パーツ取付・交換
更新日:2018.10.22 / 掲載日:2018.10.22
ドライブレコーダーの仕組みとは?録画方式や保存の仕組みを解説
ドライブレコーダー(ドラレコ)は現代社会において、車を所有している人の重要なアイテムとなっています。なぜなら、万が一トラブルや事故等に巻き込まれた際に録画された状況証拠があれば、ドライバーを不測の事態から守ってくれる手段となるからです。
そこで今回は、ドライブレコーダーの役割や録画方式、動画が保存される仕組みについて紹介していきます。
ドライブレコーダーの役目とは?

ドライブレコーダーとは名前の通り、運転中の状況を録画する機器です。運転中の状況を録画することで、ドライブ中の景色を観賞できるだけでなく、事故が発生した際には事故当時の状況を動画で残し、必要とあらば証拠として提示できます。
また、車の駐車時に衝撃があった場合や人影を検知した際に、録画を開始する「駐車監視機能」もあります。運転中はもちろんのこと、駐車中も車周辺の状況を録画してくれる機種もあるので、大切な車やドライバーを守ってくれる役割も果たしています。
ドライブレコーダーの録画の仕組み(録画方式)には何がある?
ドライブレコーダーの録画方式は大きく分けると3つあります。それぞれの仕組みについて以下で紹介します。
常時録画方式
一定の時間内で録画をし続ける機能です。基本的には、運転を開始したら録画も開始されます。
イベント記録
常時記録中に車が外部から衝撃を受けるなど、事故にあった場合に前後の一定期間の録画を別ファイルとして切り出して、上書きされないよう保存する機能です。
動体検知記録
駐車中に動くものを検知すると録画を開始する機能です。駐車中の盗難やいたずら対策に取り入れると安心です。
ドライブレコーダーの録画した動画が保存される仕組み
ドライブレコーダーで録画したデータは、主にmicroSD内に保存されます。その際、録画方式によって専用領域(フォルダ)に分けられて保存されるようになっています。
常時録画の場合、録画されたデータは常時録画専用領域に保存されます。また、イベント記録や動体検知記録も、それ専用の領域が確保され保存されます。このように、常時録画とイベント記録や動体検知記録は別のフォルダに保存されるのが一般的です。一般に常時録画の記憶領域は、いっぱいになった際に上書きにするよう設定されています。
ドライブレコーダーを使用する際には、各録画方式の保存の仕組みをきちんと理解し、今現在の保存設定をきちんと認識して使用することが重要です。データ容量がいっぱいになってしまった時のことを考えて、念のために、予備のデータカードを車にストックしておくのも良いでしょう。
また、証拠となる映像を録画した場合は、速やかにデータカードを抜いてPCなどにデータをコピーし、上書きされないように保存しましょう。
まとめ
今回は、ドライブレコーダーの役割や録画方式、動画が保存される仕組みについて紹介しました。
ドライブレコーダーは、万が一事故が起こった際の状況を動画で記録してくれます。また、機種によっては「駐車監視機能」が搭載されているなど、愛車やドライバーを守る役割を果たします。
ドライブレコーダーの録画方式は主に3つあり、運転中に録画をし続ける「常時録画方式」、常時記録中に車が衝撃を受けると前後の記録を別ファイルで保存する「イベント記録」、駐車中に動体を検知すると録画を開始する「動体検知記録」などがあります。
ドライブレコーダーの録画データはmicroSD内に保存されますが、常時録画は一般的に記憶領域がいっぱいになると上書き保存されます。そのため、予備のデータカードを車にストックしたり、証拠となる映像を録画した場合はPCなどにデータをコピーすることをおすすめします。
このように、ドライブレコーダーには様々な機能があります。その仕組みを理解し、自身の目的に合った機能をもつドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。
