コーティング・クリーニング
更新日:2020.06.26 / 掲載日:2020.06.26
コロナウイルスに負けない! 洗浄除染DIY PART3-2 スプレーボトルで噴霧
「次亜塩素酸水」はスプレーボトルに入れ、ドアノブ等、除菌したい部分に噴霧するという使い方が基本となる。 ただし、「次亜塩素酸」は紫外線で分解してしまうため、使用するスプレーボトルへの遮光処置が必須。保管する場合は冷蔵庫など低温の場所が望ましい。 また、容器が汚れていると、その汚れに反応して次亜塩素酸が消費されてしまう。つまり、分解してしまうため、スプレー容器を流用する時は残量物をキッチリ洗い流す必要がある。注意したい。




空のペットボトルで作り、ペットボトル用のスプレーノズル組み付ける。これが最も手軽な利用法。また、ペットボトルならスッポリカバーできて光も通さない100均の保温ケースが遮光に利用可能と、利便性に優れるのだ。
空容器を利用する場合、十分すすぎ洗いする



汎用のスプレーノズルが手に入らない場合、スプレーボトルの空容器を利用するという手がある。この場合、紛らわしいパッケージは剥がし、何度も水洗するとともにスプレーし、ボトルとノズル内に残った溶剤を確実に排出する。
黒いシートを貼って遮光する






流用するなら携帯性に優れる小型ボトルがベストだが、保温ケースが利用できないため遮光処理が必須となる。注ぎ口とボトルの直径を計測。計測サイズにコンパスカッターでカッティングシートをドーナッツ状に切り抜く。注ぎ口部に貼り付ける。底面サイズに丸く切り出し、底部に貼り付ける。
コンパクトな容器は持ち歩きに便利






注ぎ口から下をそっくりカバーできる幅にカッティングシートをカット。ボトルに巻き付けるようにして隙間なく貼り付ける。上下端を絞り込んで密着させる。黒のカッティングシートを利用することで、この通りキッチリ遮光できる。これで屋外でも紫外線を気にすることなく使うことができる。が、熱気のこもる車内への放置は控えるべきで、作ったらなるべく早く使い切るのが原則だ。