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更新日:2025.04.10 / 掲載日:2025.04.10
藤トモもウットリ?フェアレディZの美しさ【グー鑑定団】

中古車選びの時は、どんなところをチェックすればいいんだろう? クルマの魅力&中古車購入で失敗しないためのポイントを、自動車のプロが伝授! グーネットがお届けするプログラム「買う前必見!クルマのミカタ!グー鑑定団」!
シーズン2・12回目は日産・フェアレディZが登場!
YouTubeのグーネットチャンネルにて、自動車購入に役立つプログラムがスタート!この番組では「中古車を安心・楽しく選ぼう」をテーマに、定番の人気モデルから憧れの輸入車まで、さまざまなクルマをピックアップ。鑑定歴20年・10万台以上のクルマを見てきたJAAA(日本自動車鑑定協会)の会員であるプロの鑑定師たちが、“グー鑑定団”として鑑定目線でクルマを紹介していきます。
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長い歴史の中で、様々なドラマがあった“Z”

藤トモことグー鑑定団団員の藤島知子さんが中古車の鑑定にチャレンジするシーズン2。今回、カーセブン江戸川店(東京都江戸川区)で鑑定にチャレンジしたのは日産・フェアレディZ(2012年式)。世界中にファンを持つ、国産屈指の人気とパフォーマンスを兼ね備えたスポーツカーで、その型式から“Z34”とも呼ばれています。
そんな人気モデルを前に、「Zと言えば長い長い歴史があって、そこに色んなドラマが刻まれてきたワケですが……」と、早くも“語りモード”の藤トモ。このモデルが発売された時期に触れ、「ちょうどこのモデルが出た頃って、リーマン・ショック(※)の後。その時期によく日産がフルモデルチェンジしたな、と」と当時の想いを語りました。
※リーマン・ショック:2008年、米国の投資銀行が経営破綻したのをきっかけに発生した一連の世界金融危機。当時の日本経済にも大きな影響を与えた。

今回鑑定する車両は内装にこだわった仕様とのこと。オレンジカラーのレザーシートに触れ、藤トモは「ラグジュアリーな雰囲気があってステキ。日産は色使いがオシャレなんです」と魅力を語ります。3連メーターや丸みのあるスイッチにも「日産らしい」と話しました。

続いて、クルマ好きならしっかりチェックしておきたいエンジンルームへ。「色んな配置が左右対称になっている」と計算されたエンジンの配置に、藤トモはウットリとした様子。肝心の鑑定も忘れずに進め、交換跡が分かりやすいヒンジ部分をチェックしていきます。そこで小島団長が「こういうタイプのクルマってボルトが見にくくて」とルーム縁の樹脂パーツをめくり、ボルトを指差し確認。板金修理の形跡を確かめるためにはボルト部分のチェックが必須なのです。

続いて外装のチェック。過去にもスポーツカーを鑑定していますが、これらはフードが低いため飛び石を受けやすいのが難点。小島団長は「飛び石はどうしてもできちゃうので、目立つか目立たないかという視点で判断するといい」とアドバイスを送りました。
ここまでは目立たないキズが少し見られた程度でしたが、タイヤには細かな亀裂が。溝は残っているものの、経年劣化が原因のようです。藤トモは「良い状態で健全に走るためには替えた方がいいですね」と話しました。
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チェックポイントの数は100以上!第三者がクルマの状態を見極めた「グー鑑定」

内装・外装を5段階評価、機関の不具合の有無、そして骨格の異常の有無と3段階評価を鑑定書としてまとめたグー鑑定の、プロの鑑定師によるチェック項目は100以上。車種や状態などによって項目数が変わり、多い時には300~400もの項目を見ていくこともあるとか。私たち一般ユーザーでは見抜くことが難しい中古車の状態を、第三者機関の鑑定師が細かくチェックした鑑定書は、購入の際の大きな判断材料となります。

(右画像)「絞り込み検索」で、グー鑑定付きの車を絞り込むこともできます!
第三者の視点でクルマの状態を見極めた「グー鑑定」は、きっとあなたのクルマ探しにも役立つはず!グーネットで中古車を検索したときに表示される「グー鑑定」のマークと「車両状態評価書」のボタンが、グー鑑定付き車両の目印!検索のときには、「絞り込み検索」の機能が便利です。
グーネットでクルマを探すときには、ぜひグー鑑定付きのクルマをチェックしてみてくださいね!
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