パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29
ポータブルナビとカーナビの違いとは
ポータブルナビとカーナビの違いとは

カーナビには車内に配線を引き、取付ける通常の「据え置きタイプのカーナビ」と、簡単に取付けることができて、外に持ち運びもできる「ポータブルナビ」があります。市場を二分する「カーナビ」と「ポータブルナビ」の違いはどこにあるのでしょうか?
取付ける方法が違う
据え置きのカーナビは配線が複雑な為、プロによる取付が必要ですが、ポータブルナビの場合は、一番単純なタイプでシガーソケットに接続するだけというものがあり、取付が簡単という特徴があります。
精度が違う
自車位置の測定は、カーナビもポータブルナビもGPS信号を使用しています。その点ではどちらも同じですが、据え置きのカーナビの場合は、GPSに加え車速パルスとジャイロセンサーで自車位置を測定しています。ポータブルナビも車速パルスを拾う事はできますが、据え置きタイプほど精度は良くありません。
画面の大きさが違う
ポータブルナビとカーナビでは、画面の大きさが違います。ポータブルナビは持ち運びしやすいというメリットがあるぶん、画面が小さいタイプがほとんどです。反対にカーナビは、ポータブルナビよりも画面が大きいという特徴があります。
価格が違う
据え置きタイプのカーナビはおおよそ10万円から、高いもので30万円以上と高価なものが多く、ポータブルタイプは高くてもおおよそ4万円~6万円、安いものでも2万円前後と価格に差があります。さらにポータブルタイプは取付け工賃がかからないので、費用を安く抑える事もできます。
価格はあくまでも目安となります。お店や機種によって違いがありますので、ご自身で確認してみてください。
ポータブルナビとカーナビ、選ぶならどっち?
このような違いのあるポータブルナビと据え置きカーナビ。選ぶとしたらどちらが良いでしょうか?基本的に簡単なルート案内だけで、精度やその他の機能はなくてもいいというならポータブルナビがおススメです。大きな画面で細かい表示や正確な精度が必要ならば据え置きのカーナビが良いでしょう。ただし、お得だからといって小さい画面の安いポータブルを選ぶと画面が見えづらく、思わぬ事故の原因ともなってしまうので、選ぶ時は実際に製品を見て、店員さんなどに相談しながら選びましょう。