コーティング・クリーニング
更新日:2023.07.31 / 掲載日:2023.07.31
自動車用コーティング剤おすすめ10選!種類や選び方を解説

車用のコーティング剤は、表面を保護して美しさを長持ちさせる役割があります。しかし、コーティング剤には機能や特性などの面でさまざまな種類があり、車の塗装面の種類や重視する効果に応じた商品を選ぶ必要があります。
この記事では、コーティング剤選びのポイントや、おすすめのコーティング剤10選を紹介します。コーティング剤の役割や種類、価格帯についても詳しく解説しますので、製品選びにぜひ役立ててください。
自分に合ったコーティング剤を選び、大切な車を長く美しく保ちましょう。
1.コーティング剤の役割
(1)傷や汚れから保護できる
車用コーティング剤は、車の塗装面を保護するために重要なアイテムです。車は日々、紫外線や雨、風、埃など環境からの影響で、傷や汚れなどのダメージを受けています。コーティング剤を表面に塗布することで、そうしたダメージから塗装面を守る役割があります。
また、車の外観だけでなく、塗装面の耐久性も高められるため、車の再販時に査定額が上がる可能性があります。
(2)長期間美しさを保てる
コーティング剤を塗ることで、塗装面の美しさを長時間保ったり、ツヤを出したりできます。また、表面が滑らかになるため、汚れや埃が付きにくくなり、洗車などの手入れも楽になります。
2.コーディング剤の種類
車用コーティング剤には、さまざまな種類があります。
それぞれに特徴があり、保護効果や耐久性、光沢感などの面で異なります。
種類 | 特徴(メリット・デメリット) | 耐久 |
---|---|---|
ガラスコーティング剤 | ・ガラス質の被膜で塗装面を守るため、汚れが付着しにくく、光沢にも優れている ・他の種類と比べて高額で、専門的な技術が必要なため一般の人には扱いづらい |
3年程度 |
ガラス系コーティング剤 | ・純粋なガラスコーティング剤とは異なり、他の成分を混ぜている ・強靭なコーティング効果で強度が高く、耐久性に優れている |
半年から1年程度 |
ポリマー系コーティング剤 | ・塗りやすく、効果も十分にあるため、初心者にもおすすめ ・価格が安い商品が多い ・定期的な塗り直しが必要 |
3カ月から半年程度 |
油脂系コーティング剤 | ・価格が安く、簡単にツヤを出せる ・熱に弱く、効果が持続しないため、定期的に手入れができる人にはおすすめ |
2週間程度 |
セラミックコーティング剤 | ・耐久性、撥水性、防汚性、耐薬品性に優れている ・硬度が硬くなることで、塗装面に傷が入りづらくなり、シミや劣化を軽減できる ・施工が難しく時間がかかり、高性能ゆえに施工費用が高額 |
5年程度 |
3.コーティング剤選びのポイント
(1) 水の弾き方
コーティング剤の効果によって、水の弾き方が変わります。
効果の違いには、撥水性・親水性・疎水性の3タイプがあり、それぞれにメリット、デメリットがあるため、洗車の頻度や車体の塗装色から決めるのがおすすめです。
撥水タイプ | ・淡色車に最適 ・濡れると水玉となり水滴が転がるようなイメージ ・水滴が発生するため、濡れたまま放置するとウォータースポットとなりやすく、車を屋内で保管できる人やこまめな洗車が可能な人におすすめ |
---|---|
親水タイプ | ・塗装色にかかわらず使用可能 ・濡れても水滴が水玉にならず、広がって流れ落ちるイメージ ・ウォータースポットが発生しにくく、雨で汚れが落ちやすいため、屋外で車を保管する人や洗車の頻度が少ない人におすすめ |
疎水タイプ | ・撥水性と親水性の中間タイプ ・適度に水を弾き、塗装になじむため、洗車後の拭き上げも簡単 |
(2) コンパウンド(研磨剤)の配合有無
コーティング剤は、コンパウンド(研磨剤)が入っていないかを確認しましょう。
コンパウンドには車体の汚れや頑固な水垢などを落としてくれる効果がありますが、ボディにダメージを与えてしまう可能性があります。
汚れを落としたり、傷を消したりすることとコーティングは分けて考え、気になる汚れはシャンプーなどを使用して落とし、そのうえでコンパウンドなしのコーティング剤でコーティングするのが無難です。
(3) 使い勝手と効果
使い勝手とは、以下のような点が主に当てはまります。
・塗布のしやすさ
・後片付けのしやすさ
・耐久性
・光沢や保護効果
コーティングの硬化時間が短い商品や、塗り直しがしやすいものは、使い勝手が良いと言えます。
コーティング剤の種類によって効果は異なりますが、一般的には耐久性や撥水性が高く、傷や腐食から車を保護する効果が期待されています。耐久性試験に合格しているコーティング剤は、長期間の使用にも耐えて光沢感や色合いを美しく保ちます。
