車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.03.13 / 掲載日:2025.03.13
BMWの車検費用相場は?高い理由や費用を抑えるコツ、車検業者を選ぶポイント

BMWの車検費用は、モデルや車の状態、車検業者によって大きく異なります。
さらに、輸入車であるBMWの車検費用は国産車よりも高額になる傾向があります。その理由は、部品交換頻度や部品の輸入コストなどによるものです。
とはいえ、法定費用はどこの業者で受けても一律なため、車検費用を抑えるには非法定費用を抑える必要があります。
そこでこの記事では、BMW車検の費用相場と、車検費用を抑えるコツをご紹介します。車検業者を選ぶポイントも網羅していますので、車検業者を探している人の参考になれば幸いです。
1. BMWの車検費用は高い?相場と内訳を解説

BMWの車検費用は、国産車と比べて高額になりがちです。
その内訳を理解し、費用が膨らむ要因を把握することで、車検費用を適切に見積もることが可能になります。
ここでは、BMW車検費用が高い理由、費用の内訳、そして車検費用の相場について解説します。
(1) BMWの車検費用が高い3つの理由
BMWの車検費用が高い理由には、主に次の3つの要因があります。
①交換部品の輸入費用
BMWの部品交換には、性能維持と安全確保の観点から純正部品の使用が推奨されています。
純正部品はBMWの性能を最大限に発揮し、安全性を確保するために重要な役割を果たします。
しかし、純正部品は輸入品であるため、輸送費や関税などが上乗せされ、国産車と比べて部品代が高額になる傾向があります。
②日本の気候に適さない設計
BMWは、ドイツの冷涼で乾燥した気候を想定して設計されています。一方、日本は高温多湿な環境でBMWに適した環境ではありません。
BMWは日本の気候に適してはおらず、ゴムや樹脂部品、電装系に大きな負担をかけ、劣化を早めてしまうのです。
そのため、国産車に比べて、これらの部品の交換頻度が高くなり、費用がかさみやすくなります。
③メンテナンス頻度と文化の違い
ドイツでは、ドライバー自身が日常的にメンテナンスする文化が根付いています。
BMWもそれを前提に設計されている部分がありますが、日本では専門業者に依頼するのが一般的です。
そのため、業者に依頼する際に都度工賃が発生し、車検費用全体を押し上げる要因となります。
(2) BMWの車検費用の内訳
BMWの車検費用は、法定費用と非法定費用に分けられます。
法定費用は、法律で定められた費用であり、どの業者で車検を受けても金額は同じです。非法定費用は、車検業者によって異なり、車検基本料や部品交換代などが含まれます。
法定費用 | 非法定費用 |
---|---|
・自賠責保険料 ・自動車重量税 ・印紙代 | ・車検基本料 ・部品交換代など |
①法定費用|自賠責保険料
BMWの車検には、自賠責保険への加入が必須です。
これは交通事故の被害者を救済するための強制保険で、車検時には次回車検までの保険料を支払います。
未加入の場合、車検は通らず公道も走行できません。新車登録時は36カ月または37カ月分、通常の車検では24カ月または25カ月分の保険料を支払います。
BMWだからといって特別な金額になることはなく、普通乗用車であれば車種に関わらず同じ料金です。
具体的な金額は、損害保険料率算出機構のWebサイトで確認できます。
②法定費用|自動車重量税
BMWの車検では、自動車重量税の納付も必要です。
これは車の重量に応じて課税される国税です。重量が重いほど税額は高くなります。
BMWの場合、エコカー減税の対象となるモデルもありますが、多くのモデルは対象外です。また、新車登録からの経過年数によっても税額が変わるため、長く乗るほど高くなる傾向があります。
具体的な税額は、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で確認できます。
③法定費用|印紙代
車検を受ける際は、印紙代として「自動車検査登録印紙」の購入手数料と「自動車審査証紙(または技術情報管理手数料)」を支払う必要があります(参考:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省)。
ちなみに、わずかな金額ですが、車検を国土交通省から認可を受けた「指定工場」で受けるか、そうでない「認証工場」で受けるかによって異なります。
指定工場は設備と技術力が認められており、工場内で車検を完結できるため印紙代が安価です。一方、認証工場は運輸支局や車検場に車を持ち込む必要があり、その分手数料が加算されるため印紙代は高くなります。
④非法定費用|車検基本料
BMWの車検を業者に依頼する場合、法定費用に加えて車検基本料がかかります。
車検基本料は、業者が点検や整備の基本作業に対して発生する費用のことです。業者が価格設定するため、どこで車検を受けるかによって大きく異なります。
業者 | 車検基本料の相場 |
---|---|
ディーラー | 30,000〜60,000円 |
車検専門店 | 10,000〜25,000円 |
カー用品店 | 20,000〜30,000円 |
ガソリンスタンド | 20,000〜30,000円 |
民間の整備工場 | 20,000〜40,000円 |
一般的に、ディーラーは専門の設備と高度な技術を持つため高額になりやすく、車検専門店は効率的な作業で費用を抑えているため比較的安価です。
カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場はその中間程度の価格帯となることが多いでしょう。
⑤非法定費用|部品交換代
BMW車検では、走行距離や使用状況に応じて消耗部品の交換が発生します。
交換が必要な部品は車によって異なりますが、エンジンオイル、バッテリー、ブレーキ関連部品などが代表的です。
車検時に交換が必要となる可能性のある代表的な部品と、その費用の目安は以下の表のとおりです。
交換部品 | 本体代の目安( +工費が必要) | 交換時期の目安 |
---|---|---|
エンジンオイル | 6,000~12,000円 | 走行距離5,000kmから10,000km、または使用期間6カ月から1年 |
オイルフィルター | 1,000〜3,000円 | オイル交換2回に1回 |
ブレーキフルード | 2,000〜3,000円 | 車検ごと |
バッテリー | 10,000〜30,000円 | 3〜4年ごと |
スパークプラグ | 10,000〜20,000円 | 走行距離100,000km |
ブレーキパッド | 10,000〜20,000円 | 走行距離30,000~50,000km |
純正部品は高価になりがちですが、社外部品やディーラー以外での交換で費用を抑えることも可能です。事前に見積もりを取り、交換の必要性や費用を確認し、業者と相談しながら最適な方法を選びましょう。
(3) BMWの法定費用のまとめ
BMWシリーズ別の法定費用をご紹介します。
なお、非法定費用(車検基本料・部品交換代)は、車の状態や整備内容、依頼する業者によって大きく変動するため、詳細の金額は業者から見積もりを取る必要があります。
①BMW 1シリーズ(1.5t未満)
BMW 1シリーズの法定費用は、以下のとおりです。
項目 | エコカー対象の場合 | エコカー対象外(13年未満車)の場合 | エコカー対象外(13年経過車)の場合 | エコカー対象外(18年経過車)の場合 |
---|---|---|---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 |
自動車重量税 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
印紙代 | 1,600円 | 1,600円 | 1,600円 | 1,600円 |
法定費用合計 | 34,250円 | 43,850円 | 53,450円 | 57,050円 |
※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
②BMW 3シリーズ(2.0t未満)
BMW 3シリーズの法定費用は、以下のとおりです。
項目 | エコカー対象の場合 | エコカー対象外(13年未満車)の場合 | エコカー対象外(13年経過車)の場合 | エコカー対象外(18年経過車)の場合 |
---|---|---|---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 |
自動車重量税 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
印紙代 | 1,600円 | 1,600円 | 1,600円 | 1,600円 |
法定費用合計 | 39,250円 | 52,050円 | 64,850円 | 69,650円 |
※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税自動車損害賠償責任保険基準料率額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
③BMW 5シリーズ(2.0t未満)
BMW 5シリーズの法定費用は、以下のとおりです。
項目 | エコカー対象の場合 | エコカー対象外(13年未満車)の場合 | エコカー対象外(13年経過車)の場合 | エコカー対象外(18年経過車)の場合 |
---|---|---|---|---|
自賠責保険料 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 |
自動車重量税 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
印紙代 | 1,600円 | 1,600円 | 1,600円 | 1,600円 |
法定費用合計 | 39,250円 | 52,050円 | 64,850円 | 69,650円 |
※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省
2. BMWの車検費用を抑える6つのコツ
BMWの車検費用を抑える6つのコツをご紹介しましょう。
1. 車検業者から相見積もりを取る
2. 交換部品は自分で手配する
3. 車検前に自分で部品交換する
4. 走行距離無制限保証に加入する
5. キャンペーンや割引制度を活用する
6. 自分で車検する(ユーザー車検)
(1) 車検業者から相見積もりを取る
車検業者によって、費用やサービス内容は大きく異なります。そのため、車検費用を少しでも抑えるためには、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。
ディーラー、車検専門店、ガソリンスタンドなど、さまざまなタイプの業者から相見積もりを取り、費用を比較しましょう。
(2) 交換部品は自分で手配する
BMWの車検費用を抑えたいなら、交換部品を自身で手配しましょう。
