車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.03.21 / 掲載日:2025.03.21
藤トモ「ここのチリが…」 ハリアー鑑定で冴えわたった“鑑定師の眼”【グー鑑定団】

中古車選びの時は、どんなところをチェックすればいいんだろう? クルマの魅力&中古車購入で失敗しないためのポイントを、自動車のプロが伝授! グーネットがお届けするプログラム「買う前必見!クルマのミカタ!グー鑑定団」!
シーズン2・9回目はトヨタ・ハリアーが登場!
YouTubeのグーネットチャンネルにて、自動車購入に役立つプログラムがスタート!この番組では「中古車を安心・楽しく選ぼう」をテーマに、定番の人気モデルから憧れの輸入車まで、さまざまなクルマをピックアップ。鑑定歴20年・10万台以上のクルマを見てきたJAAA(日本自動車鑑定協会)の会員であるプロの鑑定師たちが、“グー鑑定団”として鑑定目線でクルマを紹介していきます。
「グー鑑定団」プレイリストはこちら >>
「違和感が…」ハリアー鑑定で冴えまくる!

藤トモことグー鑑定団団員の藤島知子さんが中古車の鑑定にチャレンジするシーズン2。晴天にも恵まれた今回は、カーセブン江戸川店(東京都江戸川区)で鑑定に挑みます。用意されたのはトヨタ・ハリアー(2021年式)。これまでになかった“高級クロスオーバーSUV”というジャンルの先駆者的モデルです。

まずは内装・電装系のチェックから。「状態はすごくいい」と様々な箇所を見ていく中で注目したのが、後方のカメラ映像を映し出せるバーチャルインナーミラー。たくさんの荷物を積み込んだ状態でも後方を確認できるという優れものの装備ですが、藤トモは「薄暗くなるとミラーでは分かりづらくなったりする。映像で見せた方が明るく映し出されるので、見やすくなる」と解説します。

続いてボディのチェックへ。「下部は狭いけど、上部はちょっと開いてる」と藤トモが発見したのは、フロントフェンダーのチリ(継ぎ目の段差部分)の違和感。よく見ると、僅かながら上部の溝が開いているように見えます。小島団長は「これが元々の状態というパターンもあるんですが、鑑定ではよく見るポイントになる。こういった違和感に気付いて中をチェックしてみるのはいいこと」と話します。
この後には、ボディの右側後輪付近に小さなヘコみも発見した藤トモ。これには小島団長も「すごい!気付きましたね!」と感心していました。

最後はホイールのチェック。右側はキレイな状態だったものの、左前輪のホイールに擦ったようなキズ痕を発見。「あ~、ここだけ擦っちゃったんだ~……」と残念そうに声を上げた藤トモに、小島団長は「やっぱり左側はぶつけやすいんでしょうね。ちょっと気になるところなので、しっかりチェックしたいところですね」と答えます。「乗ってた方の気持ちを思うと、胸が痛いですね……」と前オーナーの心情を思いやる藤トモなのでした。
今回の動画はこちら!
チェックポイントの数は100以上!第三者がクルマの状態を見極めた「グー鑑定」

内装・外装を5段階評価、機関の不具合の有無、そして骨格の異常の有無と3段階評価を鑑定書としてまとめたグー鑑定の、プロの鑑定師によるチェック項目は100以上。車種や状態などによって項目数が変わり、多い時には300~400もの項目を見ていくこともあるとか。私たち一般ユーザーでは見抜くことが難しい中古車の状態を、第三者機関の鑑定師が細かくチェックした鑑定書は、購入の際の大きな判断材料となります。

(右画像)「絞り込み検索」で、グー鑑定付きの車を絞り込むこともできます!
第三者の視点でクルマの状態を見極めた「グー鑑定」は、きっとあなたのクルマ探しにも役立つはず!グーネットで中古車を検索したときに表示される「グー鑑定」のマークと「車両状態評価書」のボタンが、グー鑑定付き車両の目印!検索のときには、「絞り込み検索」の機能が便利です。
グーネットでクルマを探すときには、ぜひグー鑑定付きのクルマをチェックしてみてくださいね!