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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.01.20 / 掲載日:2025.01.20

日産 エクストレイルの車検費用はいくら?安く済ませる方法も紹介

エクストレイルの車検時期が近づき、費用や手続きに不安を感じていませんか。

エクストレイルのような人気車種の場合、車検に関する情報が多く、どこに依頼すればよいのか迷ってしまう人は多いでしょう。車検は、ディーラーや車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場など多くの業者が受け付けており、それぞれ費用やサービス内容が異なります。

そこで、この記事では、エクストレイルの車検費用相場や安くおさえる方法、業者ごとの特徴などをくわしく解説しています。安心してエクストレイルに乗り続けられるよう、車検に関する疑問を解消いただけたら幸いです。

1. 日産 エクストレイルの車検費用の相場は5〜12万円

エクストレイル(イメージ)

エクストレイルの車検費用は、約5〜12万円が相場(部品交換代除く)になります。

具体的には、以下のような理由で車検費用が変動します。

車の年式:年式が古いほど(新規登録からの経過年数が経っているほど)、自動車重量税が高くなる
車検を受ける業者:ディーラーは費用が高くなりやすい一方、車検専門店や民間整備工場などは比較的安く車検を受けられる
部品交換代:年式が古かったり、走行距離が多かったりするほど、部品の劣化や交換が必要となる可能性が高くなり、車検費用も高額になりやすい。ハイブリッド車用の専用部品(バッテリーなど)は高額になる

このように、エクストレイルの車検費用は複数の理由によって変動するため、詳細な金額は、業者から見積もりを取って確認することが重要です。

2. 日産 エクストレイルの車検費用の内訳

エクストレイルだけでなく、一般的に車検費用は大きく分けて「法定費用」と「非法定費用」の2種類があります。

法定費用非法定費用
・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代
・車検基本料
・部品交換代など

(1) 法定費用

法定費用は国が定めた費用になるため、どこの業者に依頼しても金額は同じです。エクストレイルのグレードや年式などによって金額が変動します。

自賠責保険料:車を運転するうえで加入が義務付けられている保険。車検時に次の車検までの保険料を支払うことになる(24カ月または25カ月での加入が一般的)
自動車重量税:車の重量に応じて課せられる税金。エコカー減税の対象か、また、新規登録からの継続検査によっても金額が変動する
印紙代:車検を受ける際に必要。受検する工場が指定工場か、認証工場かで金額が異なる

(2) 非法定費用

非法定費用とは、業者によって金額が異なる費用のことです。車検基本料や部品交換代などが該当し、依頼する業者だけでなく、エクストレイルの走行状況や状態によって、費用が大きく変動します。

車検基本料:業者による点検・検査作業、代行手数料などの費用。業者によって技術料や人件費などが異なるため、価格差が生じる
部品交換代:消耗部品や劣化部品の交換が必要な場合にかかる費用。エクストレイルの状態や走行距離によって交換が必要な部品は異なり、費用も大きく変わる。代表的な交換部品には、エンジンオイル、ブレーキパッド、スパークプラグ、バッテリーなどがある

(3) 車検費用まとめ

ここでは、エクストレイルの車検費用の相場について、エコカー減税の有無、新規登録からの経過年数に応じてまとめています。業者別の相場も紹介していますので、業者選びにご活用ください。

なお、車検費用の合計は、法定費用と車検基本料で計算していますので、部品交換代は含まれていません。部品交換が必要な場合は、その費用が加算されます。

①エコカー減税対象の場合の車検費用

エコカー減税対象の場合の車検費用は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税20,000円20,000円20,000円20,000円20,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計69,250〜89,250円49,250〜64,250円59,250〜69,250円59,250〜69,250円59,250〜79,250円

※2024年11月時点
※継続検査1回目(新規登録から3年目の車検)
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/日産自動車 p.1-2丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

減税対象の型式は、こちらから確認いただけます。エクストレイルの型式は車検証で確認できます。

②新規登録から13年未満の場合

新規登録から13年未満のエクストレイルの車検費用は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税32,800円32,800円32,800円32,800円32,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計82,050〜102,050円62,050〜77,050円72,050〜82,050円72,050〜82,050円72,050〜92,050円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

③新規登録から13年以上経過している場合

新規登録から13年〜18年未満のエクストレイルの車検費用の相場は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税45,600円45,600円45,600円45,600円45,600円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計94,850〜114,850円74,850〜89,850円84,850〜94,850円84,850〜94,850円84,850〜104,850円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

