パーツ取付・交換
更新日:2021.01.01 / 掲載日:2021.01.01
車のホイールを購入する時の注意点や時期はあるのか

愛車をおしゃれにしたいと思う方は多いでしょうし、実際ホイールを社外品に交換するなど、足回りのドレスアップをしている方も多いですが、どうせなら費用を抑えて愛車をおしゃれにしたいと思うのが本音ですよね。ホイールを購入するとき、購入しやすい時期や条件などはあるのでしょうか?ホイールを購入する際の注意点と併せて見ていきましょう。
ホイールが安くなる時期や条件

正確には、ホイールは安くなる時期はありません。しかし、店舗によっては年末や年度末に「在庫一掃処分セール」としてホイールを安く売り出したり、冬にはスタッドレスを大量入荷して、タイヤとホイールをセットにして安く販売することもあります。また、ホイールのみ買うよりも、タイヤとホイールがセットになった商品の方が、割引率が大きく値段が安い傾向にあります。それは、ホイールとセットにした方がスタッドレスタイヤなどは売りやすく、実際に購入ユーザーも多いためで店の利益が大きいこともセットで販売する理由に挙げられます。
ホイールを購入する際の注意点
ホイールを購入する場合、タイヤ専門店などの店舗へ行って購入するかネットショップなどの通信販売で購入するかのどちらかを選ぶ場合が多いですよね。店舗へわざわざ行く必要もない手軽さとポイントサービスや割引セールなどで安くなっていることが多いネットショップを選ぶ方も多いかもしれません。しかし、ホイールは購入したらそれで終わりではなく、タイヤに組み込む必要があります。自分でタイヤへの組み込み作業ができる方でない場合は、整備工場などにホイールを持ち込みタイヤの組み込み作業を依頼する必要があります。タイヤ・ホイールを持ち込んで作業を依頼する場合は工賃が割り増しになることも多く忙しい時期は断られてしまうこともあります。いくらネットショップが安いからといって、送料や組み込み作業の工賃のことなどを考えずに買ってしまうと、結局は「店舗で買った方が安く済んだ」ということも多くあります。ネットショップなどの通信販売でホイールを購入する場合は、商品の値段だけでなく、その後にかかる費用も考えた上で購入するようにしましょう。
長持ちさせるためにもタイヤとホイールはセットになっている方がおすすめ
ではホイールのみを購入してタイヤを組み換えるのと、タイヤとホイールがセットになったものをそのまま交換するのとではどちらがタイヤとホイールにとっては良いのでしょうか?タイヤのゴムは重い車体を支えて高速走行にも耐えなければいけないのでかなり硬くて丈夫にできています。タイヤをホイールから外して付け替えるという作業は、余計な圧力を一か所に集中させたり引っ張ったりしますし、工具をホイールに引っかけたりする必要があります。スタッドレスタイヤに交換するたびにこの付け替え作業を行うと、結果としてタイヤとホイールを痛めてしまい、劣化を早めてしまうことになります。また、タイヤのみで保管する場合も、タイヤの中に水分やゴミがたまってしまう恐れがあり、変形や劣化を早めてしまう一因になります。つまり、タイヤにホイールを付けた状態でタイヤ交換をすることはタイヤ交換が楽、タイヤとホイールを痛める可能性が減る、タイヤへの組み換え工賃がかからないなどのメリットが挙げられます。ホイールを付けた状態でタイヤの交換と保存を行うことがタイヤ・ホイール両方の寿命を長くするポイントと言えるでしょう。