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故障・修理
更新日:2023.05.23 / 掲載日:2023.05.23

タントで車中泊を楽しめる?車中泊に適している6つのポイントと快適に楽しむアイデアを解説

ダイハツの人気車種である「タント」は、ファミリー層をターゲットにした軽スーパーハイトワゴンですが、実は日常使いだけでなくアウトドアでの使用にも適しています。

シートをフルフラットにアレンジできたり、天井が高く居住性能が高かったりするので、車中泊でも使用できるようになっています。

とはいえ「本当に軽自動車で車中泊できるの?」と心配に思われる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、タントが車中泊に適しているポイントを解説するとともに、より快適に楽しむためのアイデアや役立つグッズを紹介します。

趣味や日常生活に役立つ車を探している方や、車中泊に適した車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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軽自動車のタントでも車中泊できる?

タントはファミリー向けの軽自動車ですが、車中泊などアウトドアでも使用しやすくなっている車です。

車中泊といえばハイエースのような大きな車を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし軽自動車でも大人2人で車中泊を楽しむことが可能です。

どうしても室内空間に限りがあるため、収納面などの工夫は必要になりますが、タントの室内長は212.5cmあるので、大人でも脚を伸ばして眠れます。

またシートアレンジで座席をフルフラットにできるので、段差や隙間を埋める必要はあるものの、問題なく就寝できるスペースがあります。

大人2人が並んで眠れるので、ソロはもちろん夫婦やカップルなどデュオでも車中泊を楽しめる車です。

タントが車中泊に適している6つのポイント

価格や維持費が安くコストパフォーマンスの高いタントですが、普段使いだけでなくアウトドアにも適している車です。

車中泊に適しているポイントとしては、大きく6つの項目が挙げられます。

それぞれ詳しく解説するので、タントでの車中泊に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

前席・後席をフルフラットにアレンジできる

前席・後席ともにフルフラットにアレンジできるので、大人でも脚を伸ばせる就寝スペースを確保できます。

後席のみフルフラットにできる車種もあるなか、全席をフルフラットにできるので、軽自動車でも広い就寝スペースを実現しています。

室内長は212.5cmあるので、大人でも脚を伸ばしてのびのびとくつろぐことが可能。大人2人程度であれば、並んで眠れる広さです。

またフルフラットにできることで、長い荷物も載せられるのもポイントです。長くて荷室に入らないような荷物でも、助手席を倒せば難なく積み込めます。

車中泊の荷物やサーフボードなどアクティビティ関連の荷物を積みやすいことに加え、日常でのショッピングにも役立ちます。

車中泊において就寝スペースの確保は重要な問題なので、全席フルフラットにできるのは大きな魅力です。

天井が高く圧迫感なく過ごせる

天井が高くなっているので、圧迫感なく過ごせるのも魅力の一つです。

タントの室内高は137cmとなっているので、小さな子どもなら立ち上がれるほど天井が高く、大人が座っても窮屈に感じにくくなっています。

高さにゆとりがあることで、車中泊中にフルフラットにした状態でも、圧迫感なく食事や会話などを楽しむことが可能です。

天井付近にゆとりがあることで、車内での移動もスムーズに行えるので、居住性の高い車だといえます。

また天井が高いおかげで、頭上に収納を増やすことも可能。収納に困りがちな軽自動車でも、多くの荷物を積載できます。

窮屈に感じることなく車内で過ごせるので、車中泊にうってつけの軽自動車だといえるでしょう。

ミラクルオープンドアで人も荷物も載せやすい

タントの大きな特徴として挙げられるのが、大きく開閉するミラクルオープンドア。後席のスライドドアが大きく開くので、人も荷物も載せやすくなっています。

一般的にスライドドアは後席と前席の間にピラーと呼ばれる柱がありますが、ミラクルオープンドアは前後のドアにピラーを内蔵しています。

ドアを開閉しても前席・後席の間に柱が現れない構造になっているので、一般的なドアよりも大きく開口することが可能です。

傘をさしたまま乗降できるほど大きく開くので、大きな荷物も横からスムーズに詰め込めます。

例えばキャンプ道具など大きな荷物や、サーフボードのような長い荷物も横から載せられるので、バックドアに回り込む必要がありません。

また駐車場などでバックドアが使用できない場合でも、車を動かすことなく荷物の積み下ろしをできるのもポイントです。

アウトドアにも日常使いにも、便利な機能です。

開口部が広く積み下ろしやすい荷室

開口部が広く、積み下ろしやすくなっている荷室も魅力です。

タントのバックドアは開口幅が約100cmと大きく、荷室フロア高が膝ほどの高さと低くなっているので、荷物を載せやすくなっています。

