車検・点検・メンテナンス
更新日:2017.01.19 / 掲載日:2017.01.19
冬の車の窓ガラスが凍る・曇る(曇り)対策について

冬などに車の窓ガラスが凍ったり曇ったりすることがよく起こります。
車の窓ガラスに付いた氷や、曇りなどは、一つ間違えると事故の原因ともなりかねません。
事前に対策をとることで、なるべく防ぎたいものです。
今回は、冬の車の窓ガラスが凍る現象や、
曇ってしまう現象に対する対策について見ていきましょう。
冬の車の窓ガラスが凍る対策は?
まず、毎日氷点下の気温が続き、窓ガラスが凍るような場合には、
フロントガラスに凍結防止用カバーをつけておくのが、時間も短く済んで簡単です。
特に屋外の駐車場などに車を止めている場合などには、最も有効な対策です。
また、フロントガラスガラスコーティング剤を使用して撥水加工しておくと、
凍結はするものの、解氷が簡単にできます。
夜間など、長時間車を止めている場合は、
ワイパーを立てておくことで、氷などを除去する作業がやりやすくなります。
ウォッシャー液も凍結防止用を使用しましょう。
車の窓ガラスが凍ったらどうすればいいの?
窓ガラスが凍った時には、エンジンをかけてエアコンを作動させ、
吹き出し口をデフロスターに設定して、しばらく放置し、徐々に氷を溶かしていきましょう。
すぐに対策をしたいのであれば、解氷スプレーを活用する方法もあります。
解氷スプレーがあれば、凍った窓を短時間で解消し、視界を確保できるようになります。
また、氷を取り除くには、
雪ブラシ、アイススクレーパー、アイスカッターなどを使用すると安全に取り除くことができます。
車の窓ガラスが凍った時の注意点は?
窓ガラス付いた氷などを、焦って手で取り除こうとすると、怪我をする危険もあります。
安全のためにも、なるべく雪ブラシなどの器具を使うようにしましょう。
様々な方法で、うまく氷を溶かしたとしても、
その後にフロントガラスが濡れたままで走行すると、再度、水分が氷結することがあります。
必ず水分は綺麗にふき取ってから走行するように心がけることが重要です。
車の窓ガラスが曇らないようにする(曇りを抑える)対策とは?
外気温と車内の気温の差が激しいほど曇りやすくなりますので、
冬場など窓を閉め切って暖房を入れると、窓ガラスが曇りやすくなります。
冬場などには、車内と車外の気温差に注意するようにしましょう。
また、湿度が高い時やガラスの汚れも、窓ガラスが曇る原因となります。
エアコンで外気導入をしたり、
常日頃からクリーナーなどで窓ガラスを綺麗にしておくことが大切です。
エアコンフィルターも車検ごとに取り換えることが望ましいと言えます。
車の窓ガラスが曇ったらどうすればいいの?
最も手っ取り早い方法は、窓を開けて気温差をなくすことです。
これで一旦は解決されます。
冬場などで窓ガラスを開け続けたくないケースでは、デフロスターを使用します。
これは、フロントガラスや側面ガラスが曇ることを防ぐもので、
エアコンから窓に向けて送風されるようになります。
冬場などは、足元への暖房とデフロスターの状態で使用すると非常に有効な方法となります。