パーツ取付・交換
更新日:2024.06.04 / 掲載日:2024.04.30
キャリパーカバーおすすめ業者5選|選び方と取り付け方を解説

キャリパーカバーはカラーバリエーションが豊富で、愛車のイメージに合わせてカスタマイズできるのが特徴です。足回りを引き立てられるため、カスタムパーツとして人気を集めています。
この記事では、キャリパーカバーの選び方やおすすめの業者5選、取り付け方法を紹介しています。
1. キャリパーカバーの選び方

キャリパーカバーとは、ブレーキキャリパーに取り付けるカバーのことで、足回りのイメージを変えられるため、カスタムパーツとして人気があります。
キャリパーカバーには多数の商品があるため、以下3つのポイントをおさえて愛車やイメージにあったものを取り付けましょう。
1.装着可能か確認する
2.カラーやデザインを選ぶ
3.素材から選ぶ
3つのポイントについてご紹介します。
(1)装着可能か確認する
ブレーキキャリパーやホイールのサイズ・形状は、車によって異なるため、キャリパーカバーを選ぶ際は愛車に装着できるかを確認しましょう。
ブレーキキャリパーとホイールのサイズは、車の取扱説明書やディーラー、カー用品店などで確認できます。キャリパーカバーのサイズは、商品の外箱や販売ページなどに記載されています。
また、キャリパーカバーを装着するには、ブレーキキャリパーとホイールの間に一定以上のクリアランス(すき間)が必要になりますが、必要なクリアランスはキャリパーカバーによって異なります。
装着可能か判断できない場合は、キャリパーカバーの販売元に問い合わせましょう。
なお、車種やグレードに合わせて販売されている商品もありますが、ブレーキキャリパーやホイールを純正から交換しているとサイズが異なるため、装着可能かを確認する必要があります。
適合するブレーキキャリパーが見つからなければ、愛車に合わせてカスタムオーダーできる業者に相談しましょう。
(2)デザインやカラーを選ぶ
車体の色やホイールのデザインなど、愛車のイメージに合わせてキャリパーカバーを選ぶことで、愛車のイメージを大きく変えられます。
たとえば、スポーティなイメージを演出したい場合は赤色や青色、黄色などの明るい色がよいでしょう。上品で落ち着いたイメージにしたい場合は、黒色やグレーがおすすめです。
デザイン面では、シンプルなものからロゴ入りのキャリパーカバーまであります。さまざまなカラーやデザインのキャリパーカバーが豊富にあるため、お好みや愛車のイメージに合わせて選びましょう。
(3)素材から選ぶ
キャリパーカバーの素材によって耐久性や重量、見た目、価格が異なります。
一般的なキャリパーカバーは、金属(アルミニウムやスチールなど)かプラスチック(ABS樹脂など)で作られており、それぞれメリットとデメリットがあります。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
金属製 | ・耐熱性や耐久性が高い ・さまざまな塗装や仕上げ処理に対応できる | ・プラスチック製より価格が高い ・重量が大きい(重たい) |
プラスチック製 | ・金属製より価格が低い ・重量が小さい(軽い) ・多様なデザインがある | 耐熱性や耐久性低い |
キャリパーカバーの素材を選ぶ際は、車の使用条件(日常使用か高負荷のドライビングか)や予算、イメージなどを考慮する必要があります。
2. キャリパーカバー おすすめ業者5選
キャリパーカバーを販売するおすすめ業者5選をご紹介します。
(1)WEBER SPORTS

出典|WEBER SPORTS
カラーバリエーション豊富なキャリパーカバーを販売しています。国産車だけでなく、輸入車との適合性をホームページ上で確認できるため、安心して購入できるでしょう。公開されている取り付け方法の動画では、手順を丁寧に解説していますので不安な点を確認しながら作業を進められます。
(2)M’z SPEED

出典|M’z SPEED
車種別専用に設計しており、フィッティングのよいキャリパーカバーを販売しています。あらゆるカスタムの方向性と車のイメージに合わせて対応できるように、豊富なカラバリエーションを展開しているのが特徴です。
(3)エルティード

出典|エルティード
足元からオシャレできるように、ブラックやレッド、ブルーなどだけでなく、ピンクや水色など華やかなカラーバリエーションもそろえているのが特徴。愛車に適合するかを問い合わせで確認できるため、安心して購入できます。ホームページでは装着イメージも確認できます。
(4)SUN YARD

出典|SUN YARD
SUN YARDのキャリパーカバーは熟練の漆器職人がひとつひとつ手塗りで仕上げているのが特徴。見る角度で色味が異なるマジョーラカラーやオーロラーカラー、ラップ塗装などによって、ほかのメーカーにはないデザインのキャリパーカバーを販売しています。
(5)SIXTH SENSE

出典|SIXTH SENSE
スタンダードな10色とネオンカラー4色の豊富なカラーバリエーションのなかから、お好みのカラーを選べます。さらに、文字色や文字のデザインもオーダーメイドできるため、自分だけのオリジナルキャリパーカバーを装着できます。車種別に設計されており、装着方法も紹介されているため、安心して購入できるでしょう。
3. キャリパーカバーを取り付ける方法

