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更新日:2025.03.24 / 掲載日:2025.03.24

ボルボの車検費用は高い?相場や内訳|節約術や業者選びのポイントも網羅

ボルボ(イメージ)

ボルボは、北欧スウェーデン発祥の自動車メーカーです。高い安全性と洗練されたデザインで、日本でも多くのファンを魅了しています。

しかし、輸入車であるがゆえに気になるのが維持費、とくに車検費用ではないでしょうか。実際、ボルボの車検費用は、国産車と比べるとやや高額になる傾向があります。

そこで、この記事では、ボルボの車検費用の内訳や相場、費用を抑えるための節約術まで、くわしく解説していきます。

1. ボルボの車検費用は高い?

ボルボの車検費用は、国産車と比べるとやや高額になる傾向があります。その理由は主に以下の3つの要素が関係しています。

(1)部品価格

ボルボは輸入車であるため、部品の多くは海外からの輸入となります。

そのため、部品を輸入する際の輸送コストや関税などのコストが上乗せされ、部品価格が高額になります。

さらに、ボルボの純正部品は高品質である一方、価格も高めに設定されていることが多く、部品交換が多くなると国産車と比較して費用が高くなってしまうのです。

(2)工賃

ボルボの整備には、専門的な知識や技術、特殊な工具が必要となる場合があります。そのため、整備を依頼できる工場が限られており、工賃も高額になる傾向があります。

また、輸入車に特化した工場は、国産車専門の工場と比べて数が少ないため、予約が取りにくい場合もあります。

(3)車検基本料

車検基本料とは、車検業者に支払う手数料のことで、業者によって価格設定が大きく異なります。車検基本料には、点検費用や整備費用、代行手数料などが含まれます。

ディーラーでの車検は、高品質な整備が期待できる反面、車検基本料金が高めに設定されており、車検費用総額が高くなってしまうのです。

2. ボルボの車検費用の内訳

ボルボの車検費用は、国産車と同じく、法定費用と非法定費用の2種類に分けられます。法定費用はどこで車検を受けても金額は変わりませんが、非法定費用は業者によって大きく異なるため、しっかりと理解しておきましょう。

(1)法定費用

法定費用は、国によって定められた費用のことで、どこで車検を受けても金額は一律です。ボルボだからといって特別な金額になることはありません。以下の3つの費用が含まれます。

項目概要
自賠責保険料自動車事故の被害者救済のための強制保険。車検時に次回車検までの期間分の保険料を支払う
自動車重量税車両重量に応じて課税される。エコカー減税対象車は減税あり
印紙代車検時に必要な手数料

①自賠責保険料

自賠責保険とは、交通事故の被害者を救済するための強制保険です。すべての車に加入が義務付けられています。

車検時には、次回車検までの24カ月分または25カ月分(新車登録時は37カ月分)の保険料を支払います。

  • 24カ月分:17,650円
  • 25カ月分:18,160円

※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省

具体的な金額は、損害保険料率算出機構のWebサイトで確認できます。

②自動車重量税

自動車重量税とは、車の重量と経過年数に応じて課税される税金です。ボルボも例外ではなく、重量が重いほど税額は高くなります。

以下の表は、自動車重量税(自家用車2年分)の一覧になります。

車両重量 エコカー エコカー
(本則税率)
13年未満 13年経過 18年経過
~0.5t 免税 5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
~1t 10,000円 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 15,000円 24,600円 34,200円 37,800円
~2t 20,000円 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t 25,000円 41,000円 57,000円 63,000円
~3t 30,000円 49,200円 68,400円 75,600円

※2年自家用車の場合
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省

具体的な税額は、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で確認できます。

③印紙代

印紙代とは、車検を受ける際に必要な手数料です。

印紙代は、車検を受ける場所が「指定工場」か「認証工場」かによって金額が異なります。指定工場は設備と技術力が認められており、工場内で車検を完結できるため印紙代が安価です。認証工場は運輸支局へ車両を持ち込む必要があり、その分手数料が加算されます。

・指定工場:1,800円(1,600円)
・認証工場:2,300円

※カッコ内の数字はOSS申請時
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(2)非法定費用

非法定費用は、業者ごとに価格設定がされている費用です。そのため、どこで車検を受けるかによって金額が大きく変わります。主な費用は以下の2つです。

項目概要
車検基本料点検・検査作業、代行手数料などの費用。業者によって技術料や人件費などが異なるため、価格差が生じる。
部品交換代消耗部品や劣化部品を交換する際に必要な費用。車の状態や走行距離によって交換する部品は異なり、費用も大きく変わる。

