コーティング・クリーニング
更新日:2016.02.29 / 掲載日:2016.02.29

車のシートのカビ取り方法は?カビが発生する原因・防止策を解説

車のシートのカビ取り方法は?カビが発生する原因・防止策を解説

車内の匂いが臭いと思ったら、シートにカビが生えていた!なんて恐ろしいことを経験した方もいるかと思います。カビというとお風呂場などの水周りのイメージが強いですが、条件がそろえばどこにでも発生します。

そこで今回は、車のシートにカビが生える原因や、シートのカビを除去する方法、カビ防止の方法について解説します。

車のシートにカビが生える原因

車のシートにカビが生えてしまう原因には、食べこぼしや飲みこぼしをしてしまった際の汚れや、汗や雨、浸水などでシートを濡らしたまま放置したことなどが考えられます。

また、環境的問題でカビが生えてしまうことがあります。普段車を停めている駐車場が日が当たらない場所であったり、風通しの良くない場所であったりすると、シートにカビが生えやすくなります。

シートのカビ取りの方法

シートのカビを除去するには、エタノールや酸素系漂白剤を使います。カビキラーや塩素系の漂白剤では、シートの色が落ちてしまうので注意しましょう。

車のシートは丸洗いが出来ないため、まずはカビを浮かせる必要があります。エタノールや酸素系漂白剤を染み込ませた布やペーパーをカビの部分に湿布したり、トントンと叩くようにして、水分をシートに染み込ませます。

しばらく放置した後、乾いた布や濡れた布でエタノールや漂白剤をしっかり落とします。カビの状況によっては、これを数回繰り返します。

最後にドライヤーやアイロンなどの熱で乾かせば完了です。あまり高温で乾かすとシートが傷んでしまうので、温度には注意して乾かしましょう。

なお、エタノールや酸素系漂白剤でも、シートの色によっては色落ちしてしまう可能性があります。まずは隅の方の目立たない場所で試してみて、シートの色が変わらないことを確かめてから、カビ取りの工程に移ることをおすすめします。

シートの色を変えずにカビ取りする方法は?

基本的には、上記の方法でシートのカビを落とせますが、やはり色落ちが気になる方もいるでしょう。

シートの色を変えずにカビを除去する一番確実な方法は、ルームクリーニングを行っている業者に依頼することです。費用はかかりますが、臭いまでしっかりと落としてもらうことができます。

シートに生えてしまったカビの除去にはこのような方法がありますが、やはりカビを生やさないことが一番です。

シートに食べ物などをこぼしたり、汗や雨で濡れてしまった際には、汚れや水分をしっかり拭き取りましょう。また、しばらくドアや窓を開けるなどして風通しを良くし、しっかり乾かすようにするとよいでしょう。

まとめ

今回は、車のシートにカビが生える原因や、シートのカビを除去する方法、カビ防止の方法について解説しました。

車のシートは、食べこぼしや飲みこぼしの汚れや、汗・水などの浸水を放置するほか、日当たりや風通しの悪い駐車場に日頃車を停めているとカビが生えやすくなってしまいます。

シートのカビを除去する際は、シートの色が落ちにくいエタノールや酸素系漂白剤を使用し、これらを拭き取ったらドライヤーやアイロンなどの熱で乾かせば完了です。

ですが、シートの色落ちを気にせず確実にカビを落としたい方は、ルームクリーニングを行っている業者に依頼することをおすすめします。

日頃からシートの汚れや水分はすぐに拭き取るなど、カビ防止を意識していきましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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