ただし、使用方法や塗布の手順を誤ると、効果が十分に発揮されなかったり、コーティングがムラになってしまったりすることもあります。コーティング剤の説明書の指示に従って、適切な方法で使用しましょう。
車の外観を長期間にわたって維持したい人は、使い勝手と効果の両方を兼ね備えたコーティング剤を選ぶことが重要です。
4.コーティング剤の価格帯
コーティング剤の価格帯は、一般的に高価な商品から比較的安価な商品まで、幅広く存在しています。
100ml程度であれば2,000円前後、200ml程度のコーティング剤で3,000円前後で販売されています。5,000円前後でも、容量がありながら耐久性に優れ、約6カ月〜1年間の効果がある商品が多くあるため、コストパフォーマンスに優れています。
大容量以外で10,000円以上となると、長期間防汚性能を持ちながら美しい車体を維持する耐久性も強く、維持費の面でも優れている商品もあります。
価格と比例して、耐久性も年単位で差が出る傾向にあるため、コストパフォーマンスを考えて選択をしましょう。
5.コーディング剤おすすめTOP10
車用ボディコーティング剤から、おすすめの10商品をご紹介します。ランキングは、Amazonや楽天市場など各ECサイトの総合ランキングをもとにして、独自に順位付けをしています。
価格帯や特徴を比較して、愛車に合ったコーティング剤を選びましょう。なお、ここで紹介する10商品はすべてコンパウンド不使用です。
順位 | 商品名 | コーディング剤タイプ | 特徴 |
---|---|---|---|
10位 | シーシーアイ スマートミストNEO | ガラス系コーティング剤 | ・ガラス系とフッ素系のポリマーの組み合わせ ・光沢性に優れ、塗装面を深みのあるツヤに仕上げる ・水濡れ関係なく、簡単な施工が可能 |
9位 | WAKO’S VAC バリアスコート | ガラス系ハイブリッドコーティング剤 | ・優れた密着性で最長6カ月間の持続効果がある ・強い滑水性と撥水性で、雨汚れがつきにくい ・水洗い洗車後、スプレーして拭き取る |
8位 | シュアラスター ゼロフィニッシュ | ガラス系コーティング剤 | ・洗車後のボディにスプレーして拭くだけの簡単な施工が可能 ・高い防汚効果があり、撥水性に優れている ・ボディ以外にも使用が可能 |
7位 | KURE ルックス レインコート | ガラス系コーティング剤 | ・非常に高い撥水性が特徴 ・光沢感のあるツヤ出しも可能 ・一度の施工で汚れの固着を防ぎ、最大6カ月効果が持続する |
6位 | シュアラスター ゼロドロップ | ガラス系コーティング剤 | ・高撥水タイプ ・水濡れ関係なく、スプレーして拭くだけの簡単な施工が可能 ・繰り返し使うことで、防汚性やツヤ出しの効果がさらに発揮される |
5位 | RINREI スプレー ウルトラハードダブルコーティング | ガラス系コーティング剤 | ・高撥水効果で長く持続する ・洗車後の濡れたボディにスプレーして拭くだけの簡単施工が可能 ・使用するたびに、被膜が強くなり、撥水力とツヤ感が増す |
4位 | プロスタッフ グラシアス ゴールド | ガラス系コーティング剤 | ・流水コーティング被膜で、水と一緒に汚れが流れ落ちやすく、雨ジミが出来にくい ・キズに浸透して、ツヤ出しの効果高い |
3位 | シュアラスター ゼロウォーター | ガラス系コーティング剤 | ・親水性に優れたタイプ ・ボディ以外にも使用でき、水濡れ関係なくスプレーして拭くだけなため、洗車をあまりしない人にもおすすめ |
2位 | シュアラスター ゼロプレミアム | ガラス系コーティング剤 | ・深みのある艶・光沢を実現 ・強力な耐久性で6カ月の持続が可能 ・ボディ以外にも幅広く使用可能 |
1位 | プロスタッフ CCウォーターゴールド | ガラス系コーティング剤 | ・撥水性に優れていて、雨を水玉に変え、汚れが流れ落ちやすい ・美しいツヤと透明感を演出 ・水濡れに関係なく、簡単な施工で手軽さが特徴 |
6.コーティング剤の購入はグーネットピットにお問い合わせください
車を長持ちさせるために欠かせない車用コーティング剤ですが、数多くの種類があるため、どの商品を選べば良いのか迷ってしまう人も多いでしょう。
各コーティング剤によって特徴や効果が異なるため、品質や使い勝手、コストパフォーマンスなどを考慮することで、最適なコーティング剤を見つけられます。
自身の車に合うコーティング剤はどのような商品であるのか悩んでいる人は、ぜひグーネットピットにお問い合わせください。知識の豊富なスタッフが、お客様の要望に合うコーティング剤をお選びいたします。