車検・点検・メンテナンス
更新日:2014.12.01 / 掲載日:2014.12.01
車のメンテナンスで知っておくと便利な豆知識

愛車を長持ちさせたいなら、定期的なメンテナンスが欠かせません。
車のメンテナンスには専門的な知識は必要ありません。
誰でも簡単にできるメンテナンス法を紹介します。
洗車は簡単にできる車の健康診断
実は洗車が車の健康状態を把握する重要なカギを握っています。
自宅や洗車場の場合、ふき取り作業をする際、車の外観の状況が分かります。
石や砂利などによって、知らないうちに傷がついていたりします。
特に塗装面の弱い軽自動車は、すぐにサビつきの原因になるからやっかいです。
軽自動車は車輪周りや側面下部の塗装が比較的弱く、
この部分にサビが見られることが多いのです。
日常的な洗車で傷を見つけたら、カー用品店で補修材を購入してケアするのが一番です。
特に沿岸地域に住むユーザーは、塩害の影響もあるので、1週間に1度の洗車が理想です。
下回りを重点的に洗うことがポイント
冬は降雪地ユーザーにとって、
道路上にまかれる塩化カルシウムの融雪剤が難敵になります。
車のボディーを腐食させる成分があり、ひと冬で新車がサビるケースもあります。
北海道・東北などの降雪地ユーザー以外も安心できません。
都内などでひとたび、大雪が降ったら、大変なことになります。
道路の構造上、雪道の設計になっておらず、融雪剤をまく量が凄まじいからです。
雪が溶けて路面が乾いても、しばらく融雪剤の成分が残留します。
雪が降ったらあとに車に乗る場合、必ず下回りも洗車しましょう。
定期的にチェックするエンジン関係
エンジン関係のメンテナンスは、オイル交換です。
3000~5000kmごとの交換を推奨されたり、半年ごとの期間だったりと迷います。
走らなくてもオイルの劣化は日々進みます。
車の使用頻度や状況によって変わりますが、
だいたい春と秋の年2回の交換が目安です。
春には夏の時期に備えて粘度を少し上げ、
秋は冬を見据えて粘度の低いオイルに交換するのが理想です。
オイル交換が適切だと、10年経ってもエンジンが快調です。
負担にならない範囲で愛車の手入れを
洗車は休日に30分もあればできます。
自動洗車機の場合、洗車後に車のボディー回りをチェックして傷の有無を確認してください。
オイル交換はカー用品店などで、最短15分ほどで完了します。
手軽に簡単にできるこの2つのメンテナンスだけでも、車は長持ちします。
メンテナンスは負担にならず、ポイントを絞って行うことがポイントです。