キャリパーカバーの取り付けは、自分でおこなう場合と業者に依頼する場合があります。
ブレーキ関係のメンテナンスや車体をジャッキアップした経験がある人、これらの道具を持っている人は、自分で取り付けることも可能です。
メンテナンスの経験や道具を持っていない人、作業に不安のある人は業者に依頼することをおすすめします。
(1)自分で取り付ける場合
自分で取り付ける方法をご紹介します。
なお、キャリパーカバーを取り付ける方法は商品によって異なります。ここでは、ホースバンドとステーを使う2種類の方法を解説しますが、実際に取り付ける際は取扱説明書に従ってください。
①ホースバンドを使う場合の手順
ホースバンドを使い、キャリパーカバーを取り付ける手順は以下のとおりです。
1.平坦で安全な場所で車のエンジンを停止させます。車体をジャッキアップし、ジャッキスタンドで車体を支えたら、タイヤとホイールを取り外します。なおジャッキアップする前にホイールナットを少しだけ緩めておくことで、ジャッキアップ後にホイールが取り外しやすくなります
2.キャリパーカバーに付属しているホースバンドを、ブレーキキャリパーの裏側にあるボルト(上下2本)にはめ込みます
3.ブレーキキャリパーにキャリパーカバー本体を被せ、キャリパーカバーの側面にあるハトメ付きの穴に付属のスプリングを引っ掛けます。反対側のスプリングの端は、ホースバンドの先端に引っ掛けましょう
4.スプリングが適切に張るように、ホースバンドを回転させます
5.タイヤとホイールを取り付け、ホイールにキャリパーカバーが当たらないことを確認したらジャッキアップを解除します。最後にホイールを規定トルクで締め付けたら作業終了です
②ステーを使う場合の手順
ステーを使い、キャリパーカバーを取り付ける手順は以下のとおりです。
1.タイヤとホイールを取り外したら、ブレーキキャリパーの裏側にあるボルト(上下2本)を外します
2.外したボルトにキャリパーカバーに付属しているステーをつけて、ボルトをブレーキキャリパーに取り付けます
3.ブレーキキャリパーにキャリパーカバー本体を被せ、キャリパーカバーの側面にあるハトメ付きの穴に付属のスプリングを引っ掛けます。反対側のスプリングの端は、ステーの穴に取り付けましょう
4.スプリングの張りとキャリパーカバーが安定していることを確認したら、裏側のボルト(上下2本)を締めなおします
5.タイヤとホイールを取り付け、ホイールにキャリパーカバーが当たらないことを確認しましょう。問題なければジャッキアップを解除し、ホイールを規定トルクで締め付けます
(2)業者に依頼する場合
業者に取り付けを依頼する場合の費用は、5,000〜10,000円程度(工賃のみ・本体代除く)が相場です。
ただし、業者によって費用は異なるため、複数の業者に見積もりを依頼し、装着費用や作業日数、保証内容などを確認しましょう。口コミサイトやレビューサイトなどの評価も業者を選ぶ際の参考になります。
4. キャリパーカバーに関するQ&A
キャリパーカバーに関するQ&Aを3つ紹介します。
(1)キャリパーカバーを装着する目的は?
キャリパーカバーを装着する主な目的は、ドレスアップパーツとして車をカスタマイズすることです。色やデザインが豊富にあるため、車の外観を手軽にカスタマイズできるアイテムとして人気を集めています。
さらに、ブレーキキャリパーを覆うようにキャリパーカバーを取り付けるため、ブレーキダストなどの汚れがホイールに付着しにくくなります。
(2)キャリパーカバーを装着する際の注意点は?
キャリパーカバーを選ぶ際のポイントとしてご紹介しましたが、車種やグレード、ホイールなどによってキャリパーカバーを取り付けられるクリアランスが異なります。
そのため、キャリパーカバーを取り付ける際はホイールやブレーキシステムに干渉しないかを十分に確認してください。干渉する場合、ブレーキ性能や安全運転に大きな影響を与えます。
加工することで取り付けられる場合もあるため、購入店や最寄りのカー用品店などに相談しましょう。
(3)キャリパーカバーは車検に問題ない?
車検で重要なのは、キャリパーカバーを装着してもブレーキ性能に問題がないかということです。そのため、適切に取り付ければブレーキ性能に影響はないと考えられるため、車検には通るでしょう。ただし、車検する業者や検査員によっては、車検に通らないケースもあります。
また、取り付け不備などが原因で車検に通らないケースもあるため、キャリパーカバーの取り付けは業者に依頼することをおすすめします。
車検に関することは、こちらの記事でも解説しています。
5. キャリパーカバーに関することはグーネットピットにご相談ください
キャリパーカバーは豊富な色やデザインが展開されており、比較的簡単に取り付けられるため、カスタムパーツとして人気があります。
しかし、キャリパーカバーの取り付けが適切でなければ、ブレーキ性能に悪影響を与える場合や、車検に通らない場合があります。
安全運転にも直結する重要なパーツになるため、少しでも作業に不安がある人は業者に依頼しましょう。グーネットピットでは、キャリパーカバーに関するアドバイスや取り付けに丁寧に対応しています。