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車検・点検・メンテナンス
更新日:2024.12.11 / 掲載日:2024.12.11

日産セレナの車検費用を徹底解説!相場や内訳、かしこく安く済ませる方法

長年愛されている日産セレナ(SERENA)は、ファミリーカーとして多くの人に選ばれています。広々とした室内空間や、安定した走行性能など、家族でのドライブを快適にする魅力満載な車です。

しかし、車を持つ以上は維持費について考える必要があります。とくに、定期的に訪れる車検費用は、大きな負担となるでしょう。

「セレナの車検費用は、一体いくらかかるのか?」
「費用をおさえる方法はあるのだろうか?」

このような疑問をお持ちの人は、多いのではないでしょうか。

この記事では、セレナの車検費用について、内訳や具体的な金額をくわしく解説していきます。

車検費用を少しでも安くおさえるための効果的な方法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 日産 セレナの車検費用はいくらかかる?

日産 セレナ(イメージ)

セレナの車検費用は、車両の状態や車検を受ける業者によって異なりますが、一般的な目安としては50,000〜110,000円程度(整備費用除く)です。

ただし、これはあくまでも目安であり、車種や年式、整備内容によっても費用は変動します。

そのため、具体的にどの程度の費用がかかるのかは、車検を受ける前に業者に見積もりを依頼しましょう。

2. 日産 セレナの車検費用の内訳を解説

車検費用は、大きく分けて「法定費用」と「非法定費用」の2つに分類されます。

法定費用非法定費用
・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代
・車検基本料
・整備費用など

(1)法定費用

車検を受ける際に、必ず支払う必要がある費用が「法定費用」です。

法定費用は車両によって金額が変動しますが、金額は法律で定められているため、どの業者に車検を依頼しても金額は一律です。

セレナの法定費用の相場は、以下のとおりです。詳細については後述いたします。

自賠責保険料自動車重量税印紙代合計
17,650円0〜32,800円1,600円(1,800円)19,250〜52,750円

・自賠責保険料24カ月分
・自動車重量税24カ月分(車両総重量:1.5〜2.0t)

法定費用に分類される「自賠責保険料」「自動車重量税」「印紙代」についてご紹介します。

①自賠責保険料

セレナの自賠責保険は、17,650円(24カ月分)になります(参照:自動車損害賠償責任保険基準料率 2023年1月18日届出丨損害保険料率算出機構)

自賠責保険とは、自動車事故の被害者を救済することを目的として、法律によって加入が義務付けられている保険です。

たとえば、交通事故で相手をケガさせたり、亡くならせてしまったりした場合、加害者は被害者への賠償を負担する必要があります。

そこで、自賠責保険は加害者が負う被害者への経済的負担を軽減し、被害者を救済する役割を担います。

自賠責保険料は改定されることもあるため、最新の情報は損害保険料率算出機構のホームページでご確認ください。

②自動車重量税

自動車重量税は、車の重量や用途、経過年数、エコカー減税適用有無に応じて金額が決まる税金です。

セレナの場合、グレードなどによって排気量も異なるため、自動車重量税は、以下の表のいずれかに該当します。くわしくは、取扱説明書や販売店に確認しましょう。

継続検査等時における自動車重量税(24カ月分)】

車両総重量エコカーエコカー(本則税率)13年未満13年経過18年経過
1.5〜2.0t免税(0円)20,000円32,800円45,600円50,400円
参照:令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その5 p.7|国土交通省
※エコカーとは、一定のエコ基準を満たし、環境性能に優れた車のこと

国土交通省が提供する「次回自動車重量税額照会サービス」を使えば、自動車重量税を簡単に確認できます。ぜひご活用ください。

次回自動車重量税額照会サービス
次回自動車重量税額照会サービスの利用方法

③印紙代

セレナの印紙代は、以下の表のとおりです。

【継続検査等時における印紙代】

工場自動車検査登録印紙自動車審査証紙合計金額
指定工場1,200円(1,400円)400円1,600円(1,800円)
認証工場500円1,800円2,300円
参照:登録・検査手数料一覧表 令和5年1月1日現在丨国土交通省
※カッコ内の数字はOSS申請(電子申請)しなかった場合の料金

