ソリオは車中泊にぴったり！使い勝手が良いポイントや快適に過ごす方法を解説

キャンプが一大ブームとなるなどアウトドアが脚光を浴びるなか、注目を集めている車中泊。アウトドアにも日常生活にも使える車を探している方も多くいらっしゃるでしょう。

「アウトドアが好きだけど、街中でも走れる車がいい」方におすすめなのが、スズキのソリオです。

普通自動車ながら小回りが効くコンパクトさですが、軽自動車ほど小さくなく室内空間も広いため、車中泊をはじめアウトドアでも使いやすくなっています。

とはいえソリオで車中泊を楽しめるのか、不安に思われる方もいるはず。そこでこの記事では、ソリオが車中泊にぴったりな、4つのポイントを解説します。

快適に過ごすための方法や、便利なおすすめグッズも紹介するので、ソリオでの車中泊に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ソリオは大人2人でも車中泊できる広さ

ソリオはコンパクトカーの一種で、軽自動車のような小回りの良さがありながら、普通車のため排気量・室内空間に余裕があります。

前席をリクライニングし後席を前に倒せば、フルフラットな室内空間を生み出せるので、大人でも脚を伸ばして眠れる就寝スペースを確保できます。

また荷室の床面幅は102cmあるので、大人2人が横並びで眠ることが可能。夫婦やカップルなどデュオでの車中泊も楽しめます。

コンパクトな見た目とは裏腹に広い室内空間を持っており、多くの荷物を載せられるなど、車中泊において使い勝手の良い車です。

ソリオは車中泊にぴったり？使い勝手の良い4つのポイント

ファミリー層向けのコンパクトカーであるソリオですが、車中泊の適性が高い車でもあります。

使い勝手が良いポイントとして、大きく4つの項目が挙げられます。

それぞれ詳しく解説するので、車中泊にも普段使いにも活躍する車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

