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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.01.29 / 掲載日:2025.01.29

トヨタ クラウンの車検費用はいくら?費用相場や車検業者の特徴を紹介

トヨタの高級車として長年愛されているクラウン。

購入を検討している人や、すでに所有している人にとって、車検費用は気になるポイントです。

この記事では、クラウン(セダン)の車検費用相場や車検業者ごとの特徴、費用をおさえるためのポイントなどを詳しく解説していきます。

事前に費用相場や内訳を把握しておくことで、安心して車検を受けられますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. トヨタ クラウンの車検費用相場

トヨタ クラウン(イメージ)

クラウン(セダン)の車検費用は、50,000〜120,000円程度が相場になります(部品交換代除く)。

ただし、実際の費用は車の状態や整備内容、依頼する業者によって大きく変動するため、あくまでも目安として参考にしてください。

具体的な車検費用の内訳については、後述いたします。

(1)車検費用は法定費用と非法定費用に分かれる

法定費用と非法定費用

車検費用は国に支払う「法定費用」と車検業者に支払う「非法定費用」の2種類に分けられます。

①クラウンの法定費用とは

法定費用は法律で金額が定められており、どこの業者で車検を受けても金額は同じになります。法定費用には、自賠責保険料や自動車重量税、印紙代が含まれます。

自賠責保険料

公道を走るすべての車に加入が義務付けられている保険。車検時に次の車検までの保険料(24カ月または25カ月分)を支払う

自動車重量税

車両重量が重いほど、税額が高くなる。また、エコカー対象車か、経過年数によって金額が変動する

印紙代
  • 車検を受ける際に必要な手数料。検査する工場の種類(指定工場か認証工場か)などによって金額が異なる

具体的な費用は以下のとおりです。

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税20,000円32,800円45,600円50,400円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
法定費用合計39,250円52,050円64,850円69,650円

※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

自賠責保険料と印紙代は一定ですが、自動車重量税は新規登録からの経過年数に応じて高くなっていきます。そのため、年式が古い車はおのずと車検費用が高くなる傾向にあります。

②クラウンの非法定費用とは

非法定費用とは、上記でご紹介した法定費用以外の費用のことです。主に車検基本料や部品交換代のことを指しています。

車検基本料

24カ月定期点検料、保安確認検査料、検査代行手数料などの費用が含まれている

部品交換代

車検を通す際に交換が必要になった部品の費用

法定費用の金額が法律で定められているのに対し、非法定費用は、各業者が価格設定します。具体的な車検基本料の金額は以下のとおりです。

業者車検基本料の相場
ディーラー30,000〜50,000円
車検専門店10,000〜25,000円
カー用品店20,000〜30,000円
ガソリンスタンド20,000〜30,000円
民間の整備工場20,000〜40,000円

ディーラーで車検を受けると、メーカー専用の診断機器を使った高度な点検・整備が受けられるため、車検基本料は高くなる傾向にあります。

それに対して、車検専門店やガソリンスタンド、カー用品店、整備工場などは、ディーラーのような大規模な設備投資や人件費がかからないため、比較的リーズナブルな価格設定となっています。

交換頻度の高い部品と、交換費用の相場は以下のとおりです。

部品費用相場(工賃込み)
エンジンオイル6,000~12,000円
オイルフィルター2,000~3,000円
ブレーキフルード3,000~5,000円
ブレーキパッド(左右1セット)10,000~20,000円
バッテリー10,000~30,000円
スパークプラグ10,000~30,000円

(2)クラウンの車検費用まとめ【業者別】

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場それぞれの車検費用の相場は以下のとおりです。

業者エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー69,250〜89,250円82,050〜102,050円94,850〜114,850円99,650〜119,650円
車検専門店49,250〜64,250円62,050〜77,050円74,850〜89,850円79,650〜94,650円
カー用品店59,250〜69,250円72,050〜82,050円84,850〜94,850円89,650〜99,650円
ガソリンスタンド59,250〜69,250円72,050〜82,050円84,850〜94,850円89,650〜99,650円
整備工場59,250〜79,250円72,050〜92,050円84,850〜104,850円89,650〜109,650円

※初回継続検査の相場
※OSS申請した場合
※部品交換する場合は、追加で費用が発生する

2.クラウンの車検はどこで受ける?車検業者選びのポイント

クラウンの車検を実施できる場所はディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場など、さまざまな業者があります。そのため、それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った車検業者を選ぶことが大切です。

各車検業者の特徴をまとめましたので、業者選びの参考にしてください。

業者メリットデメリット
ディーラー・安心の純正部品を使用する
・専門知識と技術力を持つ整備士が対応する
・保証期間内の部品は無償交換の対象となる
・費用が高い
・車検に関係ない整備をすすめられる
車検専門店・費用がディーラーより安い
・手続きが迅速で、待ち時間が短い
・要望に応じて、柔軟な対応してくれる
・メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
カー用品店・費用が比較的安い
・幅広いサービスを提供している
・キャンペーンや割引サービスがある
・土日祝日も営業
・メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
ガソリンスタンド・手軽で便利
・費用が比較的安い
・キャンペーンや割引サービスがある
・整備能力に差がある
・純正部品を使用しない場合がある
・整備工場を併設していない場合がある
民間整備工場・費用が比較的安い
・親身で柔軟な対応
・過剰な整備をすすめない
・車検以外の相談もできる
・メーカー特有の知識・技術はディーラーに劣る
・設備が最新ではない場合がある
・土日祝日は対応していない場合もある