車検を受けるときには、「自動車検査登録印紙」の購入手数料と「技術情報管理手数料」がかかり、これらを合わせたものを「印紙代」といいます。

なお、印紙代は「指定工場」か「認証工場」のどちらで車検を受けるかによって、金額が変わります。

指定工場とは

指定工場とは、国土交通省の基準をクリアした設備や技術力を持つ工場のことです。指定工場の場合、自社の工場で車検できるため運輸支局へ車両を持ち込む必要がありません。

認証工場とは

認証工場の場合、運輸支局や車検場に車を持ち込んで、車検を受ける必要があります。そのため、印紙代は指定工場よりも高くなります。

ディーラーや車検専門店の多くは指定工場を持っているため、運輸支局に車両を持ち込む必要がありません。

一方、ガソリンスタンドや民間の整備工場は認証工場の場合が多いため、業者が運輸支局に車を持ち込んで車検を受ける必要があるでしょう。

(2)非法定費用

車検にかかる費用のうち、法定費用以外の費用を「非法定費用」といいます。

セレナの非法定費用の相場は、以下のとおりです。詳細については後述いたします。

車検基本料整備費用
30,000〜60,000円車の状態による

非法定費用は、車検を依頼する業者や車の状態によって大きく変動します。とくに、部品交換などの整備費用は、車の状態に大きく左右されるため、事前に確認しておきましょう。

①車検基本料

車検基本料とは、業者に車検を依頼した際に発生する非法定費用のひとつです。セレナの車検基本料は、30,000〜60,000円程度が相場になります。

車検基本料には、定期点検費用や検査費用、事務代行手数料、人件費などが含まれています。ただし、業者によって価格設定が異なるため、車検を依頼する際は事前に見積もりを依頼し、確認することが大切です。

②整備費用

整備費用とは、車検時に交換が必要な部品がある際に発生する、部品代と交換費用のことです。

そのため、車検を受けるタイミングでの車の状態によって大きく変動する費用になります。

車検時に交換頻度の高い部品の例と、その費用目安は以下にまとめました。

交換部品本体代の目安( +工費が必要)交換時期の目安
エンジンオイル4,000~8,000円走行距離5,000kmから10,000km、または使用期間6カ月から1年
オイルフィルター1,000〜3,000円オイル交換2回に1回
ブレーキフルード2,000〜3,000円2年ごと
バッテリー10,000〜60,000円3〜5年ごと
スパークプラグ6,000〜8,000円走行距離10万km
ブレーキパッド5,000〜10,000円走行距離30,000~50,000km
※上記はあくまで目安です。車の状態や使用状況によって交換時期は異なります

3. 日産 セレナの車検を依頼できる業者 メリット・デメリット

エンジンルームの点検作業(イメージ)

セレナの車検を依頼できる業者は、ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間の整備工場など、実にさまざまです。

どこで車検を受けるかによって費用やサービス内容が変わってくるため、事前にそれぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身に最適な業者を選ぶことが大切です。

ここでは、それぞれの業者をディーラーと比較しながら、わかりやすく解説していきます。

(1)ディーラー 車検の特徴

ディーラー車検とは、車を販売しているディーラーで車検を受けることを指します。

項目内容
メリット・そのメーカーの車種ごとの専門知識を持つ整備士に点検してもらえるため安心できる
・メーカー独自の点検項目や最新情報にもとづいた整備を受けられる
・純正部品を使用するため、品質や安全性が高い
・整備保証が付いている場合が多い
デメリット車検の基本料金が高い傾向にある

ディーラー車検最大のメリットは、日産車の専門知識が豊富な整備士に点検・整備してもらえる点にあります。

ディーラーの整備士は専門的な教育を受けているため、ほかの業者では見つけるのが難しいような、車種特有の不具合や故障も早期に発見できる可能性があるでしょう。

また、法定点検に加えて、メーカーが独自に設定した点検項目や、最新の技術情報にもとづいた整備を受けられます。車の状態をより詳細に把握し、安全な状態を長く保てるでしょう。