④新規登録から18年以上経過している場合

新規登録から18年以上経過しているエクストレイルの車検費用の相場は、以下のとおりです。

区分ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税50,400円50,400円50,400円50,400円50,400円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
車検費用合計99,650〜119,650円79,650〜94,650円89,650〜99,650円89,650〜99,650円89,650〜109,650円

※2024年11月時点
※印紙代は指定工場で車検を受け、OSS申請している場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

3. エクストレイルの車検を安く済ませる方法

ブレーキパッドを交換している様子(イメージ)

エクストレイルの車検費用を、少しでも安くおさえる5つの方法をご紹介します。

(1) 事前に見積もりを取り、業者を比較する

車検費用は業者によって大きく異なります。ディーラー車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場など、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自身に合った業者を選ぶことが大切です。

①ディーラー

日産ディーラーでエクストレイルの車検を受ける最大のメリットは、メーカー純正部品を使用し、専門知識と技術力を持つ整備士が点検・整備してくれる安心感です。

エクストレイルの特性を熟知しているため、不具合も見逃さず、適切に対応してくれます。また、保証期間内の部品であれば無償で交換してもらえるのも嬉しいポイントです。

一方で、ディーラー車検はほかの業者と比べて費用が高額になりやすい傾向があります。これは、高度な技術力と設備を維持するためのコストが反映されているためです。

また、車検以外にも、安全性を高めるための整備や部品交換を提案されることがあります。車検を通すうえでは必要ない場合もあるので、予算と相談しながら、本当に必要な整備かどうかを確認しましょう。

②車検専門店

車検専門店を選ぶ最大のメリットは、ディーラーと比べて費用がおさえられることです。また、手続きもスピーディーで、比較的待ち時間が短い傾向にあります。

しかし、車検専門店で扱う車種は多岐にわたるため、エクストレイルに特化した専門知識はディーラーに比べて劣る可能性があります。

また、整備士の経験やスキルにばらつきがあるため、事前に口コミなどを確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

③カー用品店

カー用品店で車検を受けるメリットは、車検費用が比較的安く、タイヤ交換などの車に関するサービスをまとめて受けられる点です。

また、土日祝日も営業している店舗が多いので、平日に忙しい人でも都合に合わせて車検を受けられます。

一方で、エクストレイルに関する知識や技術が劣る場合があるため、高度な整備に対応できない場合もあるでしょう。

また、部品交換の際に純正部品ではなく、社外部品を使用する場合があります。

社外部品は純正部品に比べて価格が安いことが多く、費用をおさえられますが、品質が劣る可能性もあるため、部品の質にこだわりたい場合は事前に使用部品も確認しましょう。

④ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでの車検は、手軽さと利便性が最大のメリットです。

普段の給油ついでに相談や予約ができるので、忙しい人でも時間を有効活用できます。費用も比較的安く、お得なキャンペーンや割引を実施しているスタンドが多いのも魅力でしょう。

しかし、知識や技術力はスタンドによって差があるため、日産ディーラーのようにエクストレイルに精通した整備士が常駐しているとは限りません。

また、純正部品ではなく、社外部品を使用する場合もあるため、部品の品質にこだわる人は事前に確認が必要です。

⑤民間整備工場

地域密着型の民間整備工場の場合、顔なじみになりやすく、親身で柔軟な対応を期待できる点が大きなメリットです。

大型チェーン店とは異なり、オーナーや整備士と直接話ができるので、車検に関する疑問や不安を気軽に相談できます。また、費用も比較的安価で過剰な整備をすすめられる心配も少なく、予算に合わせて必要な整備を提案してくれるでしょう。

