンジを行い、従来ラインアップされていたホットハッチの「アルトワークス」は消滅し、軌道変更を行ってベーシック軽に特化したモデルに様変わりした。
エクステリアも8代目のスクエアなラインから丸味を帯びた親しみやすいデザインへ変化し、どんな世代にも受け入れやすい印象となっている。デビュー当時から「ワークス」の存在は控えめながら否定されるなど、「設定なし」というスタンスだったが、水面下では開発が進んでいる可能性が出てきた。
「ワークス」となるとマニュアルトランスミッションや高性能ターボエンジンの搭載などが当たり前に想像されるが、新型「アルトワークス」は現実にそった形になる模様だ。残念ながらマニュアルトランスミッションは設定されないかもしれない。専用開発が難しく、他のスズキ車同様のCVTにパドルシフトでの7速マニュアルモード操作が可能になるはずだ。しかし、専用の足回りやスポーツシートは用意される。搭載されるエンジンもR06A型の660cc直列3気筒ターボにエネチャージと呼ばれるマイルドハイブリッドの組み合わせで、俊敏な走りと低燃費を両立させる。
現行型「アルト」は今年でモデルライフ3年目。通常は6〜7年のスパンでモデルチェンジするため、ここ2年以内の「アルトワークス」の追加は十分可能性が考えられる。マニュアルトランスミッションの設定は望み薄だが、高性能で気軽に走りを楽しめる軽ホットハッチの復活を楽しみに待とう。