3.トヨタ クラウンの車検費用をおさえるポイント

クラウンの車検費用を少しでもおさえたい人のために、3つの効果的な方法を紹介します。

(1)複数の車検業者の見積もりを比較する

車検費用をおさえるには、複数の車検業者から見積もりを取ることが重要です。

各車検業者によってサービス内容や価格設定が異なるため、比較することで費用を節約しつつ、自分に合った業者を見つけられます。

上記でご紹介した各業者ごとの特徴も参考に、少なくとも3社以上の見積もりを比較検討することをおすすめします。

(2)自分で交換できる部品は事前に交換する

自分で交換できる部品は、車検前に交換しておくことで、部品交換に必要な工賃を節約できます。

比較的簡単に交換できる部品としては、エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーゴム、バッテリー、エアコンフィルターなどがあります。これらは、カー用品店などで手軽に購入可能です。

ただし、DIYに挑戦する際は、整備マニュアルなどで適切な工具と手順を確認してください。作業に不安がある場合や交換方法が不明な場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。

安全第一で、可能な範囲でDIYに挑戦してみましょう。

(3)自分で車検する(ユーザー車検)

車検費用をできる限りおさえたい人は、ユーザー車検という選択肢があります。

ユーザー車検とは、ご自身で運輸支局へ車を持ち込み、検査を受ける方法です。業者に依頼した場合に必要な非法定費用がかからないため、車検費用を大幅に削減できます。

しかし、ユーザー車検は日常的な点検・整備に加え、車検の検査項目をチェックし、整備しておく必要があります。

整備不良があると検査不合格となり、再検査の手間と費用が発生するため、メンテナンス知識と経験がない人は、費用と労力がかかってしまうでしょう。

よりくわしい情報は、下記の記事をご参照ください。

4.トヨタ クラウンの車検でよくある質問

トヨタ クラウン(イメージ)

クラウンの車検費用について、よくある質問にお答えします。

ただし、車検費用は、車の状態や選択する業者、交換部品などによって大きく変動するため、あくまで参考情報としてご活用ください。

(1)クラウン 180系の車検費用相場は?

12代目にあたるクラウン180系は、2003年から2008年まで約5年間販売されていました。

新規登録のタイミングによっては、13年、または18年以上が経過しているため、自動車重量税は重加算税の対象となり高額です。

具体的な法定費用は以下のとおりです。

項目エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,650円17,650円
自動車重量税45,600円50,400円
印紙代1,600円1,600円
法定費用合計64,850円69,650円

※2024年11月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

上記の金額に加え、車検基本料や交換部品費用が加算されます。また、クラウン180系は年式が古いため、消耗品の劣化が進んでおり、部品交換が必要となるケースが多く、車検費用が高額になる傾向があります。

(2)クラウン 200系の車検費用相場は?

13代目にあたるクラウン200系は、2008年から2012年まで約4年間販売されていました。

車検費用相場は、以下の表のとおりです。

項目エコカー対象外(13年経過車)の場合
自賠責保険料17,650円
自動車重量税45,600円
印紙代1,600円
法定費用合計64,850円

※2024年11月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

180系に比べて新しくはありますが、販売当初から16年経過しているため、消耗品交換などの整備費用が追加で必要となるでしょう。また、ハイブリッド車かガソリン車かによっても費用は変わってきます。

(3)クラウン 210系の車検費用相場は?

14代目にあたるクラウン210系は、2012年から販売開始され、2015年のマイナーチェンジを含めて、2018年まで約6年間販売されていました。

下記表は、エコカー対象外(13年未満車)の場合の法定費用になります。

項目エコカー対象外(13年未満車)の場合
自賠責保険料17,650円
自動車重量税32,800円
印紙代1,600円
法定費用合計52,050円

※2024年11月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

210系は比較的新しいモデルであり、180系や200系と比較して、大きな故障や修理が必要となる可能性は低いため、部品交換代などの法定外費用はおさえられる場合があります。

しかし、2012年に新規登録した場合は、12年経過しているため、消耗品の交換は必要となるでしょう。

ハイブリッド車とガソリン車、さらに走行距離や使用状況によっても車検費用は変動しますので、詳細は車検業者に見積もりを依頼してください。

(4)クラウン 220系の車検費用相場は?

15代目にあたる220系クラウンは、2018年から2022年の約4年で販売終了しました。

2024年11月時点では、初回車検(継続検査1回目)を迎えるクラウンもあれば、すでに2回目の車検を迎えているクラウンもある時期です。

クラウン220系の車検にかかる、法定費用は以下のとおりです。

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合
自賠責保険料17,650円17,650円
自動車重量税20,000円32,800円
印紙代1,600円1,600円
法定費用合計39,250円52,050円

※2024年11月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

初回車検の場合は走行距離が少ないため、状態が悪くなければ部品交換代などの整備費用はおさえられるでしょう。2回目の車検以降は、経年劣化などにより交換部品が増えて、車検費用が高くなるのが一般的です。

5.トヨタ クラウンの車検に関することはグーネットピットにご相談ください

クラウンの車検費用は、モデルや年式、車検業者によって大きく異なります。

具体的には、比較的新しいモデルであれば、部品交換代などの整備費用はおさえられます。しかし、古いモデルや走行距離が多い場合は、消耗品の交換などで整備費用が高額になる可能性があるでしょう。

また、車検基本料も業者によって価格差が大きいため、車検費用をおさえるためには、複数の業者から見積もりを取り比較検討することが重要です。

もし、車検業者をお探しの場合は、グーネットピットをご利用ください。

グーネットピットでは、お近くの整備工場の車検費用を簡単に比較できます。口コミや評判なども確認できるので、安心して車検を依頼できる業者選びをサポートします。

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