車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.05.21 / 掲載日:2015.05.21
中古車に雨漏りがあった場合のクレームは受け付けてくれる?

車は何万個もの部品やパーツを組み合わせて製造されている製品であり、
正確に作業を進めているにもかかわらず、
不具合が起こることもあります。
また、部品やパーツの劣化により、
不具合が生じることも少なくありません。
万が一、中古車に雨漏りがあった場合、
クレームとして受け付けてくれるのでしょうか?
中古車の雨漏りは購入時に気づきにくい
車に関する不具合やトラブルはさまざまありますが、
例えば中古車を購入後に雨漏りを発見してしまった場合は、
それをクレームとして中古車業者が受けてくれるのかどうかです。
中古車は新車とは異なり試乗せずに購入される方も多いですし、
例え試乗した場合でも雨の日に運転をしなければ、
雨漏りに気が付くこともありません。
新車の場合は雨漏りに対する補償がついているのですが、
中古車の場合は業者がそれに対して、
どのような対応をしてくれるのかが気になります。
雨漏りにいつ気が付いたのかが重要
業者に対して中古車雨漏りのクレームをあげることはできますが、
購入時点で雨漏りの可能性があったのかどうかを見極める判断ポイントとして、
中古車が雨漏りしていることに、いつ気が付いたのかが重要になります。
購入してから数か月経過して雨漏りに気が付いてしまった場合は、
部品やパーツの劣化により生じた雨漏りであると指摘されてしまう可能性も高く、
中古車購入時点で雨漏りを起こす可能性はなかったと、
中古車業者側に言われしまう可能性も考えられるからです。
そのような場合は、修理や交換を業者に対して依頼することは難しくなり、
自分で修理費用を支払うことになります。
購入してから1か月以内の雨漏り発見であれば、
購入時既に雨漏りの可能性があったと考えられますので、
中古車業者に対して強くクレームをあげることができます。
雨漏りが見つかったときの対応について
購入した中古車で雨漏りを見つけてしまったときは、
中古車を販売した業者が対応してくれることがありますが、
その場合は交換ではなく基本的には修理による対応となります。
また雨漏りの度合いが酷いときは、
走行性や安全性にも大きく影響が出てしまうため、
場合によっては返品するという措置がとられることもあります。