コーティング・クリーニング
更新日:2020.01.28 / 掲載日:2020.01.28

【車を消臭】タバコやペットなど、車内の嫌な臭いの原因と消臭方法

【車を消臭】タバコやペットなど、車内の嫌な臭いの原因と消臭方法

これから車で出かけようというときに、「なんか嫌な臭いがする…」なんて思ったことはないでしょうか?自分は気が付かなくても、同乗者は臭いが気になっている可能性があります。車内は密閉された空間なので、臭いを放置していると気分が悪くなったり、カビなどの繁殖が発生した場合には健康に悪影響が出たりします。そこで今回は「タバコやペットなど、車内の嫌な臭いの原因と消臭方法」について徹底解説します。

車内の臭いの原因は?

冒頭でも触れたように、車内は密閉された空間なので臭いがこもりやすいです。そのため、いつも以上に臭いに対して敏感になります。普段からその車に乗っていると臭いに慣れて気がつかないこともありますが、初めて乗った人には臭いと思われているかもしれません。いずれにしても、車内の臭いは対処するに越したことはありません。対処するにあたって、まずはどうして車内が臭くなってしまうのか?その原因を見ていきましょう。

タバコの臭い

車内臭の原因といえば、まず挙げられるのがタバコの臭いです。タバコ臭の主な原因は、タバコに含まれているアンモニアやタール、アセトアルデヒドといった物質です。タバコは臭いがきつく、タバコの煙に近寄るだけでも洋服などにタバコの臭いが染み付いてしまうことがあります。また、部屋の中でタバコを吸うと壁紙もヤニで茶色く染まっていきます。それが狭い密閉空間の車内ともなればなおさらです。車内全体にタバコの臭いが染み込み、天井などの内装もヤニで茶色くなってしまいます。人によっては耐えられないほどのタバコ臭が充満しているかもしれません。この他にも、タバコ臭は中古車として売り出す際に査定額を大きく減額される原因にもなります。喫煙車は中古市場で敬遠されるので、どうしても売値が下がってしまうためです。

エアコンの臭い

エアコンをオンにした途端、吹き出し口から生乾き臭が漂ってきた経験はないでしょうか?エアコンから生乾き臭がする原因はカビです。エアコンを止めると、冷却する内部の部品(エバポレーター)に結露が発生します。結露によって適度に湿度が保たれた状態になると、エアコン内部がカビにとって繁殖しやすい環境になってしまうのです。密閉空間でカビを吸い込んでいると考えると恐ろしいですよね。

ペットの臭い

犬や猫を飼っている方であれば、ペットを車に乗せて一緒にドライブに行くことがあるかもしれません。しかし、ペットを乗せることは車内にペット臭がついてしまう原因になります。ペット臭の原因は、毛や皮脂、口臭や唾液などです。中でも毛は飛散しやすく、車内のカーペットなどに毛が大量に付着すると、ペット臭が強く発生する原因になります。ちなみに、毛や皮脂による臭いは定期的にシャンプーをしているペットでも発生してしまいます。シャンプーでは車内臭の対策にはならないのです。ペットを車内に乗せるときはケージに入れ、こまめな掃除を心がけましょう。

食べ物の臭い

自宅で焼肉をすると部屋が焼肉臭くなってしまうように、食べ物によっては強い臭いが充満することがあります。さすがに車内で焼肉をすることはないと思いますが、ドライブスルーやコンビニなど、車内で食事をする機会は思っている以上に多いです。例えばコンビニでチキンなどを買って、肉汁をシートにこぼしてしまうと臭いが染み付く原因になります。他にも、食べ物をこぼしたまま放置しているとダニや菌が発生する原因になります。車内で食事をするときは、なるべく臭いのきつくないものを選び、食べこぼしがないように気を付ける、もしくはビニール袋で覆って食べるなどの工夫をするといいでしょう。

