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更新日:2018.10.22 / 掲載日:2018.10.22
ドライブレコーダーの録画時間は長くできる?目安や設定について解説
ドライブレコーダーを購入する上で、録画時間は気になるポイントかと思いますが、皆さんのドライブレコーダーは何時間対応のものでしょうか?
ドライブレコーダーは運転中に何かあった際も証拠としてデータが残るため、万が一の事故時などのために設置している人も多いと思います。この録画時間は、利用者の車の使い方によって大きく異なるので、ドライブレコーダーを購入する上で大きなポイントとなるでしょう。
ここでは、ドライブレコーダーの録画時間を長くする設定や方法、録画時間の目安について解説していきます。
ドライブレコーダーの平均的な録画時間の目安とは?

ドライブレコーダーの録画時間は、ドライブレコーダーに搭載されているメモリーカードの容量によって変わります。例えば、8GBのメモリを使用した場合、平均の録画時間は1時間前後になるものが多いです (機種によって差があり、あくまでも平均的な目安です)。
ドライブレコーダーを購入した際、メモリーカードの容量によって撮影できる時間が説明書に掲載されています。ここで確認していただきたいのは、「イベント録画時間」の部分です。
イベント録画時間とは、万が一交通事故が発生した際に録画できる時間のことです。容量が少ないメモリーカードの場合、交通事故が起こった際の録画時間が短くなります。そのため、仕事や旅行などで長距離運転をする場合は、容量が大きいメモリーカードを使用することをおすすめします。
なお、機種によって推奨されるメモリーカードの容量は異なります。近年ではフルハイビジョンや映像を補正するHDR(ハイダイナミックレンジ)機能により多くの容量が必要になる傾向があります。そのため、メーカーも大容量のメモリーカードに対応させる流れにあるようです。
ドライブレコーダーの録画時間を長くできる設定はある?
多くのドライブレコーダーの撮影時間(録画ファイル構成)は、3~5分で一つのファイルが生成・保存されるようにデフォルトで設定されており、これを繰り返して保存していきます。また、1ファイルあたりの撮影時間の設定は、自由に変更可能なドライブレコーダーが多いです。
最長撮影時間(保存される動画の時間)は、録画する映像の画質や使用するSDカードの容量によって異なってきますが、画質の設定を変更することで最長撮影時間を操作することが可能です。最長撮影時間の設定に関しては、ドライブレコーダー本体にある画質を変更するだけなので、初心者でも簡単に設定可能です。
メモリーカード、フレームレートの設定で録画時間を長くする
ドライブレコーダーの録画時間を少しでも長くする方法として、
・容量の大きいメモリーカードを使用する
・フレームレート(FPS)を落とす
この2つの方法があります。当然ですが、メモリーカードの容量を大きくすることで、録画時間が長くなります。前述した8GBの倍であれば2時間程度、16GBであればその倍となります。
また、フレームレートの数値が高い場合、ファイルサイズが大きくなり容量を使うため、撮影時間が通常より短くなります。フレームレートとは、動画の滑らかさを決める要素を指します。1秒間あたりの静止画の枚数が多ければ、その分だけファイル容量を使うということです。
本体の設定でフレームレート(FPS)を調整することが可能な機種もありますので、必要に応じて設定を変更しましょう。
まとめ
ドライブレコーダーの録画時間は、メモリーカードの容量とフレームレートの設定によって変わります。購入したドライブレコーダーの機種によって初期の設定が異なるため、購入後必要に応じて変更しましょう。
メモリーカードの容量が小さいと、いざという時に録画がしっかりできないこともあるため、長距離運転をする人や、車を頻繁に使う人は最初からメモリーカードの容量を大きいものにしましょう。