さらに、交換部品には品質や性能が保証されている純正部品が使用されるため、安心して乗り続けられます。

(2)車検専門店 車検の特徴

車検専門店は、車検を専門に扱っており、多くの車検実績があります。そのため、ディーラーと比べて車検費用をおさえられる点が大きな魅力です。

項目説明
メリット・費用が安い傾向にある
・車検にかかる時間が短い
デメリット・専門性の高い修理や特有の部品交換に対応できない場合がある
・整備内容によってはディーラーより高くなる可能性がある
・車検に通る最低限の点検、整備しかされない

車検専門店は、無駄なコストを削減することで、ディーラーよりも安価な車検費用を実現しています。

ただし、追加整備の内容によっては、ディーラーよりも高額になるケースもあります。また、車種や車の状態によっては受け付けてもらえない可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

(3)カー用品店 車検の特徴

カー用品店では、車検だけでなくオイル交換やタイヤ交換など、日々の車のメンテナンス全般を依頼できます。そのため、普段からカー用品店を利用している人にとっては、利便性が高いといえるでしょう。

項目内容
メリット・費用が安い傾向にある
・多くの社外部品から交換部品を選べる
デメリット・整備士の専門知識や技術力が劣る場合がある
・車検実施時に車を車検工場まで移動させる場合があるため、車検自体に時間がかかる

カー用品店のなかには、車検時に割引や特典を提供している店舗もあります。少しでも車検費用をおさえたい人は、事前に確認しておくとよいでしょう。

(4)ガソリンスタンド 車検の特徴

ガソリンスタンドは、かつては給油がメインでしたが、最近では車検を受けられる店舗が増えてきています。給油のついでに車検の見積もりから予約までできるため、手軽に車検を受けられるのが魅力です。

項目内容
メリット・費用が安い傾向にある
・手軽に見積もり、予約を依頼できる
デメリット・整備士の専門知識や技術力が劣る場合がある
・整備やサービスの質にばらつきがある
・車検実施時に車を車検工場まで移動させる場合があるため、車検自体に時間がかかる

ガソリンスタンドでの車検は、費用をおさえたい人や、車検の予約を気軽に済ませたい人に向いています。しかし、整備の質や車検にかかる時間など、デメリットも理解したうえで検討することが重要です。

(5) 民間の整備工場 車検の特徴

民間の整備工場は、ディーラーやカー用品店とは異なり、地域密着型で営業しているところが多いため、顔なじみになりやすいという特徴があります。

項目内容
メリット・費用が安い傾向がある
・さまざまなメーカーの車に対応している
デメリット・最新の設備が整っていない場合が多い
・整備士の専門知識や技術力が劣る場合がある

整備工場では日々のメンテナンスや車のトラブルに関する相談にも乗ってくれるなど、きめ細やかなサービスを提供しています。

一方、整備工場はディーラーと比較して、最新の設備が整っていなかったり、専門知識や技術力が劣ったりする場合があります。そのため、直接問い合わせたり、口コミや評判などを参考にしたりし、信頼できる整備工場を選びましょう。

4. 日産 セレナの車検を業者に依頼する流れ

自動車検査証(イメージ)

セレナの車検を業者に依頼する場合の、一般的な流れをご紹介します。

1. 車検予約

電話やWebサイトから予約。車の状態や要望などを入力し、希望日時を伝えます。

2. 来店・受け付け

予約した日時に業者へ車を持ち込みます。受け付けで必要な書類を提出し、整備士と車体全体の状態を確認し、気になる点や車の状態を伝えます。

車検時に必要なもの
・車検証
・自動車税納税証明書
・自賠責保険証明書
・印鑑
・諸費用

3. 受入れ点検

消耗部品や追加整備が必要な箇所を優先的に、エンジンや足回り、電装系統など、車検の点検項目をチェックします。

4. 中間報告・見積り説明

整備士から点検結果に基づき、以下の説明を受けます。不明点があれば質問し、追加整備する内容を決定します。

・車の状態
・部品交換、追加整備の必要性
・見積もり

5. 継続整備・完成検査

法定24カ月点検の項目を丁寧にチェックし、中間報告・見積り説明の際に決定した追加整備などを実施します。その後、完成検査により保安基準に適合しているか(車検に通るか)最終的に検査します。

