コーティング・クリーニング
更新日:2016.10.17 / 掲載日:2016.10.17

車のタイヤの洗車方法とは

車のタイヤの洗車方法とはgoo-net編集チーム

タイヤが汚れていると、ボディをキレイにしても車の印象が悪く見えます。

タイヤが黒々していると、全体がシャープに見え見栄えも良くなるので、
常にキレイに保ちたいものですが、タイヤのお手入れは難しいものなのでしょうか?

ここでは車のタイヤの洗車方法や注意点などについて見ていきましょう。

タイヤを洗うタイミングとは

車を洗車した時に一緒にタイヤを洗う、もしくはタイヤがかなり汚れてこいない限り、
洗車のたびに洗わないと言う人も多いのではないでしょうか。
よほどタイヤに汚れがついた場合でもない限り、タイヤ単体で洗うという人はあまりいないようです。

実はこの「あまり洗わない」ことが、
タイヤの寿命を延ばしていることになっているというのをご存じでしょうか?

タイヤは素材がゴムでできているため、「薬品」に関しての耐性が低く、
石油製品、界面活性剤などを使用すると表面部分が溶けてしまったり、
簡単に変質してしまうのです。

タイヤは「よほど汚れた時に洗う」が正解で、
普段の洗車の際はホースの水で汚れだけ落とす程度にしておきましょう。
タイヤ自体に含まれる油分を取ってしまうような洗剤を使ってゴシゴシ洗うのは厳禁です。

ただし、タイヤの汚れには大気中に含まれる化学物質などもあるため過度な洗浄は避け、
タイヤを洗うと同時に油分抜けや紫外線、有害物質などによるタイヤの劣化を防ぐ、
ケミカル剤の使用がおすすめです。

タイヤの洗車方法

洗剤などに弱いタイヤですが、厄介なことに汚れが簡単につく上に、
ついた汚れはなかなか落とせないという特徴を持っています。

タイヤをこすってできた傷などは洗ってもキレイに除去はできません。
汚れが落ちないからと言って、洗剤をつけてゴシゴシ洗うと、
タイヤの表面を傷めてしまう可能性もあります。
ボディを洗う時のように泡で汚れを落とすのではなく、水で落とすように心がけましょう。

まずは泥などの付着物は放水によって吹き飛ばします。
高圧洗浄機を使用しても大丈夫ですが、その際は40~50cm離れた位置から放水してください。

硬すぎるブラシはかえってタイヤを傷つけてしまうため、
ある程度密度がある柔らかめのブラシを選ぶことをおすすめします。
ホイールを洗う時は歯ブラシなどを使うと細かい部分の汚れを落とすことができます。

汚れを落とした後は水で洗い流して水分を拭き取ります。
つや出しコーティングで仕上げるのも良いですが、
ゴム製品に使用できるコーティングかどうか確認してから使用しましょう。

タイヤを洗う際の注意点

タイヤを洗う際の注意点は「洗剤の種類に気をつける」ことです。

ボディを洗った時の洗剤がタイヤについてしまったり、
タイヤコーティングを使いすぎるとタイヤが溶けだして劣化を早めることになります。

洗剤や溶剤を含んだカーシャンプーなどを使う場合はタイヤ部分にかからないように注意し、
もしタイヤにかかった場合はすぐに水で洗い流すか、
洗車の最後にタイヤを洗うことをおすすめします。

カーシャンプーの泡が黒くなっていたら、
タイヤが溶けだしている可能性がありますので注意しましょう。

もちろん汚れが落ちないからといって力いっぱい磨いてしまうとタイヤに傷がつき、
亀裂が発生する原因にもなります。
洗う際は力を入れずに汚れを落とすようにしてください。

市販のタイヤ専用洗剤もたくさん存在していますが、
多用すると劣化が早くなるケースもありますので十分に使い方をチェックして使うようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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