コーティング・クリーニング
更新日:2016.10.18 / 掲載日:2016.10.18
車に鳥のふんがついたらどうする?洗車方法と注意点・対策について

車を屋外駐車場に停めていると、車体や窓に鳥のふんがついていたという経験はありませんか?鳥のふんによる被害は、毎年春から初夏にかけて増える傾向にあるので、落とし方や注意点について知っていると安心です。
そこで今回は、車に鳥のふんがついた際の洗車方法や注意点について見ていきましょう。
車についた鳥のふんを放置するとどうなる?
車に鳥のふんがついていると見た目が汚くなるばかりか、そのままにしておくと、ふんに含まれている水分がどんどん蒸発して固くなります。そうすると車にこびりついて除去が難しくなります。
また、鳥のふんは酸性やアルカリ性のものもあり、時間が経つと車のボディの塗装を傷めてシミになってしまうこともあります。
このように、鳥のふんは車に悪影響を及ぼしますので、放置せずに早めに取り除くようにしましょう。
車についた鳥のふんの取り方・洗車方法について
鳥のふんが車についているのを発見したら、できるだけ早く取り除きましょう。まだふんが柔らかい状態であれば、ウエットティッシュや濡らしたティッシュで拭き取るときれいに取れます。
水分が蒸発して固くなっている場合は、ゴシゴシこするのはボディに傷がつく可能性がありますので避けましょう。水分を加えて柔らかい状態にすると拭き取りやすくなります。
洗車方法としては、鳥のふんがついてしまったところに水をたっぷりかけるか、濡らしたタオルで鳥のふんがついたところをパックするようにして柔らかくしていきます。その際に、蒸しタオルやお湯で濡らしたタオルなどでパックしてしばらく放置すると、より鳥のふんが落ちやすくなります。
また、パックしている箇所の放置時間に他の部分の洗車を行うと時間短縮になり、効率的に作業が進みます。しかし、鳥のふんが頑固にこびりついている場合は、熱めのお湯を直接かけたり、高圧洗浄機を使って落とすとよいでしょう。
鳥のふんは基本的に、柔らかくすると拭き取るだけで落とすことができますが、上記の方法でも落ちない場合は、洗剤やクリーナーを使うことをおすすめします。
鳥のふんや虫の死骸専用のクリーナーが市販されていますので、それらできれいに落とすことができますが、自宅にある中性洗剤を薄めて使うのも効果的です。水分を補給して柔らかくしたふんに、洗剤をつけてタオルで拭き取りましょう。
鳥のふんを落とす際の注意点
フロントガラスに鳥のふんがついた際に、ワイパーで落とそうとすると汚れが広がるばかりか、ワイパーブレードや窓ガラスを痛めてしまう恐れがあります。そのため、窓ガラスに鳥のふんがついた時は車体の時と同様、水で濡らして柔らかくなった後にタオルで拭き取るようにしましょう。
また、ふんが付着して時間が経過すると、洗車で汚れを除去できたとしてもコーティング剤が剥がれてしまうことがあります。ボディの状態を維持するためにも、可能であれば再度コーティングを行うと理想的です。
車に鳥のふんが付かないようにする対策とは?
車が鳥のふん被害にあわないようにする対策法はあるのでしょうか。まず、鳥がよく止まる樹木や電線の下には車を停めないこと。さらに鳥よけになるグッズを車の周囲に設置するなど、車に近づかないようにできると安心です。
屋外に車を停める場合は、車にカバーをかけておくのがよいでしょう。ただしカバーにふんを落とされる可能性はあるので、カバーのメンテナンスは必要になります。
また、ボディコーティングをしておくと鳥のふんが付着しても落としやすく、塗装面を守ってくれますので検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、車に鳥のふんがついた際の洗車方法や注意点について解説しました。
車についた鳥のふんを放置すると、車にこびりついて除去が難しくなったり、酸性のふんによって車の塗装を傷めてシミになってしまうこともあります。そのため、鳥のふんは早めに取り除くようにしましょう。
洗車方法としては、水をたっぷりかけたり濡らしたタオルでパックするようにして、ふんを柔らかくします。その際に、お湯などを使うとより落としやすくなります。しかし、それでも落ちづらい場合は高圧洗浄機を使用したり、洗剤やクリーナーを使うことをおすすめします。
鳥のふんを落とす際の注意点としては、フロントガラスについたふんをワイパーで落とそうとすると窓ガラスを痛めてしまう恐れがあるため、洗車時と同様の手順でふんを落とすようにしましょう。
鳥のふんは、すぐに対処すると簡単に取り除けます。そのため、日頃から放置しないように習慣づけることで、綺麗なボディを保っていきましょう。
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