フルフラットアレンジで大人でも脚を伸ばせる

後席を前に倒すと荷室と一体化するようになっており、前席をリクライニングすれば、フルフラットにシートアレンジできるようになっています。

荷室の床面長は後席を倒した状態で最大139cmあり、ここにリクライニングした前席の長さが加わるので、大人でも十分に脚を伸ばして眠ることが可能です。

大人2人が並んで眠れる幅もあるので、ソロだけでなくデュオでの車中泊も楽しめます。

また室内高136.5cmと天井が高くなっているので、圧迫感なく過ごせるのも魅力。朝目覚めて起き上がる際に窮屈に感じにくく、食事なども楽しみやすくなっています。

後席のみフルフラットにできる車もあるなかで、全席フルフラットにできるため、車中泊しやすい車だといえます。

荷室が広く多くの荷物を載せられる

荷室が広く多くの荷物を載せられるのも、ソリオの魅力の一つです。

通常状態でもスーツケース（35L）を横並びに5個載せられるほど荷室が広く、スクエア型のため効率的に多くの荷物を載せられます。

座席がフルフラットな状態であれば、自転車のような大きな荷物やサーフボードのような長い物も載せられるので、レジャーやアクティビティで大活躍してくれます。

もちろんショッピングの際にも役立つので、アウトドアでも日常生活でも役立つ車です。

特に車中泊ではクーラーボックスや就寝用グッズ、着替えなど荷物が多くなりがち。荷室が広ければ、それだけ多くの荷物を載せられるので便利に車中泊を楽しめます。

荷室の広さは、車中泊でも普段使いでも活躍してくれる大切なポイントです。

大容量のサブトランクも完備

大きな荷室を持つソリオですが、荷室の床下に大容量のサブトランクも用意されているので、見かけ以上に多くの荷物を載せられます。

サブトランクは大人が座って入れるほどの大きさ・深さがあり、クーラーボックスのような比較的大きな荷物も入れることが可能です。

床下収納になっているので、車中泊に必要なグッズを入れておけば、思い立った日に旅へ出かけられます。

またサブトランクを活用することで、荷室に入りきらないような背の高い荷物を載せることもできます。

一見コンパクトで収納が少なそうなソリオですが、大きな荷室と大容量のサブトランクを完備しているので、見た目以上に多くの荷物を載せられる車です。

純正アクセサリーで車中泊仕様にできる

純正アクセサリーを活用すれば、車中泊仕様にカスタムできるのもポイントです。

例えばフルフラットシートの上から敷くリラックスクッションや、外からの視線や光を遮ってくれるプライバシーシェード、荷崩れを防ぐリヤゲートネットなどがあります。

他にもACパワープラグが用意されており、車内で電化製品を使うことも可能。フロント・ラゲッジどちらにも設置できます。

コンセントがあれば車内で電化製品を使用できるようになるので、車内の過ごしやすさが大きく向上するでしょう。

例えば電気ケトルでコーヒーを入れたり、炊飯ジャーでお米を炊いたりできるので、食事の幅が広がります。

他にも電気毛布や電気ストーブ、扇風機などを使用できるのもうれしいポイントです。

また調理器具や冷暖房器具以外にも、ホームシアターなど娯楽も楽しめるようになるので、車中泊の過ごし方の幅が広がります。

ソリオ専用のアイテムを使用したい方や、頻繁に車中泊へ出かけたい方は、純正アクセサリーで車中泊仕様にカスタムするのがおすすめです。

ソリオでの車中泊をより快適に過ごす方法

車中泊に適しているソリオですが、そのままの状態では不便に感じる部分もいくつかあります。

しかしちょっとした工夫を施すことで不便さを解消すれば、より快適に過ごせるようになります。

快適に過ごすための具体的な方法を紹介するので、ソリオで車中泊に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

シートの傾斜や隙間・段差を埋める

前席・後席ともにフルフラットになりますが、どうしても傾斜や隙間・段差が生じてしまうので、これらを解消することが大切です。

後席を倒すと荷室に向かって傾斜しており、眠りにくくなっています。荷物を取りやすくするためのものではありますが、寝転ぶと傾斜が気になってしまうでしょう。

加えて前席と後席の間の隙間や、前席の座面とシートの段差などもあります。いずれもそのままでは眠りにくいので、埋める必要があります。

快眠するためにはクッションやブランケットなどで傾斜や段差・隙間を埋めてから、マットを敷くのがおすすめです。

特に厚みのあるマットであれば、ある程度の段差や隙間は無視できます。

どうしても気になる場合は、キットやDIYでベッドを作ってしまう方法もあります。

フルフラットになるといっても傾斜や隙間・段差は残ってしまうので、解消できるよう対策を用意しておきましょう。

収納スペースを確保する

収納スペースを少しでも多く確保できるよう、工夫を施すことも大切です。

ソリオは荷室が大きくサブトランクもあるため、大きな収納スペースを誇りますが、車中泊中は荷室が就寝スペースになることから、収納は少しでも多く確保できると便利です。

例えば高い天井を活かして頭上に棚やネットなどを設ければ、収納スペースが増えるのと同時に、必要なアイテムにすぐ手を伸ばせます。

シートをフルフラットにしてから荷室の荷物を取り出すのは面倒ですが、ティッシュやタオルなど食事や就寝前に必要なものが頭上にあると、手間がかからずノンストレスです。

こうした収納はDIYで作成することも可能ですが、苦手な方は車中泊用として市販されているネットやバーの使用がおすすめです。

またシートをフルフラットにした際に生じる座席下の隙間に収まるような、ボックスやコンテナを用意しておくと、収納兼テーブルとして活用できます。

いかに収納スペースを増やせるか工夫を凝らせば、より快適に車中泊ライフをエンジョイできるでしょう。

ソリオでの車中泊に便利なおすすめグッズ

車中泊を楽しむためには、さまざまなグッズが必要になります。なかでも必需品とも呼べるおすすめグッズを4つ紹介します。

いずれも車中泊の定番アイテムばかりです。

特に車中泊初心者の方など、必要なアイテムがわからない方や、アイテムがそろっていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