①車検基本料

車検基本料は、業者が点検や整備の基本作業に対して発生する費用のことです。業者によって技術料や人件費などが異なるため、価格差が生じます。

業者車検基本料の相場
ディーラー40,000〜80,000円
車検専門店10,000〜25,000円
カー用品店20,000〜30,000円
ガソリンスタンド20,000〜30,000円
民間の整備工場20,000〜40,000円

ディーラーは専門設備と高度な技術を持つため高額になりやすい一方、車検専門店は効率的な作業で費用を抑えているため比較的安価です。

②部品交換代

走行距離や使用状況に応じて消耗部品の交換が必要になります。交換が必要な部品は車種や年式、走行距離によって異なります。

代表的な交換部品と本体代、交換時期の目安は以下の表のとおりです。

交換部品本体代の目安( +工費が必要)交換時期の目安
エンジンオイル10,000~20,000円走行距離5,000kmから10,000km、または使用期間6カ月から1年
オイルフィルター3,000〜5,000円オイル交換2回に1回
ブレーキフルード3,000〜5,000円2年ごと
バッテリー20,000〜80,000円3〜4年ごと
スパークプラグ10,000〜30,000円走行距離60,000kmから100,000km
ブレーキパッド15,000〜30,000円走行距離30,000~50,000km

純正部品は高価になりがちですが、社外部品を使うことで費用を抑えることも可能です。

3. ボルボ車検費用の相場(車種別)

ボルボの車検費用相場は、車種や年式、走行距離によって異なります。ここでは、車種別の費用相場を解説します。

車両重量重量1.5t以下重量2.0t以下重量2.5t以下
車種V40・V50・S40・C30・240・940・850V60・V70・S60・S80・XC60・XC70・C70XC90

ただし、あくまでも目安であり、実際の費用は車検を受ける工場や交換部品によって異なります。詳細の金額は、車検を受ける前に、複数の工場で見積もりを取って確認しましょう。

(1) 重量1.5t以下の車検費用相場

重量1.5t以下の車検費用相場を、年式別にご紹介します。

①エコカー減税対象の場合の車検費用内訳

費用項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税15,000円15,000円15,000円15,000円15,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計74,250〜114,250円44,250〜59,250円54,250〜64,250円54,250〜64,250円54,250〜74,250円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

②新規登録から13年未満の場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

費用項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税24,600円24,600円24,600円24,600円24,600円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計83,850〜123,850円53,850〜68,850円63,850〜73,850円63,850〜73,850円63,850〜83,850円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

③新規登録から13年経過した場合の車検費用内訳

費用項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税34,200円34,200円34,200円34,200円34,200円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計93,450〜133,450円63,450〜78,450円73,450〜83,450円73,450〜83,450円73,450〜93,450円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

④新規登録から18年経過した場合の車検費用内訳

費用項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税37,800円37,800円37,800円37,800円37,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計97,050〜137,050円67,050〜82,050円77,050〜87,050円77,050〜87,050円77,050〜97,050円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(2) 重量2.0t以下の車検費用相場

重量2.0t以下の車検費用相場を、年式別にご紹介します。

①エコカー減税対象の場合の車検費用内訳

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税20,000円20,000円20,000円20,000円20,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計79,250〜119,250円49,250〜64,250円59,250〜69,250円59,250〜69,250円59,250〜79,250円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

②新規登録から13年未満の場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税32,800円32,800円32,800円32,800円32,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計92,050〜132,050円62,050〜77,050円72,050〜82,050円72,050〜82,050円72,050〜92,050円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

③新規登録から13年経過した場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税45,600円45,600円45,600円45,600円45,600円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計104,850〜144,850円74,850〜89,850円84,850〜94,850円84,850〜94,850円84,850〜104,850円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

④新規登録から18年経過した場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税50,400円50,400円50,400円50,400円50,400円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計109,650〜149,650円79,650〜94,650円89,650〜99,650円89,650〜99,650円89,650〜109,650円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(3) 重量2.5t以下の車検費用相場

重量2.5t以下の車検費用相場を、年式別にご紹介します。

①エコカー減税対象の場合の車検費用内訳

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税25,000円25,000円25,000円25,000円25,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計84,250〜124,250円54,250〜69,250円64,250〜74,250円64,250〜74,250円64,250〜84,250円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

②新規登録から13年未満の場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税41,000円41,000円41,000円41,000円41,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計100,250〜140,250円70,250〜85,250円80,250〜90,250円80,250〜90,250円80,250〜100,250円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

