パーツ取付・交換
更新日:2018.10.22 / 掲載日:2018.10.22
ドライブレコーダーによるノイズの原因は?ノイズ対策の方法はある?
ドライブレコーダーは電子機器であるため、使用機種や条件によっては、車内の他の機器に干渉してノイズを起こしてしまうこともあります。ドライブレコーダーによるノイズがひどい場合、ノイズの影響を受けた周辺機器が正常な動作をしなくなる可能性が高くなってしまいます。
そこで今回は、ドライブレコーダーで発生するノイズの原因や、ノイズ対策、ノイズ対策品について解説します。
ドライブレコーダーを設置すると、カーナビなどにノイズが発生する原因は?

なぜ、ドライブレコーダーを車内に設置すると、カーナビやワンセグなどにノイズが発生するのでしょうか?一般的に、電子機器は内部から電磁波を出しており、それがノイズを発生させる原因となるのです。
例えば、ラジオのすぐ横で携帯電話に電話がかかってくるとノイズ音が発生します。このノイズ音は、電磁波の影響によるものです。
そのため、ドライブレコーダーを購入する際は、周辺機器に影響が出にくくなるよう対策が行われている製品を選ぶと良いでしょう。ノイズ対策品を選んでいないとドライブレコーダーから出る電磁波の影響が大きく、結果として周辺機器にノイズが発生してしまうことになります。
ドライブレコーダーを設置することで、ノイズや不具合が発生しやすいものはある?
ドライブレコーダーを設置することによって影響が出やすい機器には、車内に設置しているカーナビや地デジ、運転支援システム(スバルのアイサイト など)があります。
カーナビや地デジは、ドライブレコーダーから出ている電磁波を受けることで、受信感度が低くなったり画像が乱れたりすることがあります。これらの機器は特定の電波を受信しているため、ドライブレコーダーから出ている電磁波も受信してしまうことでノイズとなります。
また、運転支援システムなども電磁波によるノイズの影響を受けることがありますので、ドライブレコーダーの機種選定、設置箇所には注意が必要です。
ノイズが発生した時の対処法・予防法まとめ
ノイズを発生させない一番の予防法は、ドライブレコーダー購入時にノイズ対策品を選ぶことです。ノイズ対策がしっかりとされている機種は、周辺機器に与える電磁波の影響が小さいため、ノイズが発生しにくくなります。
また、ノイズが発生してしまった場合のノイズ対策については、ドライブレコーダーからできるだけ離して設置することで、ノイズの影響を最小限に抑えることが可能となります。
ドライブレコーダーによるノイズの影響を発生させないためにも、購入時からノイズ対策品を選ぶようにしましょう。