ディーラーや整備工場に依頼すると、部品代に手数料が上乗せされるのが一般的です。BMWは輸入車なので、輸送費や関税などが価格に含まれてしまうため、自身で調達すればその分を節約できる可能性があります。
まずは業者で車検費用の見積もりを取り、交換部品リストと価格を確認しましょう。
ネット通販や海外の部品販売サイトでの購入を検討します。適合する部品かどうかの判断が難しい場合は、車検証の情報で検索できるサイトを活用しましょう。
ただし、保証対象外となる場合や、工賃が割高になる、あるいは持ち込み自体を断られる場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。
(3) 車検前に自分で部品交換する
自分で交換部品を手配するだけでなく、交換作業も自分ですることで工賃を節約できます。
具体的には、ワイパーゴム、エアフィルター、オイル、バッテリーなどは比較的簡単に交換可能です。
ただし、交換作業を誤ってしまうと故障や不具合によって、かえって高額な修理費用が発生する恐れがあります。
また、整備不良による事故のリスクも高まります。そのため、DIYでの部品交換は、作業に自信があり、手順をしっかり理解している場合にのみ検討しましょう。
(4) 保証パックに加入する
新車、または中古車購入時に保証パックへ加入することで、トラブル時における特定の部品の交換費用が無償になります。
パックの内容は新車と中古車によって異なりますが、個別に整備を受けるよりも費用を抑えられます。ただし、保証内容や対象部品をよく確認し、車の状態や使用頻度と照らし合わせて、本当に費用対効果があるかを判断しましょう。
くわしくは、お近くのBMWディーラーや正規販売店にお問い合わせください。
(5) キャンペーンや割引制度を活用する
車検費用を少しでも抑えたいのであれば、キャンペーンや割引制度を積極的に活用しましょう。
多くの業者が、早期予約割引や平日割引など、さまざまな特典を用意しています。これらの特典をかしこく利用すれば、大きな節約につながります。
代表的なキャンペーン・割引制度を以下にまとめました。
・早期予約割引
・平日割引
・Web予約割引
・車検パック
・複数台割引
・紹介割引
これらの割引以外にも、業者によっては独自のキャンペーンを実施している場合があります。公式サイトやチラシ、DMなどをこまめにチェックして、お得な情報を見逃さないようにしましょう。
(6) 自分で車検する(ユーザー車検)
BMWの車検費用をできる限り抑えたいなら、「ユーザー車検」という選択肢があります。
ユーザー車検とは、業者に依頼せず、自分で運輸支局へ車を持ち込み、車検を受ける方法です。業者に支払う非法定費用(車検基本料や整備費用)が不要になるため、車検費用を大幅に削減できるでしょう。
ただし、事前整備や検査手続きも自分でする必要があるため、メンテナンスに関する一定の知識と技術が必要になります。BMWは輸入車ということもあり、国産車に比べて整備の難易度が高い場合もあります。
また、事前整備が不十分で検査不合格になった場合、再検査が必要です。かえって費用と時間がかかってしまうため、作業に自信がない人は業者に依頼しましょう。
くわしくは下記の記事をご覧ください。
3. BMWの車検業者を選ぶ3つのポイント

BMWの車検を受ける業者を選ぶ際には、以下の3つのポイントを踏まえることが大切です。
(1) 実績と専門性
BMWの車検を依頼する業者の実績と専門性は、安心して愛車を任せられるかどうかの重要な判断基準になります。
ディーラー、専門店、整備工場など、さまざまな選択肢があるため、それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身のBMWに最適な業者を選びましょう。
業者 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ディーラー | ・安心の純正部品を使用する ・専門知識と技術力を持つ整備士が対応する ・保証期間内の部品は無償交換の対象となる | ・費用が高い ・過剰な整備をすすめられる |
車検専門店 | ・費用がディーラーより安い ・手続きが迅速で、待ち時間が短い ・要望に応じて、柔軟な対応してくれる | ・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る ・純正部品を使用しない場合がある ・店舗ごとのサービス内容に差がある |
カー用品店 | ・費用が比較的安い ・幅広いサービスを提供している ・キャンペーンや割引サービスがある ・土日祝日も営業している | ・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る ・純正部品を使用しない場合がある ・店舗ごとのサービス内容に差がある |
ガソリンスタンド | ・手軽で便利・費用が比較的安い ・キャンペーンや割引サービスがある | ・整備能力に差がある ・純正部品を使用しない場合がある ・整備工場を併設していない場合がある |
民間整備工場 | ・費用が比較的安い ・親身で柔軟な対応 ・過剰な整備をすすめない ・車検以外の相談もできる | ・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る ・設備が最新ではない場合がある ・土日祝日は対応していない場合もある |
(2) 費用とサービス内容
車検費用は業者によって大きく異なります。
