パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29
車のテールランプが点かない時(故障)の原因と対策方法とは
車のテールランプが点かない時(故障)の原因と対策方法とは

テールランプが切れていても、運転しているドライバーはなかなか気がつかないものです。後ろを走っている親切な人が、「テールランプが切れてますよ」と教えてくれたりすると、ありがたい反面、ちょっと恥ずかしかったりもします。テールランプが故障して点かなくなった場合、その原因としてはどんなことが考えられ、対策はどうしたらいいのでしょうか。
実は、テールランプが点かなくなる原因はいろいろ考えることができます。原因を特定するためには、以下のような箇所を点検しなければなりません。
・テールランプのバルブ(電球)
・ヒューズ
・スイッチ
・リレー
・カプラー
・配線
テールランプは一般的にブレーキランプと一緒になっているため、ひとつのバルブ(電球)にフィラメントが二つ入っているダブル球という特殊なものが使われています。そのため、症状によってはある程度故障原因を予測することが可能です。たとえば、片方のブレーキランプ(あるいはテールランプ)だけが点かないのなら、点かない方のバルブのフィラメントがひとつだけ切れていると推測することができます。その場合は、電球を交換すれば済むことなので簡単に直すことができます。
テールランプが点かない時の対処方法
テールランプが点かない原因を見つけるのは、普通の人にとっては難しい問題です。しかも、テールランプやブレーキランプは、後ろを走る車に重要な情報を送る役目を持っています。故障に気がついたら、できるだけ早く直さなければなりません。そう考えると、自分であれこれ考えて対処が遅れたりしないように、すぐに整備工場などに持ち込んで修理した方が良いと言えるでしょう。ちなみに、テールランプやブレーキランプが故障した車に乗っていると、整備不良(尾灯等)に該当し交通違反になり、点数が1点加点され、反則金7,000円を科せられる場合があります。そして何より問題なのは、自分や周囲の人を危険にさらすことにもなるので、十分な注意が必要です。テールランプが点かない状態は、自分では気がつきにくい故障のひとつですので、乗車前の日常点検でしっかり確認することをお勧めします。また、車種によってはバルブ切れを教えてくれる、ランプ切れの警告がインパネ内に表示されるので、万一普段点いていない警告ランプが点いた場合は、すぐにどこに問題があるかチェックしましょう。