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車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.10.21 / 掲載日:2024.10.21

日産のディーラー車検は高い?特徴と費用|依頼する際の流れも紹介

ディーラー車検は、一般的に費用が高いといわれています。しかし、実際の費用は車種や年式、サービス内容などによって大きく異なります。また、点検パックを利用することで、車検費用を安くおさえることも可能なため、一概に高いとはいえないでしょう。

この記事では、日産のディーラー車検の特徴や費用、車検の流れをくわしく解説していきます。さらに、車検費用をおさえるためのポイントも紹介していますので、最後までご覧いただけると幸いです。

1. 日産のディーラー車検の特徴

日産のディーラー車検には、ほかの車検サービスとは異なる独自の特徴があります。そのため、日産のディーラー車検は、民間業者の車検と比較して高いと感じることがあるでしょう。

しかし、これらはユーザーに安心と信頼を提供し、愛車を最適な状態に保つことを目的としています。

それでは、日産のディーラー車検の主な特徴を4つご紹介します。

(1)日産認定の専門技術者による点検

日産のディーラー車検では、日産認定のプロの整備士によって愛車の状態を隅々まで丁寧に点検しています。

日産では、高品質なサービスを提供するため、「日産サービス技術修得制度」という独自の資格制度を設けています。この制度には、以下のような特徴があり、整備技術の向上とユーザーの満足度の向上が目的です。

1.段階的な資格試験

技術者の成長に合わせて、複数のレベルに分かれた試験を実施している

2. 集合教育

最新の技術や知識を学ぶための研修を定期的に開催している

3. 技術力の向上

車両整備に関する専門的なスキルを磨くことに重点を置いている

4. 応対力の強化

お客様とのコミュニケーション能力も重視し、顧客満足度の向上を目指している

全国の日産販売会社には、この制度の資格を保有しているプロの整備士は約17,000名(2019年1月現在)在籍しています。

さらに、本資格制度にはマスターテクニシャン(保有者約530人)とマスターテクニシャンHITEQ(保有者約250人)と呼ばれる上位資格があります。マスターテクニシャンの育成をつうじて、さらなる高度な整備技術力とサービス品質の向上を目指しています。

(2)最新技術を使用した点検

日産ディーラーでは、目視では確認できない車の状態を、最新技術を駆使した点検によって把握しています。

独自開発した最新の電子診断機「コンサルト」を利用することで、エンジンやトランスミッション、ブレーキ、バッテリーなど、電子制御化されたシステムの状態を正確に診断します。

診断結果はプロの整備士が診断シートを用いて、丁寧にわかりやすく伝えてくれるため、車に関する専門知識が少ない人でも安心です。

電気自動車特有の点検項目にも対応しており、幅広い車種において、安心・安全なカーライフをサポートしてくれるでしょう。

(3)交換部品は純正部品を使用

日産のディーラー車検では、部品交換が必要な際は日産純正部品を使用しています。

厳しい品質基準をクリアした純正部品は、安全性と信頼性に優れているだけでなく、車種との適合性も高いのが特徴です。

そのため、日産車の性能を最大限に引き出し、快適な走りを実現します。

さらに、万が一、部品交換が必要になった場合でも、純正部品であれば迅速な手配が可能となり、スムーズな対応を受けられます。

(4)整備保証制度の適用

日産ディーラーでは、車検後も安心して乗れるよう、独自の整備保証制度を提供しています。

万が一、交換や修理などの整備を実施した箇所において、整備後6カ月または走行距離1万km以内に不具合が発生した場合、無償で修理を受けられます。

2. 日産のディーラー車検の費用

エンジンルーム内の点検(イメージ)

車検を受ける際、どこに依頼しても基本的に発生するのが「法定費用」と「非法定費用」です。さらに、車種や追加整備の有無、依頼する車検業者などによって車検費用は変動します。

そこで、法定費用・非法定費用の内訳や日産の車検メニュー、日産車の車検費用の例をご紹介しましょう。

(1)法定・非法定費用とは

車検を受ける際は、「法定費用」と「非法定費用」がかかります。

法定費用は、法律によって定められた費用になるため、どの車検業者に依頼しても金額は一律です。具体的には、以下の項目が法定費用になります。

・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代

これらの費用は、どの車検業者に依頼しても一律で変わりません。一方、非法定費用は、車検業者ごとに独自で設定する費用のことです。

・車検基本料
・部品交換費用

などが、非法定費用にあたります。

車検業者によって、整備内容やサービス内容が異なるため、非法定費用は依頼する車検業者によって変動します。

法定費用と非法定費用について知りたい場合は、下記の記事でくわしく解説していますのでこちらをご覧ください。

(2)日産車 車種別の車検費用の例

車検済みの車(イメージ)

車検費用は車種や車両重量、エンジン排気量によって異なります。ここでは、日産の代表的な車種を例に、車検費用がどれくらいかかるのかをご紹介しましょう。

また、ディーラーで車検を受ける場合、同時に24カ月点検を受ける必要があるため、基本料金には24カ月点検費用が含まれています。

①軽自動車:ルークス

・自賠責保険24カ月分加入
・自動車重量24カ月分まとめて支払い(エコカー減税対象)

自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
17,540円5,000円1,600円(1,800円)45,000〜55,000円69,140〜79,340円

②普通自動車:ノート(車両重量1.5t未満)

