パーツ取付・交換
更新日:2015.09.30 / 掲載日:2015.09.30
車のナンバープレートのボルト(ネジ)が錆びる原因と交換方法

ナンバープレートのボルトが錆びてしまうと、
雨などが降った時に錆が水により流され、
ナンバープレートが汚れてしまい大変見た目が悪くなってしまいます。
では、ナンバープレートのボルトが錆びる原因は何なのでしょうか。
また、錆びたボルトはどのように交換をすればよいのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
車のナンバープレートのボルト(ネジ)の錆びの原因
ナンバープレートのボルトは、
多くの場合、防錆加工が施された鉄のボルトが用いられています。
しかし、ボルトが錆びてしまうのは、スパナやドライバーなどで締めた際、
加工で施されたメッキや被膜などがそれによりダメージを受けてしまい、
その部分から錆が発生するからです。
鉄は、Fe原子と自由電子e-から構成されています。
乾燥した大気中で、外部要因の無い場所でなら、
鉄は構造的、電気的に安定をしているため錆びることはありません。
しかし、雨水などの外部要因があると、
安定していた鉄も表面に水分が付着することによってイオン化します。
そして、水分の中に酸素が溶け込み、電子同士が反応をおこし、
水酸化鉄イオンと鉄イオンが発生し、最終的には酸化鉄が生じてそれが錆となります。
ナンバープレートのボルト(ネジ)は自分で交換できるのか?
ナンバープレートのボルトの多くは、
スパナや、ドライバーなどを使って自分で交換をすることが可能です。
交換の際に用意をするものは、新しいボルト、スパナあるいはレンチです。
用意する新しいボルトは、
鉄製のものよりも錆びにくいステンレス製のボルトがオススメといえます。
ボルト(ネジ)の交換方法
交換の仕方は、まずナンバープレートをとめているボルトをスパナなど用いて外します。
ボルトはきつく締められているため、ドライバーでは外せない可能性があるので、
スパナあるいはレンチを用いた方が良いでしょう。
また、外す時にボルトが錆びている場合、もろくなっている可能性があるので、
ボルトが折れないように注意して外します。
折れそうだと感じたら、無理に交換しようとせず、業者などに頼むことをオススメします。
外せたら、あとは新しいボルトを取り付け、
ネジを固定すれば完了です。
後ろ側のナンバープレートを交換する場合は左側のボルトが封印されているので、
右側のボルトのみを交換します。