パーツ取付・交換
更新日:2021.01.01 / 掲載日:2021.01.01

アルミホイールの掃除・手入れ・メンテナンス方法

アルミホイールは、バネ下荷重を軽減して、車の走行性能を高めたり、燃費を良くしたりするだけでなく、車の足回りの見栄えを良くして、車全体をスタイリッシュに演出する人気の高いドレスアップパーツです。しかし、そのように良いところだけと思えるアルミホイールにも、欠点がいくつかあります。そのひとつが、掃除・手入れ・メンテナンスの難しさです。そこで今回は、アルミホイールの掃除・手入れ・メンテナンス方法について解説します。

アルミホイールの正しい掃除・手入れ・メンテナンス方法

アルミホイールの正しい掃除・手入れ・メンテナンス方法

アルミホイールを傷つけず、できるだけ長い間新品同様の状態に保つためには、以下のような手順で手入れするようにしてください。

用意するもの

アルミホイールの普段の手入れには、柔らかいタオルと水があれば十分です。

1.水で汚れを洗い流す

最初にアルミホイールにたっぷり水をかけて、汚れを浮かせるように洗い流します。

2.柔らかいタオルで丁寧に手洗いする

汚れを洗い流した後は、水を十分に含んだタオルで水をかけながら丁寧に手洗いしていきます。この際、どうしても水だけで落としきれない油分などの汚れがある場合は、薄めた中性洗剤を使って落とすようにしてください。また、洗剤の成分が表面に残りシミになる場合があるため、洗剤を使った後は十分に洗い流してください。

3.丁寧に乾燥させる

洗い終わった後は、乾燥した柔らかいタオルで丁寧に水分を拭き取ってください。水分が残っていると塗装面にムラなどができる原因になります。

汚れがアルミホイールの熱により固着する前に、上記の作業を10日から2週間に一度ほど行っていると、アルミホイールを長く良い状態のままで使用することができます。固着してしまうと、なかなか落とせなくなるため、注意が必要です。

アルミホイールの掃除・手入れ・メンテナンスでやってはいけないこと

アルミホイールは、非常に傷つきやすい繊細な部品です。以下のような点に留意して取り扱いしてください。

汚れが目立つようになるまで手入れをしない

数カ月間手入れをせずにいると、ブレーキパッドなどの鉄粉やさまざまな油汚れが付着してしまいます。そうなると水洗いだけでは落とせなくなり、アルミホイールの劣化を早める原因となってしまいます。

市販のクリーナーやコーティング剤の使用

市販のクリーナーやコーティング剤の中には、アルミホイールの塗装面に悪影響を与え、劣化を早めてしまうものがあるため、成分を良く確認してから使用してください。使用する場合は、専門店などで相談してから使用するようにしてください。

洗車機の使用

洗車機を使用すると、使われている洗剤やブラシがアルミホイールに悪影響を与える場合があります。アルミホイールの洗浄はできるだけ手洗いで行ってください。

車をどんなに大事に乗っていても、アルミホイールには、必ず、土埃やブレーキダスト、油分などにより汚れがつきます。そのため、長く良い状態に保つためには、どうしても相応の手間がかかります。そこまで手間をかけられないという方は、市販のクリーナーやコーティング剤の使用を検討されてはいかがでしょうか。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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