車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29
車の代車返却時はガソリンを満タンにするべきか
車検や修理の時などに乗る機会のある「代車」。自分の車以外あまり乗る気がしなくても、必要に応じどうしても乗らないといけない場合があります。また、乗ればガソリンを消費します。そこで気になるのは代車を返す時のガソリンです。代車を受け取った時に満タンだったガソリンは、返す時にも満タンにすべきでしょうか?

ひと昔前なら、代車のガソリンは満タン状態が多かったようです。それでも返却時の多くはきちんと満タンで返却されるのが一般的でした。しかし最近では、使った分を補充しない、ガソリンが全てなくなるまで乗りまわす等の利用者が増え始め、業者の方でもガソリンの経費を抑える為に様々な対策を取るようになってきたのです。
マナーの基本は「現状がえし」
そのような代車を扱う車関係の業者の人が口をそろえて言うのは、「せめて現状で返してほしい」という意見です。代車を貸し出す時のガソリンは満タン状態で貸す業者、10Lだけ入れる業者、5Lだけ入れる業者と、対応はまちまちです。借りた代車によってガソリンの量は違うと思いますので、10Lだけのタンクを満タンにして返せと言うわけではなく、せめて自分で乗って消費した分くらいはガソリンを補充して返しましょう。
また、業者によってはあらかじめ「返却時のガソリン」について条件を提示してくる事もあります。業者側から提示されている場合は素直に従いましょう。代車の「現状返し」で代車を引き渡せば、貸した側にも「マナーのあるお客様」という印象を受けるはずです。車検やちょっとした修理で世話になる所ならば、せめて最低限のマナーは守りましょう。
ガソリンもですが、代車を大切にしない利用者に対して業者はいつまでもいい顔をしてはくれません。業者と良い関係を続けるためにもある程度のマナーは必要という事を念頭におきましょう。