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コーティング・クリーニング
更新日:2024.04.08 / 掲載日:2024.04.08

ホイールコーティングを解説!プロのおすすめコーティング剤も紹介

ホイールコーティングは、運転で付着するホコリや汚れ、熱による劣化などからホイールを守る役割があります。この記事では、ホイールコーティングの効果やおすすめのコーティング剤、コーティングをそれぞれ解説します。ホイールを長持ちさせたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.ホイールコーティングの効果

ホイールコーティングの効果は、主に次の4つがあります。

1.汚れの付着軽減
2.熱による劣化の防止
3.塩害からの保護
4.手入れの負担の軽減

(1)油汚れの付着軽減

車の運転中は、ブレーキダストや道路上の汚れ、油分などがホイールに付着します。付着した油分が固まって長期間経過すると、汚れを落としにくくなってしまいます。ホイールコーティングを施すことで、これらの汚れや油分が直接付着するのを防ぎます。

(2)熱による劣化の防止

ホイールは走行中に発生する熱やコンクリートからの熱にさらされると、劣化して変色したり塗装が剥離したりしてしまいます。ホイールコーティングをすることで、ホイールの耐熱性を高めて劣化を防止できます。

(3)塩害からの保護

雪が降ったとき、道路にまかれる融雪剤には塩化カルシウムが含まれています。塩化カルシウムには「塩」が入っており、ホイールのサビの発生を促進してしまうのです。ホイールコーティングには塩害を抑制する効果もあるため、ホイールを塩化カルシウムから保護してくれます。

(4)手入れの負担の軽減

ホイールコーティングを行うことで、ホイール表面に被膜が形成され、ブレーキダストや油汚れがホイールに付着しにくくなります。洗車によって汚れを洗い流しやすくなることで、メンテナンスの手間と時間が短縮できる他、ホイールの外観も美しく保ちやすくなります。

2.自分でホイールコーティングする手順

自分でホイールコーティングを施工するには、次の手順を参考にしてください。

1.必要な道具を準備する
2.ホイールを洗う
3.鉄粉を取り除く
4.脱脂作業を行う
5.ホイールコーティング剤を塗り込む
6.ホイールコーティング剤を拭き上げる
7.ホイールコーティング剤を乾燥させる

(1)必要な道具を準備する

ホイールコーティングを行う際は、次に紹介する道具を事前に用意してください。

・スポンジ:ホイールを洗った後、汚れを洗い流すのに使います。
・マイクロファイバークロス:水分の拭き取りやコーティング剤の拭き取りで使用します。複数枚用意しておいて、水分の拭き取りやコーティング剤の拭き取りで別々のクロスを使えるようにしましょう。
・ホイールクリーナー:アルカリ性の洗剤で、油分を浮かして落としやすくします。
・鉄粉除去剤:ホイールに付着したブレーキダスト(鉄粉)を取り除くための溶剤です。
・鉄粉除去粘土:ブレーキダストを擦って取り除くために使用します。
・脱脂クリーナー:ホイールに付着した油分を取り除くための溶剤です。
・ホイールコーティング剤:ホイール専用のコーティング剤です。おすすめは後ほど紹介するので、購入時の参考にしてみてください。

(2)ホイールを洗う

高圧洗浄機やホースの水圧を用いて、ホイールに付着した大きな汚れや異物を落としましょう。走行後でホイールに熱がある場合は、この工程でしっかり冷却しましょう。その後はホイールクリーナーをホイール全体に吹きかけて、スポンジでホイール全体を洗いましょう。

(3)鉄粉を取り除く

鉄粉除去剤をホイールに吹きかけて、3分ほど放置します。鉄粉除去剤と鉄粉が反応して紫色に変色したら、水で洗い流しましょう。この工程を2〜3回繰り返し、反応が出なくなれば完了です。どうしても取りきれない場合は鉄粉除去粘土で取り除きましょう。

(4)脱脂作業を行う

脱脂クリーナーで、ホイールに付着した油分を完全に取り除きます。脱脂クリーナーをクロスに染み込ませ、ホイール表面に塗り込んでいきましょう。その後、乾いたクロスでホイール全体を拭き上げてください。

ここまでの工程で、ホイールに付着している汚れを完全に取り除くことで、コーティング剤の効果を長く持続させられます。ここで紹介するなかで、脱脂作業がもっとも大切な工程です。クロスの届かない所などは、ブラシや綿棒などを使ってしっかり脱脂しましょう。

(5)ホイールコーティング剤を塗り込む

ホイールコーティング剤を、塗りムラが生じないようにまんべんなく塗り込んでいきます。ホイールコーティングは長時間経過すると徐々に硬化して拭き取れなくなるので、なるべくスピーディに作業を進めてください。

(6)ホイールコーティング剤を拭き上げる

ホイールコーティング剤を塗り込んだ後、クロスでコーティング剤を拭き上げます。力を入れすぎずに、コーティング剤を均一に広げて余分なコーティングを優しく拭き上げるイメージで行いましょう。表面に少しだけコーティング剤が残るようにすることで、被膜による撥水効果や汚れを防ぐ効果を高められます。

(7)ホイールコーティングを乾燥させる

最後にホイールを乾燥させて、ホイール表面にホイールコーティング剤をしっかり定着させましょう。ホイールコーティングの乾燥と被膜の定着には、15〜30℃程度が必要とされています。寒い季節でホイールコーティングを行った場合は、ドライヤーで30分ほどかけてホイールを乾燥させていきましょう。

