車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.10.31 / 掲載日:2024.10.31
クルマの異常をピピッとチェック!「グー故障診断」実践してみた!【グー鑑定団 特別編#2】

中古車の状態をチェックする時は、どんなところに気を付ければいいんだろう?中古車購入で失敗しないためのポイントを、自動車鑑定のプロが伝授!グーネットがお届けするプログラム「買う前必見!クルマのミカタ!グー鑑定団」!
今回は特別編・第2弾! クルマの見えない部分の状態がよく分かる新サービス「グー故障診断」を実車で試してみました!
特別編・第1弾の記事はこちら >>
グー故障診断の特設ページはこちら >>
YouTubeのグーネットチャンネルにて、自動車購入に役立つプログラムがスタート!この番組では「中古車を安心・楽しく選ぼう」をテーマに、定番の人気モデルから憧れの輸入車まで、さまざまなクルマをピックアップ。鑑定歴20年・10万台以上のクルマを見てきたJAAA(日本自動車鑑定協会)の会員であるプロの鑑定師たちが、“グー鑑定団”として鑑定目線でクルマを紹介していきます。
「グー鑑定団」プレイリストはこちら >>
「グー故障診断」を使ってみました!“見えない部分”は、どう可視化される?

「グー故障診断」は、グーネットが2024年3月よりスタートした新サービス。前回、専用の「グー故障診断機」を使って診断を行うという解説がありましたが、実際にどのような流れで故障の有無を調べるのでしょうか。

前回に引き続き特別講師・松木さんがグー故障診断機を片手に登場! 今回は実際に中古車を使って診断の実演をしてくれるとのことですが、診断機のみでは診断書を発行することができないとのこと。ではどうするのかというと、松木さんがポケットから取り出したのはスマートフォン。「診断機を接続した後に、スマートフォンのアプリケーションでエラーコードを読み取って、アプリ内で診断書を発行します」とのことです。これにはグー鑑定団・団員の藤島知子さんも「診断ってコンピューターと繋ぐイメージがある」と驚いた様子でした。
いよいよ実演スタート!

今回はホンダ・フィットの中古車で実演。診断機を運転席下部に差し込み、アプリを操作して診断スタートです。ここで藤島さんから「検査時間ってどれくらいかかるんですか?」と質問が。松木さんによると「平均値で3分半くらい」とのことで、コンピューターの数や性能の多さによって所要時間が変わるのだそう。これには団長・小島さんも「早いですね」と声を上げます。

しばらく待つと、診断が終了。結果が診断書としてスマホに表示されます。今回は先進安全装置・カメラの項目に“要確認1個”の赤い表示がありました。診断書では異常が見つかった箇所がはっきりと表示されるので、どの部分で修理が必要なのか判断しやすくなっています。

主要項目として扱われるのは「エンジン」「トランスミッション」「パワーステアリング」「HV/PHV/EV」「ABS」「エアバッグ」「先進安全装備」の7つ。先進安全装備は「カメラ」「レーダー」「後方支援」「駐車支援」「Lidar」と細かく分類されます。主要項目に含まれなかった「その他」の箇所(クルーズコントロールやパワーウィンドウなど)も、別表で診断結果を表示。クルマの“見えない部分”の状態をくまなくチェックできます!
2024年10月から「電子装置の検査」(OBD検査)が車検に追加され、見えない部分の状態を知ることは今後ますます重要になってきます。そんなこれからのクルマ探しに、ぜひグー故障診断のマークが付いた中古車をチェックしてみてください!
今回の動画はこちら!
チェックポイントの数は100以上!第三者がクルマの状態を見極めた「グー鑑定」

内装・外装を5段階評価、機関の不具合の有無、そして骨格の異常の有無と3段階評価を鑑定書としてまとめたグー鑑定の、プロの鑑定師によるチェック項目は100以上。車種や状態などによって項目数が変わり、多い時には300~400もの項目を見ていくこともあるとか。私たち一般ユーザーでは見抜くことが難しい中古車の状態を、第三者機関の鑑定師が細かくチェックした鑑定書は、購入の際の大きな判断材料となります。

(右画像)「絞り込み検索」で、グー鑑定付きの車を絞り込むこともできます!
第三者の視点でクルマの状態を見極めた「グー鑑定」は、きっとあなたのクルマ探しにも役立つはず!グーネットで中古車を検索したときに表示される「グー鑑定」のマークと「車両状態評価書」のボタンが、グー鑑定付き車両の目印!検索のときには、「絞り込み検索」の機能が便利です。
グーネットでクルマを探すときには、ぜひグー鑑定付きのクルマをチェックしてみてくださいね!