車のメンテナンス
更新日:2024.01.17 / 掲載日:2023.11.28
車のバッテリー(ブースター)ケーブルの選び方や種類について
goo-net編集チーム
ブースターケーブルは、車のバッテリーの電圧が低くなり、エンジンがかからなくなった時に、
他の車のバッテリーと接続してエンジンを作動させるために使用するアイテムで、
万一の電気系統のトラブルに備え、車載することをおすすめします。
カー用品店などでは多くの種類のブースターケーブルが販売されています。
しかし、ブースターケーブルの選び方を間違うと、
トラブルに遭った時に使用できない可能性もあり注意が必要です。
車のバッテリー(ブースター)ケーブルの選び方や、その種類について見ていきましょう。
車のバッテリー(ブースター)ケーブルの選び方
バッテリーケーブルは、使っている車のバッテリー容量を調べた上で、
それに対応している製品を購入するのが選び方の基本です。
バッテリー容量が大きい車ほど、
芯線が太くて大きな電流を流しても耐えられる製品を選ばなければなりません。
カー用品店などに陳列されているバッテリーケーブルには必ずスペックが記載されているため、
それを見て合うものを選べば、万一の場合でも問題なく使用できるでしょう。
ケーブル選びに迷っている場合は、
軽自動車であれば50~80アンペアに対応しているもの、
一般的な普通自動車であれば80~120アンペアに対応しているもの、
トラックなどの大型の車両であれば、
150アンペアの電流にも耐えられるものを目安として選ぶと良いです。
車のバッテリー(ブースター)ケーブルにはどんな種類がある?
ブースターケーブルは主に、ケーブルの長さと太さ、容量で種類分けされています。
長さについて、いくつかの種類があります。
2.5m程度の短いものから、10mと長いものまであり、
一般のユーザーは5m前後のケーブルを購入すると余裕を持って作業をすることができます。
太さについても、いくつかの種類があります。
ケーブルの太さ外径で表現されており、
一般のユーザーは7~8mm程度のものを手にすれば十分ですが、
10mm以上の太さになっていて、より大容量の電流にも耐えられるケーブルも販売されています。
ブースターケーブルは先端のクリップ部分の形状についてもいくつかの種類があります。
金属部分が半分露出しているケーブルから、先までカバーされているケーブルまで存在します。
もし、作業中の安全を確保したい場合は、できるだけ金属部分の露出が少ないものを選びましょう。
また、製品によってはバッテリーの電圧が12Vか24Vか指定されているタイプもあります。
通常の乗用車はほとんど12Vですが、
ディーゼルエンジンを搭載するRVやトラックなどは24V仕様のバッテリーが一般的です。
車のバッテリー(ブースター)ケーブルを選ぶ際の注意点
ブースターケーブルの長さが短いものを選んでしまうと、
ケーブルが届く範囲まで車を移動させなければならなくなる場合があります。
様々なケースを考えて、ブースターケーブル選ぶ際には、ケーブルの長さに注意しましょう。
また、芯線の被覆材の質が良くないと、劣化によって早く芯線が露出し、
新しいケーブルに交換する必要が生じてしまいます。
バッテリーケーブルを使用する機会は決して多いものではありませんが、
トラブルの際にいつでも使用できるように、品質の良いものを選びましょう。
容量の小さな細いケーブルの場合、うまくエンジンがかからない場合もあります。
バッテリーケーブルの容量が大きい分には使用には問題はないので、
ぎりぎりのスペックのものを購入するより、
若干余裕のあるスペックのバッテリーケーブルの購入をおすすめします。
車のバッテリー(ブースター)ケーブルを選ぶ際には、
まずは、使用する車のバッテリーの容量を確認しましょう。
もしケーブル選びに迷った時は、
カー用品店のスタッフの方に車種などを伝えて、相談するようにしましょう。