車のメンテナンス
更新日:2024.01.17 / 掲載日:2023.09.16
車で海水浴場に行くと汚れや傷の原因に!?事前対策や帰宅後のお掃除方法などを解説!

グーネット編集チーム
夏になると行きたくなるレジャーの一つに、海水浴が挙げられます。車で海水浴場へ行って、海に入ったり日光浴をしたりと楽しむ方も多いでしょう。
しかし、海水浴場へのドライブは車にとっては大敵であることをご存じでしょうか?
今回は、車で海水浴場に行く際の事前対策や、帰宅後のお掃除方法などを解説します。
海水浴場には車にとって大敵なものが多い

グーネット編集チーム
海水浴場は車にとっては非常に過酷な場所です。
何が車にとって大敵なのでしょうか?以下で確認していきましょう。
海辺の砂による汚れや傷
海辺では潮風が発生しますが、これによって海水浴場の砂が巻き上げられ、車のボディに当たることがあります。風の強さによっては、ボディに大きな傷がついてしまうこともあるでしょう。
また、砂がついたまま車内に入ることで、車内が砂だらけになってしまうこともあります。
炎天下による塗装への影響
海水浴場に行くのは、真夏の日差しの強い日が多いと思います。ボディカラーによっても変わりますが、炎天下の直射日光を受けた状態では、車のボディは50度以上になってしまうこともあります。
ボディが高温になること自体が塗装には良くありませんが、さらに良くないのは潮風による塩分が焼き付いてしまうことです。これが、塗装が傷む原因になります。
塩害による車への影響
海水浴場に行くときは、海沿いに車を停めるだけでなく、海岸沿いをしばらく走行するはずです。その際に、海風や塩を含んだ砂や海水が車にかかると、ボディがサビる原因になります。
「サビる」という現象は、金属などのサビる素材が、空気や水、塩などによってイオン化することで起きます。
塩分の多い海沿いは、鉄を多く使った車にとっては非常に厳しい環境なのです。
海水浴場へ行く前に砂や汚れ対策をする
海水浴での砂汚れは、内装についてしまうと取り除くのが非常に大変です。
ここでは、海水浴場に行く際に用意しておきたい便利なグッズをご紹介します。
防水のシートカバーの用意
海水浴場によっては、着替え場所やシャワーなどの設備がない場所や、設備はあっても数が少ないところがあります。その場合は、車内で着替えをすることになるでしょう。
その際、防水シートカバーを用意しておくことで、砂や海水などで車内を汚さないようにすることができます。
汚れものを収納する袋を用意
海水浴場で使った水着やサンダル、浮き輪などの遊びに使ったグッズを車内にそのまま持ち込むと、砂が車内に散乱してしまいます。
海水浴で使用した砂などがついた汚れもので車内を汚さないためにも、これらを収納できる袋を用意すると便利です。大きさが異なる袋をいくつか用意しておくといいでしょう。
海水浴を終えたあとに愛車にするべきことは?

グーネット編集チーム
海水浴を終えたあと、愛車はどのようにメンテナンスすればいいのでしょうか?
ここでは、海水浴場から帰ってきたあとの、洗車や掃除の方法をご紹介します。
すぐに洗車をする
海水浴場から帰ってきたら「すぐに洗車をする」ことが何よりも重要です。
洗車をする際に、砂や塩分を完全に洗い流さずにシャンプー洗車などを行なってしまうと、車に傷がつく恐れがあります。本格的な洗車を始める前に、まずは水圧をかけて砂や塩分をしっかり洗い落とすことが大切です。
また、車の下回りや足回りも砂や海水が付着しているため、よく洗い流してください。砂や塩分は、このような普段は洗車しないような目に見えないところにもたくさん付着しています。車の下回りや足回りも入念に洗うようにしましょう。
車内は、掃除機や水拭きをしてきれいに清掃
砂が内装の布地に入り込んでしまうと厄介です。雑巾などで拭いてもなかなか取れませんので、掃除機で吸い出すのがおすすめです。
ダッシュボードなどの硬い素材の場所は、塩気を取るために固く絞った雑巾などで拭きましょう。
まとめ
海水浴場へドライブに行くと、どうしても車のボディなどにサビを引き起こす潮風や海水などの汚れが付着してしまいます。また、ボディにも海の砂が付着し、場合によってはボディに傷がつく恐れもあります。
車のボディだけではなく、車内に海水や砂が侵入してしまうと内装のお掃除も大変になります。車内の汚れを最小限にとどめるためにも、防水シートをはじめとした車内を汚さないためのグッズを活用することをおすすめします。
海水浴場から戻ったあとは、サビの原因となる海水の汚れなどを落とすために、ボディだけではなく足回りも含めて丹念に洗車をすることが大切です。
なお、洗車時においては、車に付着している海の砂がボディなどを傷付ける可能性があります。洗車をする際には必ず水で砂をきれいに洗い流してから本格的な洗車をするようにしましょう。