正規ディーラーは費用が高額になりがちな一方、車検専門店や整備工場の多くは、ディーラーに比べて安価です。
ただし、サービス内容が業者によって異なるため、必ずしも安いほうがよいとは限りません。そのため、車検費用だけでなく、整備内容や保証内容、対応の迅速さなどを考慮し、総合的に判断することが重要です。
(3) 口コミや評判
実際にその業者で車検を受けた人の口コミや評判を参考にすることも大切です。
口コミやレビューサイト、SNSなどで情報を集め、業者を選ぶ際の判断材料にしましょう。
とはいえ、口コミはあくまで個人の主観に基づくものであり、必ずしも客観的な評価とは限りません。複数の口コミを参考に、総合的に判断することが重要です。
4. BMWの車検に必要な書類と流れ
BMWの車検をスムーズに進めるために、必要な書類と手続きの流れを事前に確認しておきましょう。
(1) 車検に必要な書類
業者に車検を依頼する際は、以下の書類が必要です。事前に準備しておきましょう。
・車検証
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書 (必要な場合がある)
(2) BMW車検の流れ
車検の流れは以下のとおりです。
① 見積り比較・業者選定
複数の業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討します。ディーラー、車検専門店、民間整備工場など、それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身のニーズに合った業者を選びましょう。
② 車検の予約
業者を決定したら、車検の予約をします。
電話またはWebサイトから予約を受け付けている業者がほとんどです。希望の日時を伝え、予約を確定させましょう。
③ 来店・受付
予約した日時に業者へ来店し、受付をします。車検に関する要望や気になる点があれば、この際に伝えましょう。
④ 車両の点検・整備
整備士がBMWの状態を点検します。
消耗品や交換が必要な部品があれば説明を受け、整備内容を決定します。整備費用については、見積もりをもらい、内容を確認しましょう。
⑤ 車検検査
法定点検項目に基づき、検査員が専用の機器を用いてBMWの各部位を検査します。
⑥ 精算・車両の引き取り
すべての点検・整備、検査が完了したら、費用を精算し、BMWを引き取ります。
この際、業者によっては定期点検やアフターサービスの案内を受けられます。
⑦ 新しい車検証と検査標章の受け取り
車検後、新しい車検証と検査標章(フロントガラスに貼るステッカー)が発行されます。
受け取り方法は業者によって異なりますので、確認しておきましょう。
5. 車検を受ける際によくある質問
車検を受けるにあたり、よくある質問をまとめました。疑問を解消し、スムーズに車検を進めましょう。
(1) 5年目の車検費用はいくら?
5年目の車検を迎えるBMWの車検費用は、モデルや車両の状態、車検業者によって大きく異なります。
新規購入してから13年未満車の場合、法定費用は以下のとおりです。
5年目(新規購入の場合、車検2回目)の車検費用は、BMWのモデル、車両の状態、そして依頼する車検業者によって大きく変動します。
新車購入から13年未満のBMWの場合、法定費用は以下のとおりです。
モデル | 法定費用 |
---|---|
BMW 1シリーズ(1.5t未満) | 43,850円 |
BMW 3シリーズ(2.0t未満) | 52,050円 |
BMW 5シリーズ(2.0t未満) | 52,050円 |
しかし、これはあくまで法定費用のみで、実際の車検費用には、車検基本料と部品交換代が加算されます。
5年目の車検では、初回車検時よりも走行距離が伸びているため、複数の部品交換が必要になる可能性が高いでしょう。
交換部品代は、車種や車両の状態によって大きく異なるため、一概にいくらとは言えません。
そのため、5年目の車検費用を正確に把握するためには、事前に複数の車検業者から見積もりを取得することが大切です。
(2) 7年目の車検費用はいくら?
7年目(車検3回目)の車検費用は、5年目より修理箇所が増えるため、さらに高額になる可能性が高いでしょう。
とくにBMWの純正部品は高額になるため、エンジンやブレーキに関する主要部品を交換する場合は、部品交換代だけで数十万円になる可能性もあります。
とはいえ、5年目の車検時に部品交換していれば、7年目の車検費用は抑えられるかもしれません。
(3) 車検費用の見積もりが30万円、これは妥当?
BMWの車検費用が30万円になる可能性はあり得ます。
BMWを含む輸入車の部品価格は、輸送費や関税、為替の影響を受けるため国産車より高額になりがちです。とくに、高度な技術を要するエンジン部品や電子制御部品は高額になります。
そのため、年式が古い場合や走行距離が多い場合、修理箇所が多い場合は30万円の見積もりになる可能性があるでしょう。
6. BMWの車検に関することはグーネットピットにご相談ください
BMWの車検費用は、車の状態や年式、依頼する業者によって大きく変動します。とくに、純正部品は輸入する必要があるため、部品本体代が国産車に比べて高額です。
そのため、ディーラー、整備工場、車検専門店など、どの業者に車検を依頼するかが重要になります。
そこで、車検費用を少しでも抑えたい、そして安心して任せられる業者に依頼したいなら、グーネットピットを利用してみてはいかがでしょうか。
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