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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.02.17 / 掲載日:2025.02.17

日産 リーフの車検費用|内訳や安くおさえる方法、車検業者選びについて解説

近年の環境意識の高まりから、電気自動車への関心が高まっています。リーフは、その先駆けとして人気を集めているEV車です。

EV特有の点検や整備が必要になるため、リーフの車検費用がどのくらいか知りたい人は多いでしょう。

そこでこの記事では、リーフの車検費用相場や内訳、車検費用をおさえるための方法、車検業者選びのポイントなどをくわしく解説します。

車検業者を選ぶ際の参考になりますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 日産リーフの車検費用の相場と内訳

日産 リーフ(イメージ)

日産リーフの車検費用の相場は、以下の表のとおりです。

業者初回継続検査の場合エコカー減税対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー約50,000〜70,000円約64,000〜84,000円約74,000〜94,000円約83,000〜103,000円約87,000〜107,000円
車検専門店約30,000〜45,000円約44,000〜60,000円約54,000〜69,900円約63,000〜78,000円約67,000〜82,000円
カー用品店約40,000〜50,000円約54,000〜64,000円約64,000〜74,000円約73,000〜83,000円約77,000〜87,000円
ガソリンスタンド約40,000〜50,000円約54,000〜64,000円約64,000〜74,000円約73,000〜83,000円約77,000〜87,000円
民間整備工場約40,000〜60,000円約54,000〜74,000円約64,000〜84,000円約73,000〜93,000円約77,000〜97,000円

ただし、これはあくまで概算の車検費用です。

上記の表の金額には整備費用が加算されていないため、車の状況(走行距離、経年劣化)、必要な修理・交換部品、選択する整備内容によって追加費用が加算されます。

また、リーフはEV車特有のバッテリーやモーター、インバーターなどの点検・整備が必要となるため、一般的なガソリン車よりも費用が高くなる傾向にあります。

車検費用の内訳は後述いたします。

(1) 初回車検の場合の車検費用相場

以下の表は、リーフの初回車検(新規登録から3年目)における、車検費用の内訳です。

リーフは、初回車検時の自動車重量税が免除されます。2回目以降の車検では、車両重量に応じた自動車重量税が加算されます。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円01,600円30,000〜50,000円49,250〜69,250円
車検専門店17,650円01,600円10,000〜25,000円29,250〜44,250円
カー用品店17,650円01,600円20,000〜30,000円39,250〜49,250円
ガソリンスタンド17,650円01,600円20,000〜30,000円39,250〜49,250円
民間整備工場17,650円01,600円20,000〜40,000円39,250〜59,250円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/電気自動車・燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車、天然ガス自動車、重量車丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(2) エコカー減税対象の場合の車検費用相場

以下の表は、エコカー減税対象の場合の、車検費用の内訳です。

エコカー減税の対象となる場合、継続検査の車検にかかる自動車重量税の減税を受けられます。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円15,000円1,600円30,000〜50,000円64,250〜84,250円
車検専門店17,650円15,000円1,600円10,000〜25,000円44,250〜59,250円
カー用品店17,650円15,000円1,600円20,000〜30,000円54,250〜64,250円
ガソリンスタンド17,650円15,000円1,600円20,000〜30,000円54,250〜64,250円
民間整備工場17,650円15,000円1,600円20,000〜40,000円54,250〜74,250円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/トヨタ自動車 p.20丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(3) 新規登録から13年未満の場合の車検費用相場(エコカー対象外)

以下の表は、新規登録から13年未満のリーフの車検費用の相場です。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円24,600円1,600円30,000〜50,000円73,850〜93,850円
車検専門店17,650円24,600円1,600円10,000〜25,000円53,850〜68,850円
カー用品店17,650円24,600円1,600円20,000〜30,000円63,850〜73,850円
ガソリンスタンド17,650円24,600円1,600円20,000〜30,000円63,850〜73,850円
民間整備工場17,650円24,600円1,600円20,000〜40,000円63,850〜83,850円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(4) 新規登録から13年経過した場合の車検費用相場

以下の表は、新規登録から13年経過した場合の、車検費用の相場です。

13年経過した場合は重量税が上がるため、これまでより法定費用の金額が上がります。経年劣化や消耗品などの交換頻度も高くなりやすいため、部品交換代などの整備費用も増加していくでしょう。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円34,200円1,600円30,000〜50,000円83,450〜103,450円
車検専門店17,650円34,200円1,600円10,000〜25,000円63,450〜78,450円
カー用品店17,650円34,200円1,600円20,000〜30,000円73,450〜83,450円
ガソリンスタンド17,650円34,200円1,600円20,000〜30,000円73,450〜83,450円
民間整備工場17,650円34,200円1,600円20,000〜40,000円73,450〜93,450円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(5) 新規登録から18年経過した場合の車検費用相場

