コーティング・クリーニング
更新日:2016.02.04 / 掲載日:2016.02.04
車のタイヤの掃除方法や日常のお手入れ方法

車の洗車をする際、ついついタイヤの掃除は後回しになっていませんか?
タイヤはそんなに汚れていないように見えても、
雨天時走行や泥水がはねた汚れなどがついていて意外と汚れています。
ボディをしっかりきれいにするのも大事ですが、
タイヤの掃除も行うと車の印象が見違えるように変わりますし、
後々のトラブルにつながる不具合にも気づくことが出来るのではないでしょうか。
ここでは車のタイヤの掃除方法やお手入れ方法についてご紹介します。
タイヤの掃除方法
タイヤの掃除方法ですが、基本は水を使って汚れを落としていきます。
タイヤとホイールにたっぷりと水をかけたらスポンジやタワシで汚れを落としていきます。
高圧洗浄機を使うのも良いでしょう。
タイヤの掃除は水洗いが理想です。
タイヤはゴムでできているため、洗剤や保護材など油分を分解するものを使用すると、
劣化が早くなる傾向にあるため、タイヤメーカーは水洗いを推奨しています。
とはいえ、水洗いでどうしても取れない汚れもあります。
そんな時は中性のカーシャンプーを薄めて使うと良いでしょう。
洗剤使用後はよく水で洗い、洗剤成分がタイヤに残らないようにしてください。
水洗い後、タオルでタイヤを拭きあげれば掃除は完了です。
掃除後にタイヤにつやを出したい場合はタイヤワックスを利用するとよいでしょう。
タイヤワックスの成分によっては界面活性剤が入っており、
中にはゴムを傷める成分が入っているものもあります。
成分や効果を調べた上で、使用目的と使用頻度に応じたタイヤワックスを使用するようにしましょう。
ホイール部分の掃除方法
ホイール部分は金属でできているので、水洗いの後に洗剤を使って洗浄します。
このとき洗剤はカーシャンプーでもホイールクリーナーでも構いません。
その際、出来るだけタイヤ本体に洗剤成分を付着させないように作業します。
洗剤を使ってホイールをきれいにしたらしっかり水ですすぎます。
その後乾いたタオルで拭きあげましょう。
タイヤの日頃のお手入れとチェックすべきこと
車の運転前やタイヤ掃除の際には、タイヤの状態をチェックしましょう。
タイヤのお手入れで確認するポイントは、空気圧のチェックや摩耗や亀裂の有無です。
まずタイヤを見て、傷やひび割れがないか、物が挟まったり刺さったりしていないか確認しましょう。
タイヤに小石など挟まっているときは取り除きましょう。
次にタイヤの減り具合を確認します。
タイヤの溝が1.6mm未満になるとスリップサインが出ます。
スリップサインが出ていなくても、溝がだいぶすり減っている場合は、
タイヤを交換した方が事故防止につながります。
日頃からタイヤのチェックをしておくと、
「なんとなくいつもよりタイヤが沈んでいるような気がする」など変化に気づきやすくなります。
参考:http://www.jaf.or.jp/rservice/data/tire/point.htm
タイヤは車の乗り心地や事故にダイレクトに関わってくるパーツです。
日頃からよくお手入れをして、見た目も機能もベストな状態を保つようにすることが大切です。