マット

シートがフルフラットにアレンジできるとは言っても、快眠できるほどやわらかくはないので、マットを敷いてやわらかい寝床を確保しましょう。

車中泊用のマットやキャンプ用マットなど、さまざまな種類が販売されていますが、できるだけ厚手のものを選ぶのがおすすめです。

厚みがあるマットなら多少の段差や隙間は無視できるので、少ない作業で寝床を用意できます。余計な手間や時間を節約できます。

また車中泊では収納スペースに限りがあるので、コンパクトに収納できるかどうかも大切です。折りたためるものや、空気で膨らむものなど小さくなるものを選びましょう。

例えば登山やキャンプなどで使用されるインフレータブルマットは、自動で空気を吸い込んで膨らむので、コンパクトかつ手間いらずとなっています。

なるべく厚みがあって、コンパクトに収納できるマットを選びましょう。

ベッドキット

隙間や段差を埋める作業が面倒な方や、寝心地の良さを追求したい方には、ベッドキットという選択肢もあります。

ソリオにぴったりフィットするよう設計されたものが市販されており、傾斜や隙間・段差などを気にすることなく眠れます。

キットを組み立てるだけなので、DIYが苦手な方でもベッドを利用できるのもポイントです。

またベッド下に荷物を積むこともできるので、収納スペースも確保できます。

車中泊での使用がメインになる場合や、頻繁に車中泊に出かけたい場合などはベッドキットもおすすめです。

サンシェード・カーテン

外からの視線や光を防ぐことで、車内の過ごしやすさがアップします。

車内は意外と外から丸見えになりやすく、食事や着替え、就寝中など人に見られたくないシーンも多くあります。人目が気になっては、落ち着いて過ごせないでしょう。

サンシェードやカーテンで窓を覆ってしまえば、他人の目を気にすることのないプライベート空間を確保することが可能です。

また街灯や月明かりなどで眠れなかったり、朝日で予定より早く起きてしまったりすることも防げるので、快適に眠れるようになるのもポイントです。

車中泊において睡眠は重要で、よく眠れず疲れを翌日に持ち越してしまうと、アクティビティを存分に楽しめなかったり、帰りの運転に支障をきたしてしまうかもしれません。

サンシェード・カーテンは純正アクセサリーで用意されているのはもちろん、さまざまな商品が市販されています。使い勝手の良いものを選びましょう。

LEDランタン

車内で使う照明器具として、LEDランタンがあると安心です。

車中泊中はエンジンを切るので、車内灯を使用できないため、照明器具が必要になります。

LEDランタンなら火が使えない車内でも問題なく使用できることに加え、持ち運べるため懐中電灯代わりにもなります。

車中泊ではトイレへ行くには車外に出なければならないため、暗い夜道でも足下を明るく照らしてくれるLEDランタンがあると心強いでしょう。

またソリオの荷室左側にはショッピングフックがあるので、LEDランタンを引っかけておくこともできます。

ハイパワーで車内を照らしてくれるメインのランタンと、手元などをピンポイントで照らして懐中電灯代わりにもなるサブのランタンなど、複数あると使い勝手がよいでしょう。

LEDランタンは車内・車外ともに活躍してくれるので、車中泊に欠かせないアイテムの一つです。

ソリオは収納が大きく車中泊にうってつけの車

ファミリー層向けのコンパクトカーであるソリオですが、日常使いだけではなく車中泊をはじめとしたアウトドアでも活躍してくれる車です。

全席フルフラットにできるので、傾斜や隙間・段差さえ解消すれば、大人でも脚を伸ばして眠れる就寝スペースを確保できます。

大人2人が並んで寝られるので、夫婦やカップルなどでの車中泊も楽しめます。

また荷室が大きく大容量のサブトランクを備えているので、多くの荷物を載せられるのも特徴。キャンプグッズやレジャーグッズなどを搭載して出かけられます。

車中泊をはじめとしたアウトドアにも、日常生活での足としても活躍してくれる車を探しているのであれば、ぜひソリオをチェックしてみてください。

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