ホイールコーティングを行った後は、水気を避けるために、1日程度は車を運転しないようにしてください。洗車も同様で、ホイールコーティングから1日空けるようにしましょう。

コーティング剤が余った場合は、乾燥工程が終わった後にコーティング剤を塗る工程から乾燥工程まで(5〜7)を、もう一度行うとより効果的です。2度塗りによって、よりコーティングの効果が得られやすくなります。

3.プロおすすめのホイールコーティング剤5選

ここでは、プロの目線で考えた「おすすめのホイールコーティング剤」を5つピックアップしました。どのコーティング剤を選ぼうか悩んだ人は、これらの商品を参考にしてみてください。

(1)ピカピカレインホイールコーティング|ピカピカレイン

出典:ピカピカレインホイールコーティング|ピカピカレイン

約1年間の耐久性を持ち、高い耐熱性能で愛車のホイールを劣化や汚れから守ります。コーティング剤、施工用スポンジ(2個)、マイクロファイバークロス(1枚)、施工説明書がついたセットです。

商品名特徴容量価格
ピカピカレインホイールコーティング1年間の耐久性。スポンジ、クロス付20ml2,980円(税込)

(2)CCグロスゴールド ホイールコーティング|ProStaff

出典:CCグロスゴールド ホイールコーティング|ProStaff

スプレータイプ剤で、洗車後に濡れたままスプレーしてコーティングできます。ホイール約60本分の容量なので、回数を気にせず使えます。

商品名特徴容量価格
CCグロスゴールド ホイールコーティングスプレータイプ。ホイール約60本分の容量200ml販売店による

(3)ホイールコーティング|SurLuster

出典:ホイールコーティング|Amazon

1カ月に1度の使用で、ブレーキダストのこびりつき汚れなどからホイールを保護します。スプレータイプで簡単に使用できます。

商品名特徴容量価格
ホイールコーティングスプレータイプで1ヶ月に1度使用200ml2,178円(税込)

(4)エクストリーム プロテクティブ ホイールコーティング|SONAX

出典:SONAX エクストリーム プロテクティブ ホイールコーティング|晴香堂

スプレータイプで簡単に使用でき、高い撥水性でホイールを保護します。アルミ・スチール・クロームメッキホイールに対応。耐久期間は6週間です。

商品名特徴容量価格
エクストリーム プロテクティブ ホイールコーティングスプレータイプで耐久期間は6週間250ml2,580円(税込)

(5)ホイールクリスタル|洗車の王国

出典:ホイールクリスタル|洗車の王国

約1年の耐久性を持ち、アルミホイールだけでなく、メッキ・スパッタリング・カラー塗装、ポリッシュ加工などのホイールに使用できます。

商品名特徴容量価格
ホイールクリスタル約1年間の耐久性。幅広いホイールに使用可能50ml2,598円(税込)

4.ホイールコーティング後のメンテナンスのコツ

ホイールコーティング後は、以下の4点に注意して定期的なメンテナンスを行い、コーティングの効果を長持ちさせていきましょう。

・こまめに洗車する
・コーティングメンテナンスを行う
・カーシャンプーは中性か弱アルカリ性
・半年〜2年おきに塗り直す

(1)こまめに汚れを洗う(劣化を防ぐ)

ホイールコーティング後のメンテナンスとして最も重要なのが、こまめに汚れを洗うことです。特に、ホイールに付着したブレーキダストや土砂は、放置するとコーティングへのダメージに繋がります。洗車の頻度は、1ヶ月に1回が理想的とされています。車の汚れを放置せず、適度に洗車を行ってコーティングの被膜の劣化を防ぎましょう。

(2)コーティングメンテナンスを行う

2〜3ヶ月に1回の頻度で、コーティングメンテナンスを行いましょう。洗車作業でホイール表面の汚れを洗い流した後、コーティングメンテナンスをスポンジに含ませてホイールに塗り込みます。最後に、水洗いとクロスでホイールを拭き上げてください。これにより、被膜の撥水効果や汚れを防ぐ効果を維持しやすくなります。

(3)カーシャンプーは中性か弱アルカリ性

ホイールコーティング後のメンテナンスでは中性タイプ、または弱アルカリ性タイプのカーシャンプーを使うようにしましょう。これらのシャンプーはコーティングに対して優しく、コーティングの効果を長持ちさせる効果があるからです。逆に、強アルカリ性や強酸性のシャンプーはコーティング剤を剥がす可能性があります。

(4)半年〜2年おきに塗り直す

ホイールコーティングは、他のコーティングと同様に「一度塗ったら効果はずっと続く」というものではありません。一般的に、ホイールコーティングの寿命は半年〜1年とされています。こまめにお手入れをしていれば、1〜2年程度まで長持ちさせることが可能です。

普段のメンテナンスの頻度を考えつつ、半年〜2年おきのスパンでホイールコーティングの塗り直しましょう。

5. ホイールコーティングを試してみたい人は、グーネットピットにお問い合わせください

ホイールコーティングによって、ホイールの劣化を防ぎ長持ちさせたり、キレイな状態をキープしたりできます。今回ご紹介した手順やおすすめのホイールコーティング剤を使って、皆さんもホイールコーティングを試してみてください。

ホイールコーティングを自分で行うよりも、プロに任せたいという人は、お気軽にグーネットピットにご相談いただけると幸いです。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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