・自賠責保険24カ月分加入
・自動車重量24カ月分まとめて支払い(エコカー外)

自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
17,650円24,600円1,600円(1,800円)50,000〜60,000円95,650〜105,850円

③普通自動車:セレナ・エクストレイル(車両重量2t未満)

・自賠責保険24カ月分加入
・自動車重量24カ月分まとめて支払い(エコカー外)

自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
17,650円32,800円1,600円(1,800円)50,000〜60,000円102,050〜112,250円

(3)安心サポートメニュー

日産のディーラー車検では、ユーザーのニーズに合わせて、安心サポートメニューが用意されています。

①メンテプロパック

メンテプロパックとは、6カ月ごとの定期点検とオイル交換をお得な料金で受けられるパックです。定期的な点検費用とメンテナンス料をおさえたい場合は、利用を検討しましょう。

メンテプロパックには、以下のようなメリットがあります。

プロの整備士による点検

プロの整備士が、継続的に愛車を点検・整備し、サポートしてくれる

自分に合ったプランを選べる

車の使用頻度や年数、予算に合わせて、最適なプランを選べる

全国の日産ディーラーで利用可能

居住地が変わっても、全国どこの日産ディーラーでも利用できる

条件を満たせば途中解約も可能なため、カーライフに合わせて、柔軟に利用できる点も魅力です。

②グッドプラス保証

グッドプラス保証とは、新車購入時や初回車検時などに加入できる延長保証です。

メーカー保証やディーラー保証終了後も、わずかな負担で2年間保証延長でき、突然の修理費用が発生した場合でも、経済的な負担を軽減してくれます。

国内全メーカーの乗用車が加入できるため、日産車以外でも万が一の故障やトラブルにも安心です。

メンテプロパックとセット購入することで、約5%の割引を受けられるため、どちらか一方ではなく、同時加入を検討してもよいでしょう。

3. 日産のディーラー車検の流れ

日産のディーラーで車検を受ける際の流れは、以下のとおりです。

(1)車検予約受付

電話やWebサイトから予約します。車の状態や要望などを入力し、希望の日時を伝えます。

(2)来店・受付・サークルチェック

予約した日時にディーラーへ車を持ち込みます。受付で車検に必要な書類などを提出し、整備士と車体全体の状態を確認したら、気になる点や車の状態を伝えます。

車検の際に用意するもの
・車検証
・自動車税納税証明書
・自賠責保険証明書
・印鑑
・諸費用

(3)受入れ点検

消耗部品や追加整備が必要な箇所を優先的に、エンジンや足回り、電装系統など、車検の点検項目をチェックします。

(4)中間報告・見積り説明

整備士から点検結果に基づき、以下の説明をおこないます。

・車の状態
・部品交換、追加整備の必要性
・見積もり

不明点があれば質問し、追加整備する内容を決定します。

(5)継続整備・完成検査

法定24カ月点検の項目を丁寧にチェックし、中間報告・見積もり説明の際に決定した追加整備などを実施します。

(6)整備結果説明・精算

点検整備記録簿をもとに、実施した点検項目や交換部品の内容をわかりやすくご説明します。

料金に関しては、見積もりとの差異や追加整備が発生した場合、その内容を丁寧に説明し、問題なければ精算となります。

(7)アドバイス

車の健康状態を記録した「メンテナンスメッセージシート」などを使い、次回の点検時期や部品交換の推奨時期などをご説明します。

たとえば、エンジンオイルやオイルフィルターの交換時期、タイヤの摩耗状態、ブレーキパッドの残量などを、走行距離や使用状況を踏まえてアドバイスします。

(8)アフターケア

車検後、定期的に電話などで車の状態をお伺いし、なにか気になる点があれば相談できる体制を整えて、車検後も安心・安全なカーライフをサポートいたします。

4. 車検費用を安くおさえる方法

車内の様子(イメージ)

日産のディーラー車検を受ける際、メンテプロパックを利用する以外にいくつかの方法を組み合わせることで、車検費用を安くおさえられる可能性があります。

車検費用をおさえるための方法や、ポイントをご紹介します。

(1)日産のディーラー車検なら早期予約する

日産ディーラーでは、店舗や時期などによって、車検の早期予約割引を実施しています。早期予約することで混雑時期でもお得に、そしてスムーズに車検を受けられるのです。

早期予約者にプレゼント特典が用意されている場合もあるため、車検時期が近づいたら早めにディーラーのWebサイトや電話で確認してみましょう。

(2)車検費用をおさえるためのポイント

車検は法律で定められた義務なので、車を所有している限り必ず受けなければいけません。

しかし、法定費用の金額は決まっているものの、工夫次第で非法定費用をおさえることは可能です。

具体的には、以下の2つのポイントが重要になります。

1.車検を依頼するお店を慎重に選ぶ
2.自分で交換できる部品は先に交換しておく

これらの具体的な方法については、下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひこちらを参考にしてみてください。

5. 日産車の車検のことならグーネットピットにご相談ください。

日産のディーラー車検は、民間業者による車検と比較して高くなる傾向にありますが、それ以上に安心感を得られるという大きなメリットがあります。

そのため、点検パックや早期予約割引の利用を含め、車の状態や希望するサービス内容に合わせて民間業者と車検費用を比較し、最適な選択をしましょう。

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グーネットピット編集部

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自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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