汗や体臭、香水の臭い

世の中に汗や体臭対策の商品が溢れていることからもわかるように、人の汗や体臭は強力な臭いの原因となります。汗をかいたあと、シャワーを浴びたり制汗スプレーを使ったりする方は多いですが、車のシートにまで気を使っている人は少ないのではないでしょうか?運動後や暑い日など、汗をかいたままシートに座ってしまうと、シートに汗が染み込んでしまいます。時間が経つと乾いたように見えるかもしれませんが、臭いの原因物質は残ってしまいます。また、汗や体臭の他に香水も車内が臭くなってしまう原因です。香水自体はいい臭いかもしれませんが、大量につけすぎると車内にまで香りが移ってしまう場合があります。香水は適量で使用しましょう。

フロアマットの臭い

本来は車内を汚れから守るためのフロアマットですが、付着した泥や水分、食べこぼしなどを放置していると臭いが発生する原因になります。フロアマットに泥がついたら水で洗う、車に乗り込む前に靴についた泥を落とすなど、日頃から清潔に保つことを意識すると良いでしょう。

車内に置いている荷物の臭い

「靴を車に置きっぱなしにしている」「スポーツ用具を車に積んだまま」という方は、それも臭いの原因になっている可能性があります。基本的に汗や体臭を吸ったものは全て臭いの原因になりますので、必要なとき以外は車から降ろすようにしましょう。

車内の臭いはただ不快なだけではない!?

車内の臭いはただ不快なだけではない!?

実は、車内の臭いはただ不快なだけではありません。臭いが発生しているということはつまり、不衛生な環境である証拠だからです。不衛生な環境ではカビやダニが繁殖しやすく、放置していると健康被害を及ぼす可能性もあります。

カビやホコリはアレルギーの元

ご存じの方も多いと思いますが、カビやホコリはアレルギーを引き起こす原因です。これらアレルゲンを吸い込んでしまうと、以下のような症状が発生する可能性があります。

・過敏性肺炎
・気管支喘息
・アレルギー性鼻炎

この症状は年齢に関係なく発症する可能性がありますが、特に小さい子どもや赤ちゃんは注意が必要です。大人に比べ重症化する危険があります。アレルギーから身を守るためにも、車内は清潔に保ちましょう。

ダニが繁殖する可能性も

ダニは布団などの繊維質なものに生息しやすく、車のシートはダニの温床です。カビやホコリが発生すると、それを餌にダニが繁殖してしまう可能性があります。また、食べこぼしからダニが繁殖することもあります。しかし、だからといって車内で殺虫剤を炊くのは厳禁です。車内は密閉空間なので殺虫剤の成分が残留しやすく、それを人間が吸い込むと健康被害が出る恐れがあります。そのため、安全にダニを駆除するには「温度を使っての殺虫」がおすすめです。ダニは温度に弱い性質があるため、50~60℃の環境下に20~30分ほど晒すとほとんどを死滅させられると言われています。暑い時期、日当たりの良い場所に駐車することで上記の環境を作り出すことができます。夏場は特に効果的なので、気になる方は試してみてください。また、駆除するだけでなく、根本的にダニを発生させないための対策も同時に行っておくといいでしょう。その対策とはつまり、「ダニに餌を与えない」ことです。先ほども触れたように、ダニはホコリやカビ、食べこぼしなどを餌に繁殖します。そのため、車内を清潔に保ち、食べこぼしをすぐに除去すればダニの繁殖を抑えられます。

車内の消臭方法1:消臭アイテムを使う

車内の消臭方法1:消臭アイテムを使う

ここまでは、主に車内臭の原因や簡単な対策について解説してきましたが、一度車内についてしまった臭いは消臭しない限り消すことはできません。そこで、ここからは臭いの原因別に消臭方法をご紹介していきます。根本的な対策をすることで、クリーンな車内を取り戻していきましょう。

消臭スプレーを使う

消臭と聞いてまず思いつくのが、ファブリーズなどの消臭スプレーではないでしょうか。消臭スプレーは手軽で様々な用途に活用できるので、車用に一本持っておいて損はありません。購入の際、一般用のものでも十分な消臭効果を持ちますが、車用と書かれているものは特に効果的でおすすめです。使い方は簡単で、嫌な臭いのするシートやフロアマットなどの布製品にスプレーするだけでOKです。同時に天井やトランクなどもスプレーしておくと、なお良いでしょう。

