オイル交換
更新日:2016.04.21 / 掲載日:2016.04.21
車のエンジンオイルエレメントの交換時期について
普段から車を乗っている方なら、「エンジンオイルエレメント」という言葉を、
一度は耳にしたことがあるかもしれません。
では、どういった役割を担っているのかはご存知でしょうか?
ここではエンジンオイルエレメントの役割と交換時期の目安について紹介します。
エンジンオイルエレメントの役割
エンジンオイルは車を走らせる為に欠かせないオイルですが、
そのオイルをキレイにろ過してエンジン内の汚れを防止するのが、
エンジンオイルエレメント(オイルフィルター)の役割です。
もしもエンジンオイルが不足してしまったり、汚れきってしまうと、
汚れたエンジンオイルがエンジンの中を巡ってしまうため、
エンジン内に金属摩擦粉などの汚れが溜まってしまいます。
エレメントを汚れたまま放置してしまうと、
フィルターのパッキンが劣化を起こし、オイルが漏れてしまう可能性が高くなります。
汚れきってしまう前にしっかりエレメントを交換すれば、
万が一オイル漏れした際の修理費用よりも安く済むため、
点検などで指摘をされたらすぐに交換をすることで、故障を防ぐことができるでしょう。
エンジンオイルエレメントの交換時期とその目安
エレメントの交換時期は基本的に、オイル交換2回ごとに1回交換するのが目安となります。
ただし、エンジンの種類や車種によってオイル交換時期が違いますし、
使用状況によってエレメントの汚れ方も変わってきますので、
ご自身で汚れ具合を把握しておくと良いでしょう。
特にトラックの場合は、すぐに汚れが溜まりやすい傾向にあるため、
できればオイル交換の都度、エレメントを交換するようすると、
エンジントラブルを回避しやすくなります。
参考:http://www.jaf.or.jp/qa/mechanism/maintenance/08.htm
交換にかかる費用の目安
エレメントの交換にかかる費用は、車種によって異なります。
その為、交換前に整備を依頼する工場などで費用を確かめることをおすすめします。
注意したいポイントとしては、エレメント単体での交換を不可としている場合があることです。
エレメントの交換作業において、オイルが抜けてしまう場合もあるため、
その分、オイルを補充する必要が出てきます。
ですので、エレメントを交換するのであれば、
エンジンオイルと一緒に交換することを念頭に置いて、
費用の計算や確認をするようにしましょう。
せっかく新たなエレメントに交換したとしても、汚れたオイルを使い続ければ、
その分、エレメントの交換を早めてしまうことにも繋がります。
出来る限りオイルと一緒に交換を行うことをおすすめします。