③新規登録から13年経過した場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税57,000円57,000円57,000円57,000円57,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計116,250〜156,250円86,250〜101,250円96,250〜106,250円96,250〜106,250円96,250〜116,250円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

④新規登録から18年経過した場合の車検費用内訳(エコカー対象外)

項目ディーラー車検専門店カー用品店ガソリンスタンド民間整備工場
自賠責保険料17,650円17,650円17,650円17,650円17,650円
自動車重量税63,000円63,000円63,000円63,000円63,000円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料40,000〜80,000円10,000〜25,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜40,000円
合計122,250円〜162,250円92,250円〜107,250円102,250円〜112,250円102,250円〜112,250円102,250円〜122,250円

※2025年1月現在の情報
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(4) 年式・走行距離による車検費用の違い

ボルボに限らず、車検費用は年式や走行距離によっても変動します。古い年式で走行距離が多い車ほど、車検費用は高くなる傾向があります。

古い年式の車両は、部品の劣化や故障が発生する可能性が高いため、交換が必要な部品が増え、費用がかさむためです。また、走行距離が多い車も、部品の摩耗や劣化が進んでいます。交換が必要な部品が増えるため、車検費用は高くなります。

4. 車検費用を節約する方法

エンジン内を点検している様子(イメージ)

車検費用を少しでも節約するのに、効果的な方法を5つご紹介します。

1. ディーラー以外で複数相見積もりを取る
2. 自分で部品を調達する
3. 車検前に自分で部品交換する
4. キャンペーンや割引制度を活用する
5. 自分で車検する(ユーザー車検)

これらの方法を組み合わせることで、ボルボの車検費用を大幅に抑えることが可能です。

(1) ディーラー以外で複数相見積もりを取る

ディーラーでの車検は安心感がありますが、費用は高額になりがちです。「少しでも費用を抑えたい」という人は、ディーラー以外にも相見積もりを取るのがおすすめです。

車検専門店、カー用品店(オートバックスやイエローハットなど)、ガソリンスタンド、民間整備工場など、さまざまな選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身のニーズに合った業者を選びましょう。

各業者のメリットとデメリットは、以下にまとめましたので参考にしてください。

業者メリットデメリット
ディーラー・安心の純正部品を使用する
・専門知識と技術力を持つ整備士が対応する
・保証期間内の部品は無償交換の対象となる
・費用が高い
・過剰な整備をすすめられる
車検専門店・費用がディーラーより安い
・手続きが迅速で、待ち時間が短い
・要望に応じて、柔軟な対応してくれる
・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
カー用品店・費用が比較的安い
・幅広いサービスを提供している
・キャンペーンや割引サービスがある
・土日祝日も営業している
・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る
・純正部品を使用しない場合がある
・店舗ごとのサービス内容に差がある
ガソリンスタンド・手軽で便利
・費用が比較的安い
・キャンペーンや割引サービスがある
・整備能力に差がある
・純正部品を使用しない場合がある
・整備工場を併設していない場合がある
民間整備工場・費用が比較的安い
・親身で柔軟な対応
・過剰な整備をすすめない
・車検以外の相談もできる
・メーカー特有の知識、技術はディーラーに劣る
・設備が最新ではない場合がある
・土日祝日は対応していない場合もある

(2) 自分で部品を調達する

ディーラーや整備工場に交換部品の手配から依頼すると、部品代に手数料が上乗せされ、費用がさらに高くなってしまいます。

そこでおすすめなのが、部品を自分で調達する方法です。ECサイトなどを活用すれば、業者に依頼するより安い価格で部品を見つけられるかもしれません。

ただし、適合する部品を見つける手間がかかること、保証がない場合もあることを理解しておきましょう。業者に持ち込みを依頼する場合は、事前に持ち込みが可能か、持ち込み料や保証について相談することをおすすめします。

(3) 車検前に自分で部品交換する

「自分で部品交換は難しそう……」と思われるかもしれませんが、ワイパーゴム、エアフィルター、オイル、バッテリーなどは、取扱説明書や整備マニュアルなどを参考にすれば比較的簡単に交換できます。

自分で調達した部品を自分で交換すれば、業者に依頼する際の工賃を節約できます。ただし、交換作業には一定の知識と技術が必要です。誤った手順で作業すると、故障や事故の原因になる可能性もあります。