18年以上経過した場合は、さらに自動車重量税が上がり、車検費用全体も高くなる傾向があります。

以下の表は、18年経過した場合の車検費用の相場です。

業者自賠責保険料自動車重量税印紙代車検基本料合計
ディーラー17,650円37,800円1,600円30,000〜50,000円87,050〜107,050円
車検専門店17,650円37,800円1,600円10,000〜25,000円67,050〜82,050円
カー用品店17,650円37,800円1,600円20,000〜30,000円77,050〜87,050円
ガソリンスタンド17,650円37,800円1,600円20,000〜30,000円77,050〜87,050円
民間整備工場17,650円37,800円1,600円20,000〜40,000円77,050〜97,050円

※2024年11月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

2. 日産リーフの車検費用の種類

リーフの車検費用は、法定費用と非法定費用に分けられます。

法定費用は、国に納める保険料や税金、手数料で、リーフの所有者であれば必ず支払う必要があります。

一方非法定費用は、車検を受ける業者に支払う費用で、点検費用や整備費用、部品交換代などが含まれます。

 (1) 法定費用と非法定費用

具体的な法定費用と非法定費用の項目は、以下の表のとおりです。

項目 概要
法定費用 自賠責保険料 車を運転するうえで加入が義務付けられている保険
自動車重量税 車の重量に応じて課せられる税金。エコカー減税対象車か、経過年数によっても金額が変動する
印紙代 車検を受ける際に必要な手数料。受検する工場の継続検査申請方法によっても金額が異なる
非法定費用 車検基本料 業者による点検・検査作業、代行手数料などの費用
部品交換代 部品交換した際の本体代と工賃

法定費用と非法定費用の詳細は、以下の記事でくわしく解説していますので、下記の記事をご覧ください。

(2) EV車リーフ特有の部品交換は高額になる

電気自動車であるリーフには、ガソリン車にはない特有の部品があり、これらの部品の交換費用は高額になります。

リーフ特有の高額になりやすい部品は、以下の表のとおりです。

部品交換時期の目安費用相場
駆動用バッテリー8年または走行距離16万km40万円~
モーター10年または20万km80万円~
インバーター10年20万円~
充電器10〜20万円

これらの部品は、高度な技術と専門知識を要する部品であるため、交換作業も専門業者に依頼する必要があります。部品代に加えて、技術料や工賃も考慮すると、全体的な費用はさらに高くなる可能性があるでしょう。

3. 日産 リーフの車検はどこに依頼する?車検業者の特徴

整備中の自動車整備士(イメージ)

リーフの車検は、ディーラーや車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場などの業者に依頼できます。

それぞれ特徴が異なるため、自分に合った車検業者を選べるよう、メリット・デメリットを紹介いたします。

(1) ディーラー:メリットとデメリット

ディーラーには、メーカー専門の知識と技術を持つ整備士が在籍しています。最新機器や設備も整っており、純正部品を使用する安心感と質の高いサービスが期待できます。

とくにEV車であるリーフの場合、高電圧システムなど専門的な知識が必要となるため、ディーラーが持つ専門知識やノウハウは大きなメリットです。

しかし、人件費や設備維持費などのコストから車検費用が高額になりやすいのがデメリットです。また、必要以上の整備をすすめられたり、マニュアル化されたサービス体制のため融通が利きにくかったりするでしょう。