一方で、メーカー特有の深い知識や技術、専用設備は劣る可能性があり、複雑な電子制御システムや最新技術に対応できない場合も考えられます。

また、ディーラーで採用されているような最新の診断機材を導入していない工場もあるため、事前に口コミや評判などを確認して、信頼できる工場を選ぶことが大切です。

(2) 自分で交換できる部品は自分で交換する

車検費用を少しでもおさえたい場合、自分で交換できる部品を事前に交換しておけば、工賃を節約できます。

エクストレイルで比較的簡単に交換できる部品には、以下のようなものがあります。

・エンジンオイル、オイルフィルター
・ワイパーゴム
・バッテリー
・エアコンフィルター
・エアクリーナーエレメント

これらの部品は、カー用品店などで購入できます。車種別整備マニュアルやWebサイト上の動画などを参考にすれば、比較的簡単に交換できます。

ただし、整備に自信がない場合は、無理に自分で交換しようとせず、整備工場に依頼しましょう。

(3) 車検を通すのに不要な整備は断る

車検費用を少しでも節約したいなら、車検を通すために必要な整備だけおこない、車検に関係ない整備は断るのも方法のひとつです。

ただし、車の性能維持や寿命を延ばすために、定期的な交換が推奨されている部品も多くあります。

整備を見送った結果、重大な故障につながり、かえって高額な修理費用が発生したり、安全走行に影響を与えたりする恐れもあるため注意が必要です。

交換のメリット・デメリットや、交換を先延ばしにした場合のリスクを確認し、車の状態に合った適切な交換時期を判断してもらいましょう。

(4) キャンペーンやWeb割引、点検パックを活用する

車検費用を少しでも安くおさえる方法として、キャンペーンやWeb割引などを活用したり、点検パックに加入したりする方法もおすすめです。

業者によっては、特定の時期に実施されるキャンペーンやWebサイトからの予約によって、割引を受けられる場合があります。

また、点検パックは、車検と同時に必要な整備がお得にまとめられているため、費用をおさえつつ、車の状態を良好に保てます。

(5) 自分で車検する(ユーザー車検)

ユーザー車検とは、ディーラーや整備工場などの業者に依頼せず、自身で運輸支局に車を持ち込み車検を受ける方法です。

業者に非法定費用を支払う必要がないため、車検費用をおさえられるメリットがある一方、自身で整備・点検する必要があるため、メンテナンスに関する知識と技術が求められます。

具体的には、以下の記事で解説していますのでこちらをご覧ください。

4. エクストレイル車検時のよくある質問

ここでは、エクストレイルの車検に関するよくある質問と、その回答をご紹介します。

(1) 業者に車検を依頼する全体の流れは?

自動車検査証(イメージ)

車検を業者に依頼する場合の流れを、以下の表に沿ってご説明します。

手順内容期間
1. 見積もり依頼車検を受けたい業者に見積もりを依頼します。複数の業者に見積もり依頼することで、費用やサービス内容を比較検討できます。〜車検を受ける2カ月前
2. 予約複数の業者を比較し、依頼する業者に車検を予約します。希望の日時を伝え、予約を確定させましょう。
※土日や代車が必要な場合、見積もり時点で仮予約する場合がある
〜車検を受ける1カ月前
3. 車検当日予約した日時に業者へ車を持ち込みます。必要書類〈車検証、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書(必要な場合がある)〉を忘れずに持参しましょう。車検満了日1カ月前から(2025年4月以降は2カ月前)
4. 車検実施業者が車検にかかわる点検・整備を実施します。1〜2日(業者や車の状態による)
5. 車両受け取りと支払い車検が完了したら、車と新しい車検証、ステッカーを受け取ります。車検費用を支払い、今後のメンテナンスについても相談しておきましょう。車検完了後

車検が近づいてきた際に慌てないよう、早めに計画を立てて、余裕を持ったスケジュールで進めていきましょう。

(2) エクストレイルの車検で15万、20万、30万円超えることはある?

エクストレイルの車検費用が15万円、20万円、30万円を超えることは、状況によってはあり得ます。

車検費用が高額になる主な要因は、以下のとおりです。

新規登録からの経過年数:新規登録から13年以上経過した場合、さらに18年以上経過した場合は、自動車重量税が高くなります。また経年劣化による消耗品交換、故障や不具合が起きる可能性も高くなるため、おのずと車検費用が高額になります
車両の状態:車両の状態が悪く、故障や交換が必要な部品が多いほど、費用は高くなります。とくに、エンジンやトランスミッションなど主要部品の修理が必要な場合は、高額になる可能性があります
業者:ディーラーは一般的に費用が高めですが、整備の質が高いとされています。一方、ほかの業者はディーラーと比較して安価ですが、整備内容によっては追加費用が発生する場合もあります

40万円を超えるケースはまれですが、重度の故障や修理が必要な場合、あるいは高額な部品交換が必要な場合は、40万円を超える可能性もあるでしょう。

5. エクストレイルの車検はグーネットピットにご相談ください

エクストレイルの車検費用は、年式、グレード、走行距離、整備内容、そして依頼する業者によって大きく変動します。この記事で解説したポイントを参考に、エクストレイルの状態や予算にあった、最適な車検方法を選びましょう。

それでも費用や業者選びに迷う場合は、グーネットピットを活用するのがおすすめです。全国各地の整備工場から、簡単に車検の見積もりを比較検討できます。

口コミや評判も確認できるので、愛車を安心して任せられる整備工場に出会えるでしょう。

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自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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