車検・点検・メンテナンス
更新日:2016.01.21 / 掲載日:2016.01.21
車の革ハンドル(本革ステアリング)のお手入れ方法

革ハンドル(本革ステアリング)は触り心地のよいハンドルといえます。
しかし、ハンドルも、車のその他の部分と同じように経年劣化していきます。
では、革ハンドルはどのようにお手入れをしたら良いのでしょうか。
革ハンドル(本革ステアリング)のお手入れ方法
車を買った時は汚れも付いてなくて綺麗な革ハンドルですが、
ハンドルを握っているうちに手から出た汗や皮脂などで徐々に汚れていきます。
革ハンドルの表面はでこぼこしており、そこに皮脂などが入り込む事で汚れてしまうのです。
汚れが目立たない状態であれば、綺麗なタオルで拭く程度で問題ありません。
汚れが目立ってきたら、水でぬらした目の細かいや柔らかいタオル、
メラミンスポンジを用いて汚れを落としていきます。
まず、メラミンスポンジを水でぬらし、ハンドルの汚れている部分を軽く擦ります。
強く擦り過ぎてしまうと、革ハンドルの塗装がはがれてしまう可能性もあるので注意が必要です。
そして、水でぬらしたタオルで優しく拭きます。
また、あまりにも汚れがひどい場合や塗装がはがれてしまっている場合は、
完全に綺麗にすることはできないので、
そのような場合には補修を検討してみるのも良いかもしれません。
革ハンドルのお手入れの際に気をつける点
革ハンドルのお手入れの際に、
保護剤やワックスなどを使用するのはなるべく避けた方がよいでしょう。
保護剤やワックスなどを使うとハンドルがべたついてしまったり、
変なツヤが出てハンドルのさわり心地に変化が起きてしまうことがあります。
ツヤをだす場合は、ベビーローションやハンドクリームなどを使用すると良いでしょう。
尚、ローションなどを塗る際にはハンドルの目立たないところに少しつけ、
問題ないか確かめてから塗るようにしましょう。
革ハンドルを綺麗な状態で使い続けるためには、こまめなお手入れが大切といえますが、
毎日のお手入れは大変になりますので、汚れてきたなと感じたらお手入れをすると良いでしょう。