6. 整備結果説明・精算

点検整備記録簿をもとに、実施した点検項目や交換部品の内容をわかりやすく説明を受けます。料金に関しては、見積もりとの差異や追加整備が発生した場合、その内容の説明を受け、問題なければ精算となります。

5. 日産 セレナの車検費用を安くおさえる方法

セレナの車検費用を少しでもおさえるための方法を5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

(1) 事前に見積もりを比較する

車検費用は業者によって大きく異なります。

ひとつの業者だけでなく、ディーラーや車検専門店、ガソリンスタンド、民間の整備工場など複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

(2) ユーザー車検を検討する

車検費用をできる限りおさえたいという人は、「ユーザー車検」という選択肢もあります。ユーザー車検とは、自分で運輸支局に車を持ち込み、車検を受ける方法です。

ユーザー車検の最大のメリットは、車検業者に依頼した場合に発生する点検費用や整備費用がかからない点です。自分で車両の点検や整備をすることで、費用を大幅に節約できます。

ただし、ユーザー車検には、車両に関する専門的な知識や整備技術が必須となります。車検の知識や経験に不安がある人や、整備に自信がない人は、無理せず車検業者へ依頼することをおすすめします。

ユーザー車検の詳細な手続きやメリット・デメリット、注意点については、以下の記事でくわしく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

(3) 車検に不要なオプションを省く

車検の中には、車検を通すうえで必要ではない、オプション項目が含まれている場合があります。

車検費用を安くおさえたい場合は、これらのオプションを見直してみてください。たとえば、以下の表のようなオプションは、本当に必要かを検討してもよいでしょう。

・洗車・室内清掃
・ワックス・コーティング
・エアコンガスクリーニング

これらのオプションを省くだけでも、車検費用を数千円から数万円程度節約できる可能性があります。オプションを省く場合は整備士に相談し、本当に必要なオプションかどうかを確認するようにしましょう。

(4) キャンペーンや早期予約割引、点検パックなどを活用する

車検費用を少しでも節約したいなら、車検業者が実施しているお得なキャンペーンや割引制度を見逃さないようにしましょう。

具体的には、以下のようなお得なキャンペーンやサービスが提供されている場合があります。

期間限定キャンペーン

車検業者によっては、繁忙期を避けた時期や、特定の車種を対象に、車検費用が割引になるキャンペーンを実施している場合があります。

早期予約割引

車検満了日の数カ月前から予約することで、割引を受けられる場合があります。余裕を持った計画的な予約がおすすめです。

Webサイト限定割引

車検業者のWebサイトから予約することで割引を受けられる場合があります。

点検パック

定期点検と車検をセットにした、お得なパック料金が用意されている場合があります。

(5) 交換できる部品は自分で交換する

車検費用をおさえたい場合、交換できる部品は自分で交換する方法があります。

エンジンオイルやワイパーゴムなどは、比較的簡単に交換できるため、交換に必要な道具や知識・技術をお持ちであれば、自分で交換してもよいでしょう。これらの部品を自分で交換することで、数千円から1万円程度のコスト削減になることもあります。

ただし、自分で交換した部品が原因で、車検に不合格になる可能性もあるため、交換作業に自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

6. 日産 セレナの車検はグーネットピットにお任せください

車検は車の安全性を維持し、予期せぬトラブルや高額な修理費用を未然に防ぐために必要なメンテナンスになります。

さらに、愛車のセレナを安心して乗り続けるためには、信頼できる整備工場選びが重要です。もし、車検を依頼する整備工場をお探しの場合は、グーネットピットをご活用ください。

グーネットピットでは、お近くの信頼できる整備工場を簡単に見つけられ、Webサイト上ですぐに予約もできます。

セレナに関する車検実績やレビューなども確認できますので、安心して車検を任せられる整備工場を見つけられるでしょう。

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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