車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29
一般的な車検に必要な書類と手続き方法
車の「保安基準」を満たしているかの検査をする「継続検査」別名「車検」。2年に一度やってくるこの「車検」ですが、2年に一度ゆえに揃える書類やその手続きなどうっかりとしてしまう事もあるでしょう。一般的に車検に必要な書類と車検の手続き方法をご紹介します。

車検には国の認証整備工場や民間整備工場、ディーラーなどで車検を依頼する方法と車のユーザーが自分で車検をする方法があります。それぞれに必要書類が違ってくるので下記にまとめました。
<認証整備工場・民間整備工場・ディーラーなどで車検を依頼する場合の必要書類>
・車検証
・自動車損害賠償責任保険証明書
・自動車税納税証明書(継続検査用)
自動車納税証明書は以下の条件を満たしている場合に省略できます
・自動車税を滞納していない
・自動車税を納付してから4週間は経過している
・富山県・福井県・長野県・岐阜県・三重県・大阪府・兵庫県・鳥取県・岡山県・愛媛県・佐賀県・鹿児島県のナンバーではない(引っ越しや売買などで年度内に該当の府県ナンバーだったこともない)
車検の時期はかかりつけの整備工場やディーラーなどから案内される場合もありますが、依頼先によって車検費用に佐賀あるので自分で納得のいく整備工場を探すという手もあります。車検を業者に依頼する場合は、必要書類を用意すれば手続きや車検の予約、他の書類などは業者が行ってくれるので面倒な手間はありません。上記の書類だけきちんと揃えましょう。
<ユーザー車検を受ける場合の必要書類>
・車検証
・自動車損害賠償責任保険証書(新旧2枚が必要)
・自動車納税証明書(継続検査用)
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
・定期点検整備記録簿
上記の書類のうち「自動車検査票」「自動車重量税納付書」「継続検査申請書」「定期点検整備記録簿」は車検当日までに用意できれば大丈夫です。陸運局にすべてそろっています。また「自動車損害賠償責任保険証明書」は車検を受ける前までに、新たに保険期間の継続手続きを行う必要があります、これは車検当日、運輸支局周辺に保険代理店がたいていありますのでそちらで依頼し加入する事も可能です。業者依頼の車検同様「自動車納税証明書」(継続検査用)は以下の条件を見たしている場合に省略できます。
・自動車税を滞納していない
・自動車税を納付してから4週間は経過している
・富山県・福井県・長野県・岐阜県・三重県・大阪府・兵庫県・鳥取県・岡山県・愛媛県・佐賀県・鹿児島県のナンバーではない(引っ越しや売買などで年度内に該当の府県ナンバーだったこともない)
「定期点検整備記録簿」は法定点検が終わっている場合のみ必要で、車検後に定期点検を行う場合は不要です。
車検の手続き方法
車検を行う場合、普通車は最寄りの陸運局(または支局)に、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に予約を入れる必要があります。整備工場やディーラーで車検を依頼する場合は必要書類さえ揃えてしまえばあとは業者にお任せなので特に面倒な手続きは必要ありません。自分で車検を行うユーザー車検の場合は自分で予約を入れます。ユーザー車検の手続きは以下の通りです。
ユーザー車検を行う場合の流れ
(事前)
ユーザー車検をするために陸運局(または支局)へ予約する
↓
自分の車が車検に受かる状態かセルフチェックをする
↓
必要書類がそろっているかを確認
↓
事前にネットなどで車検場の流れをチェックしておく
↓
車検費用を計算して費用を用意しておく
(当日)
整備状態が気になる場合は当日に予備検査場で最終調整をする(有料)
↓
自動車重量税・検査手数料を支払う
↓
自賠責保険継続加入の手続きを行う
↓
納税確認窓口に納税確認をしてもらう
↓
書類一式を用意して車検の受付をする
このような一連の手続きを済ませていよいよ車検を行います。ユーザー車検は業者を通さない点で費用が安く済むというメリットがありますが、車に精通している人でないと車検に通る事が難しいとされています。かえって修理やメンテナンスで割高になるケースなどもあります。車検を通す時はユーザー車検よりも整備工場やディーラー等に依頼してプロの手で通してもらう事が一番安心です。