重曹を使う

重曹といえばキッチンで活躍するイメージですが、車内の消臭にも効果を発揮します。重曹が特に効果的なのは、消臭スプレーと同じく布製品です。革製品に重曹は使用できないので注意してください。変色してしまう可能性があります。粉末タイプの重曹大さじ2杯を、バケツ一杯程度の水に混ぜて溶かして使います。作った重曹水はスプレーに入れて使用しても良いですし、雑巾などを浸せば拭き掃除にも使えます。ちなみに、粉末タイプの重曹を直接シートなどに振りかける方法がありますが、使用後に粉を全部吸い取るのが大変なため、あまりおすすめしません。

スチーム消臭剤を使う

スチーム消臭剤というのは、焚いた煙をエアコンで循環させることで車内を消臭する商品をいいます。車内を強力に消臭したいのであれば、スチーム消臭剤がおすすめです。エアコンを循環させるため使い方が少し複雑なので、一般な使い方をご紹介します。

① エンジンをかけて全ての窓を閉める
② エアコンをかけて内気循環にする
③ スチーム消臭剤の蓋や底を押して煙を出す
④ スチーム消臭剤を助手席の下に置く
⑤ 車から出て10分ほどそのまま放置する
⑥ 10分後、窓を開けて換気をして完了

スチーム消臭剤は強力な消臭作用ゆえに、使用直後に乗車すると気分が悪くなる可能性があります。時間を置けばそういった症状が出なくなるので、出かける予定があれば前日までに済ませておくことをおすすめします。

空気清浄機を使う

空気清浄機といえば家庭で使用するタイプが一般的ですが、実は車内用の空気清浄機も多く発売されています。他の消臭アイテムに比べると導入コストは高いですが、空気清浄機は臭いだけでなく花粉やウイルスも除去する効果があります。コストをかけるだけの意味はあるということです。

車用の空気清浄機は、エアコンの吹き出し口に装着するタイプやドリンクホルダーに置くタイプなど、様々な取り付け場所に対応した製品があります。タイプ別に特長をご紹介しますので、空気清浄機選びの参考にしてください。

①ドリンクホルダータイプ

車用空気清浄機の中でも、最も多いのがこのドリンクホルダータイプの商品です。設置は簡単で、ドリンクホルダーに置くだけです。もともと備わっているホルダーに置くだけなので、スペースを取らないのもメリットです。持ち運びも簡単なので、12Vのシガーソケットさえ用意できれば、車外でも使うことができます。

②据え置きタイプ

このタイプは、家庭用の空気清浄機をそのまま小さくしたような見た目をしています。他のタイプに比べると大型でスペースを取るデメリットはありますが、その分機能は充実しています。「お手軽さよりも機能重視」という方におすすめの空気清浄機です。

③エアコン吹き出し口装着タイプ

このタイプはエアコンの吹き出し口に取り付けて使用します。吹き出し口に装着するだけなので装着が簡単で、スペースも取りません。清浄した空気がエアコンの風に乗るので、車内を循環しやすいのもメリットといえるでしょう。

④シガーソケットタイプ

最もお手軽な空気清浄機がこのシガーソケットタイプです。その名の通りシガーソケットに直接差し込むだけで使うことができます。見た目はコンパクトですが、十分な消臭・除菌効果を発揮します。

車内の消臭方法2:芳香剤を使う

車内の消臭方法2:芳香剤を使う

芳香剤は、消臭効果に加え、車内をいい香りにする効果が期待できます。使い方も基本的には置くだけなので簡単です。芳香剤といえば据え置きタイプをイメージするかと思いますが、車用の芳香剤は想像以上に様々なタイプがあります。それぞれの特徴や使い方について、以下で見ていきましょう。

芳香剤には様々なタイプがある

車用の芳香剤は以下のように様々なタイプがあります。タイプ別にそれぞれ特徴をご紹介します。

固形タイプ

固形タイプは中身がこぼれる心配がないため、自由に設置できるのがメリットです。また、香りの持続時間も長いです。ただし、液体タイプに比べると揮発性が少ないので香りが広がりにくいデメリットがあります。