また、交換後に不具合が生じた場合、保証の対象外となるケースもあるため、自信がない場合は無理せず専門業者に依頼しましょう。

(4) キャンペーンや割引制度を活用する

車検費用をさらに抑えるには、キャンペーンや割引制度の活用が効果的です。

早期予約割引、平日割引、Web予約割引、車検パック、複数台割引、紹介割引など、業者によってさまざまな特典が用意されています。

車検時期が近づいたら、公式サイトやチラシ、DMなどをチェックして、お得な情報を見逃さないようにしましょう。

(5) 自分で車検する(ユーザー車検)

車検費用を極力抑えたいという場合は、ユーザー車検も選択肢のひとつです。ユーザー車検とは、自身で運輸支局に車を持ち込み、検査を受ける方法です。

車検業者に支払う費用がかからないため、費用を大幅に削減できます。ただし、専門知識が必要なうえ、整備不良を見逃してしまうリスク、検査不合格時の再検査の手間などには注意が必要です。

そのため知識や経験に自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

5. 車検業者を選ぶポイント3つ

ボルボの車検を依頼する業者を選ぶ際には、以下の3つのポイントを踏まえることが重要です。

1. 実績と専門性
2. 費用とサービス内容のバランス
3. 立地と利便性

順にご紹介します。

(1) 実績と専門性

ボルボは輸入車であり、国産車とは異なる特殊な部品や整備知識が求められる場合があります。そのため、ボルボの車検実績が豊富で、専門の整備士が在籍している業者を選ぶことが大切です。

ディーラーは、専門メカニックがメーカー純正部品を使用して整備するため、安心感は高いですが費用は高額になりがちです。

費用を抑えたい場合は、車検専門店や整備工場のなかから、輸入車に特化した業者を探してみましょう。ホームページや口コミサイトで実績や評判を確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

(2) 費用とサービス内容のバランス

車検費用は業者によって大きく異なります。そのため、複数の業者から見積もりを取り、費用とサービス内容を比較検討することが重要です。

価格の安さだけで判断せず、整備内容や保証内容、部品の品質(純正部品か社外部品か)などをしっかり確認しましょう。整備内容が不明瞭な場合は、納得いくまで説明を求めることが大切です。

また、代車サービスの有無や、車検後のアフターサービスなども確認しておくと安心です。

(3) 立地と利便性

車検に出している間の移動手段の確保や、車を引き取りに行く時間などを考慮し、自宅や職場からアクセスしやすい業者を選ぶと便利です。

営業時間、車検にかかる時間なども確認し、自分のライフスタイルに合った業者を選びましょう。

6. ボルボ車検に関するよくある質問

ここでは、ボルボの車検に関してよくある質問をまとめました。疑問を解消して、スムーズに車検を受けられるようにしましょう。

(1) 車検はどこで受けても良い?

車検を受ける場所は、ディーラー、民間整備工場、車検専門店など、どこでも構いません。業者によって特徴は異なるため、ニーズや都合に合わせて、最適な場所を選びましょう。ただし、ボルボなどの輸入車に対応していない整備工場もあるので、事前に業者へ確認が必要です。

まずは、複数の業者に相見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。

(2) 車検にかかる時間は?

車検にかかる時間は業者によって異なりますが、一般的には数時間〜即日、または1.5日程度が目安です。

ただし、車検時に整備や修理が必要な場合は、さらに時間がかかることもあります。あらかじめ業者に確認しておくと安心です。

(3) 車検の流れは?

一般的な車検の流れは、以下のとおりです。

1. 見積り比較・業者選定
2. 車検の予約
3. 来店・受付
4. 車両の点検・整備
5. 完成検査
6. 精算・車両の引き取り
7. 新しい車検証と検査標章の受け取り

車検時には、車検証、自賠責保険証、自動車税納税証明書(必要な場合がある)が必要になります。忘れずに準備しておきましょう。予約時に、全体の流れと必要な書類を確認しておくとスムーズです。

7. ボルボの車検でお悩みなら、グーネットピットにご相談ください

ボルボの車検は、ディーラー、車検専門店、民間整備工場など、さまざまな選択肢があり、費用やサービス内容もそれぞれ異なります。最適な車検方法を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

しかし、多くの業者から見積もりを取る作業は手間がかかり、それぞれの見積もり内容を理解し、比較するのも時間がかかります。

そのようなときは、グーネットピットをご利用ください。グーネットピットなら、お近くの整備工場からまとめて見積もりを取得できます。ご自身の予算や希望条件に合った最適な車検プランを簡単に見つけられます。

車検費用見積り・法定点検予約(法定12ヶ月点検)ならグーネットピット

専門知識を持つスタッフが、一人ひとりのニーズに合った車検プランをご提案いたしますので、ボルボの車検でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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