(2) 車検専門店:メリットとデメリット

車検専門店は、車検に特化している業者です。

車検専門店のメリットは、費用面での安さです。人件費や広告費などをおさえているため、ディーラーと比較して車検費用は安く済みます。

また、即日車検に対応している店舗や、最短1時間程度で完了する店舗も存在するため、時間の節約にもなります。

ただし、専門知識や技術は店舗によってばらつきがあるため、EV車特有の専門的な点検や修理には対応できない場合もあるでしょう。

(3) カー用品店:メリットとデメリット

カー用品店は、ディーラーと比較して車検費用が安く、普段利用している店舗で車検を受けられるといった利便性があります。

部品交換の際は、純正部品だけでなく、社外部品から選択できるのも特徴です。

しかし、店舗によって整備士の知識や技術力に差があるため、EV車特有の部品交換や整備に対応できるか事前確認が必要です。

また、整備工場を併設していない場合は、車を移動して車検する必要があるため、時間がかかります。

(4) ガソリンスタンド:メリットとデメリット

ガソリンスタンドは、ディーラーと比較して車検費用が安いだけでなく、給油や洗車ついでに手軽に相談・予約できるメリットがあります。

給油や洗車の割引クーポンといった、特典が付く場合もあります。

しかし、車検専門店やカー用品店と同様に、店舗によって整備の質にばらつきがあるため、EV車特有の作業には対応できない場合があるでしょう。

整備工場を併設していない場合は、ほかの場所に移動して車検するため、車検に時間がかかります。

(5) 民間整備工場:メリットとデメリット

民間整備工場の多くは地域密着型で営業しており、親身で柔軟な対応を受けられるのがメリットです。

ベテラン整備士が在籍している工場も多く、高い技術力と経験にもとづいた整備が期待できます。

しかし、工場によって技術力や設備の差が大きく、EV車であるリーフの整備に対応できる設備や知識を持っているかは工場によって異なります。

また、土日祝日に対応していない工場もあるため、事前の確認が必要です。

4. 車検費用を安くおさえる方法

車検費用を少しでも安くおさえたいというのは、多くのドライバーの願いでしょう。

ここでは、リーフの車検費用を安く済ませるための効果的な方法を3つご紹介します。少しの手間で大きな節約につながることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

(1) 複数の車検業者に見積りを依頼する

車検費用を安くおさえるためには、複数の車検業者から見積もりを取ることが非常に重要です。

業者によって料金体系が異なるため、車検費用とサービス内容を比較することで、自分に合った最適な業者を選べます。

(2) 自分で交換できる部品は事前に交換する

自分で交換できる部品は、車検前に交換しておくことで、部品代や工賃を節約できます。

エンジンオイルやワイパーゴム、エアコンフィルター、バッテリーなどは、カー用品店で購入でき、比較的簡単に交換できる部品です。

ただし、交換作業に自信がない場合は、無理せず業者に依頼することを強くおすすめします。とくにブレーキやサスペンションなど、安全に直結する部品は、専門知識と技術が必要なため、必ずプロの業者に依頼しましょう。

(3) ユーザー車検に挑戦する

ユーザー車検することで、車検費用を大幅に節約できます。

ユーザー車検とは、ご自身で車を運輸支局に持ち込み、車検を受ける方法です。

車検業者に依頼する費用(車検基本料)がかからないため、大幅なコスト削減が可能ですが、ある程度の車の知識と整備スキルが必要です。

具体的には、車検を通すのに必要な整備や、検査手続きを自身ですることになります。そのため、自信を持って整備・車検できない場合は、業者に依頼しましょう。

ユーザー車検に関するくわしい情報は、下記の記事で解説していますのでご覧ください。

5. 車検業者を選ぶ3つのポイント

車検業者を選ぶ際に重要な3つのポイントを解説します。

これらのポイントを踏まえることで、費用やサービス内容、信頼性などを考慮した最適な業者選びが可能です。

(1) 車検費用とサービス内容のバランス

車検費用は業者によって大きく異なりますが、安いからといって、必ずしもよいとは限りません。

安すぎる場合は、必要な整備が不足していたり、追加費用が発生したりする可能性もあります。逆に、高すぎる場合は、車検を通すうえで必要以上の整備が含まれている可能性があるでしょう。

そのため、複数の業者から見積もりを取り、車検費用とサービス内容のバランスが適正かを見極めることが大切です。

(2) 信頼して依頼できる業者

信頼性を判断するには、Webサイト上の口コミや評判、実績を総合的に確認しましょう。よい評判だけでなく、悪い評判も参考にすることで、より客観的に判断できます。

さらに、見積もりを依頼する際には、整備士の資格や経験、工場の設備なども確認しておくと、安心して愛車を預けられます。

(3) 立地や対応のよさ

車検に出す際、立地条件や対応のよさは重要なポイントです。

自宅や職場からの近さだけでなく、代車の有無や営業時間、問い合わせ、作業への対応スピードなども、車検業者を選ぶ際に重要になります。

車検期間中の負担を軽減し、スムーズに手続きを進められるよう、これらのポイントを考慮して、自分に最適な業者を選びましょう。

6. 日産 リーフの車検はグーネットピットにお任せください

リーフの車検には、ほかの車と同じく、法定費用と非法定費用が必要になります。部品交換費用を除いた車検費用相場は、エコカー減税を受けられる場合、3~8万円程度です。

なお、リーフのようなEV車はガソリン車とは構造が異なるため、車検には専門的な知識と設備が必要です。そのため、EV車への対応実績と専門知識を持つ業者を選ぶことが重要になります。

グーネットピットなら、リーフを含むEV車に対応できる整備工場を多数紹介できます。レビューや口コミ、実際の費用総額も比較検討できるので、安心してご依頼いただけます。

お近くの車検業者をお探しなら、ぜひグーネットピットをご活用ください。お近くの整備工場を検索し、車検費用を一括比較できます。

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