液体タイプ

液体タイプは、固形タイプのメリットとデメリットをそのまま逆転させたような芳香剤です。揮発性が高いため香りが広がりやすいというメリットを持つ反面、不安定な場所に設置してしまうと振動や遠心力によって中身がこぼれるリスクがあります。設置場所はダッシュボードなどのなるべく平らな場所がいいでしょう。

ゲルタイプ

ゲルタイプは、固形タイプと液体タイプの中間のような性質を持っています。ゲル状なので中身がこぼれる心配はなく、香りもそこそこ広がりやすいです。ただし、香りの広がり方は液体タイプには劣りますし、香りの持続性は固形タイプに劣ります。良くも悪くも中間的な性能です。

エアコン吹き出し口装着タイプ

このタイプの芳香剤は、香りがエアコンの風に乗るので車内を循環しやすい点がメリットです。逆にいえば、エアコンをオンにしないと香りを感じられません。このタイプは、エアコンのルーバー形状によって取り付け不可の場合もあるので注意しましょう。事前にルーバーの形状を確認し、適合する芳香剤を選んでください。

ディフューザータイプ

ディフューザータイプの芳香剤は、シガーソケットから電源を取り、香りを放出します。香りの拡散性能が高く、アロマオイルを入れれば何回でも使える点がメリットです。しかし、ディフューザー本体の価格やアロマオイルの価格が高い点がデメリットとなります。

吊り下げタイプ

ルームミラーなどにぶら下げて使うのが、吊り下げタイプの芳香剤です。代表的なのが、葉っぱのようなデザインの商品です。見たことがある方も多いのではないでしょうか?このタイプは値段が安く設置が簡単、デザイン性がありインテリアにもなるといったメリットがあります。ただし、香りが弱く持続時間が短い点がデメリットです。

芳香剤は高い位置に置くと効果的

芳香剤は高い位置に置いたほうが、香りが広がりやすく効果的だと言われています。ただ、タイプによって設置できる場所には制限がありますので、あくまで可能な範囲で高い位置に置くようにしてください。

参考サイト:https://autoc-one.jp/knowhow/5000898/#h2-2

車内の消臭方法3:エアコンを清掃する

車内の消臭方法3:エアコンを清掃する

エアコンが臭いの元である場合は、いくら消臭スプレーや消臭グッズを使用しても車内臭は解決しません。臭いの元であるエアコンを清掃する必要があります。ここからは、エアコンが臭くなってしまう原因と清掃の手順をご紹介します。

エアコンが臭くなってしまう原因

先ほども触れましたが、エアコンが臭くなってしまう原因はエアコン内部のエバポレーターに結露が発生することにより、湿度が上がりカビが繁殖してしまうからです。エバポレーターというのは、液化されたエアコンガスを内部で気化させて冷やす装置です。そこに空気を通過させて冷却しています。このとき、冷えたグラスに水滴がつくように、冷えたエバポレーターにも水滴がついてしまうのです。発生した水滴に空気中の細菌やホコリなどが付着し、エバポレーターにカビが繁殖します。そしてエバポレーターにカビが繁殖すると、空気に乗ってエアコンフィルターにもカビが付着します。つまり、車のエアコンで掃除をするべき箇所はエバポレーターとエアコンフィルターの2点です。

エアコンのカビ対策

エアコンのカビ対策として有効なのは、エバポレーターを乾燥させることです。カビは湿度が低いほど繁殖しづらくなるので、エバポレーターを乾燥させれば繁殖を防ぐことができます。エバポレーターを乾燥させる手順は以下の通りです。

① エアコンをオフにする
② 窓を全部開ける
③ エアコンをオンにし、最高温度・最大風量に設定する
④ その状態でしばらく放置する

要するに、暖房を最強設定でかけて、強制乾燥させるということです。車を停める5~10分前に、走行しながら行うといいでしょう。車庫に帰ってきてから行ってもいいですが、エンジンはしばらくかけることになるのであまりおすすめしません。定期的にエバポレーターを乾燥させ、カビを防止しましょう。

手軽に使えるエアコン消臭スプレー

エアコンを消臭するのであれば、臭いの原因であるエバポレーターを洗浄するのが一番です。しかし、車のエアコンは複雑な構造をしているため、エバポレーターの掃除は簡単には行えません。そこで役に立つのが、手軽に使えるエアコンの消臭スプレーです。ノズルをエアコンの吹き出し口に差し込み、スプレーするだけでエアコンを消臭してくれます。直接清掃するほどの効果はありませんが、症状が軽いうちは消臭スプレーでも十分です。エアコンが臭いと思ったら、まずは手軽なエアコン消臭スプレーを試してみると良いでしょう。

エアコンフィルターの清掃方法

エアコンフィルターは空気の汚れをろ過し、綺麗な空気を車内に送る役割があります。しかし、汚れが溜まると空気を清浄しきれなくなり、さらにエアコンの効きも悪くなってしまいます。エアコンフィルターが汚れた場合、洗浄せずに新品に交換するのが一般的ですが、ここでは洗浄方法と交換方法の両方をご紹介します。

エアコンフィルターの洗浄方法

一般的に、エアコンフィルターは助手席のグローブボックス奥に配置されています。説明書に従ってグローブボックスを取り外し、ツマミを押しながら引っ張ってフィルターを取り外してください。エアコンフィルターを取り外したら、中性洗剤を数滴入れた水に浸してください。30分~1時間程度浸しながら、時々揺すったり裏返したりすると汚れがよく落ちます。フィルターを浸し終わったら、水で優しくすすいでください。勢いよく水をかけるとエアコンフィルターの不織布が崩れてしまうので、注意しましょう。すすぎ終わったら乾かして元通り装着すれば完了です。

エアコンフィルターの交換方法

エアコンフィルターの交換手順は、基本的に洗浄するときと同じです。グローブボックス奥にあるフィルター取り外し、新品と交換するだけです。交換するフィルターは純正品でもいいですが、社外品で活性炭入りのものやアレルゲン除去機能付きのフィルターも発売されています。気に入ったものがあれば社外フィルターを選んでもいいでしょう。

エバポレーターの清掃方法

エアコン臭の最大の原因でもあるエバポレーター。洗浄方法は主に「専用のクリーナーをスプレーする方法」と「薬剤を高圧洗浄機で噴射する方法」の2つがあります。高圧洗浄を使った方法は業者向けの方法なので、DIYで清掃する場合はクリーナーを使用するのが一般的です。クリーナーを使った洗浄方法は、ほとんどエアコンフィルターの洗浄手順と同じです。エアコンフィルターを外した奥にあるファンに向かってクリーナーを噴射します。クリーナーの消臭効果の持続時間は、1年ほどです。毎年クリーナーを使って洗浄していれば、エバポレーターをカビから守ることができるでしょう。

車内消臭やエアコン消臭の料金相場は?

車内消臭やエアコン消臭の料金相場は?

「自分でできるか不安」「カビを吸い込むのは絶対に嫌だ」という方は、業者に消臭してもらうのがおすすめです。気になる料金の相場ですが、車内消臭は1台2,500円~が相場です。食べこぼしやシートのシミ、タバコのヤニなど、車内まるごとをクリーニングしてもらう場合は車のサイズによって異なり、30,000~55,000円くらいが相場となります。次にエアコンのクリーニング料金の相場ですが、車内クリーニングに比べると安価です。カー用品店などに依頼する場合、エバポレーター洗浄が3,500円~、エアコンフィルター交換工賃1,000円~(フィルター代は別)程度となっています。掃除をする時間がない方や徹底的にクリーニングしたい方はプロに依頼してみてはいかがでしょうか。

まとめ

密閉された車内の臭いというのは、とても気になるものです。せっかくのドライブも臭い車内では気分が悪くなってしまいますので、しっかりと消臭・清掃することを日頃から心がけていきましょう。車内をクリーンに保つためには、エアコンをカビさせないことや、シートやフロアカーペットに付着した泥汚れや食べこぼしをすぐに掃除することが大切です。暖房を全開にしてエバポレーターを乾燥させることや、月に一度の車内清掃を習慣化すれば、車内を綺麗に保てるはずです。ぜひ習慣化して、愛車をクリーンに保ってください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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