例えばクーラーボックスや焚き火台、タープなど比較的大きな荷物や重たい荷物を載せる際でも、大きく持ち上げる必要がありません。

荷室・開口部ともにスクエア型になっており、スペースを無駄にすることなく多くの荷物を載せられるのもポイントです。

また荷室には床下収納があるので、お泊まりセットなど車中泊に必要なアイテムを入れておけば、いつでも気が向いたときに車中泊へ出かけられます。

しかも荷室の床には上下2段調節式デッキボードが標準搭載されており、デッキボードの脚を立てることで、荷室を2段に分けられます。

潰れやすい荷物など、縦に重ねられない荷物がある際に便利です。

デッキボードは耐荷重20kgで取り外し可能になっているので、車中泊時にテーブルとして使用することもできます。

使い勝手の良さが詰まった荷室になっているので、アウトドアでの使用にうってつけです。

車中泊仕様に改造できる純正アクセサリーもある

もともと車中泊に適した車ではありますが、純正アクセサリーで車中泊仕様に改造することも可能です。

フロントガラスやサイドウィンドウに設置できるサンシェードが用意されており、車中泊中に気になる外からの視線や光を遮断してくれます。

隙間なくピッタリと遮ってくれるのは、専用装備だからこそです。

他にも荷崩れを防ぐラゲージプロテクターや、ラゲージネットなどのアイテムもあります。

また純正ではないものの、オプションでカータープも用意されているので、オートキャンプ場などでの車中泊時に室内空間を拡張することが可能です。

軽自動車は車内スペースが限られているので、車外までプライベート空間を広げられるタープは重宝します。

DIYなどで車中泊仕様にカスタムするのが難しい方や、車中泊用のグッズが充実していない方でも、オプション装備があるとすぐにでも出かけやすくなります。

アウトドア仕様の「タント ファンクロス」という選択肢も

頻繁に車中泊に行きたい場合や、アウトドアでの使用がメインになる場合は、派生モデルである「タント ファンクロス」という選択肢もあります。

都会的なイメージのタントやタントカスタムとは異なり、アウトドアを意識したアクティブでタフなイメージの外観が特徴的です。

内装も迷彩柄のようなシート生地になっており、撥水加工が施されるなど、アウトドア仕様になっています。

濡れた服や道具もそのまま載せられるので、川や海などアウトドアでのレジャーを楽しんだ後でも、気兼ねなく乗車できます。

荷室にはUSBソケットがあり、車中泊でもスマートフォンなどの充電が可能。ユーティリティフックを使って、LEDランタンをセット・充電することもできます。

またファンクロス専用の純正アクセサリーとして、ルーフキャリアも用意されています。荷室に入りきらない荷物や、載せられないような大きな荷物も運搬可能です。

タントよりもさらにアウトドア仕様になっているので、車中泊での使用を想定しているのであれば、タント ファンクロスもおすすめです。

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タントでの車中泊をより快適にするためのアイデア

車中泊に適したタントですが、そのままでは不便に感じる部分もあるので、より快適な車内環境を整えるためには、いくつか工夫を施す必要があります。

より快適に車中泊楽しむための2つのアイデアを紹介するので、タントでの車中泊に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

段差をなくして寝床を確保する

フルフラットの状態にしても段差や隙間など凹凸があるので、クッションなどで埋めて、平らな寝床を確保しましょう。

フルフラットになるといっても前席の座面と背もたれの間の段差や、後席と荷室の間の傾斜など、さまざまな部分に凹凸が生じてしまいます。

凸凹の上からマットを敷いても安定しなかったり、寝心地が良くなかったりする可能性があるので、クッションやブランケットなどで段差を解消する必要があります。

とはいえ限りあるスペースを段差解消のためのグッズで消費するのはもったいないので、座席用のクッションなど兼用できるアイテムの使用がおすすめです。

収納スペースを拡張する

車内が広いとはいっても軽自動車であるタントは、どうしても収納に限りがあるため、収納スペースを拡張する工夫が必要となります。

例えば荷室に設置されているユーティリティフックを使ってネットを張ったり、市販のフックを取り付けたりして、収納スペースを増やすことが可能です。

特に天井が高いことで頭上の空間が空いているので、ネットなどで収納を増やす余地があります。頭上に収納があるとすぐに手を伸ばせるので、利便性も高くなっています。

またコンテナボックスであれば、収納兼ミニテーブルとして活用可能。食事の際に活躍するのはもちろん、フルフラット時に座席の下に入るサイズなら、場所も取りません。

限られた車内空間を有効活用できるように、さまざまな工夫を凝らすと、より快適な車中泊ライフを送れるでしょう。

タントでの車中泊に役立つグッズ

タントに限らず車中泊を快適に楽しむためには、さまざまなグッズが必要。車中泊用の備えがあるかないかで、車内での過ごしやすさは大きく左右されます。

ここでは代表的な5つのグッズを紹介するので、タントで車中泊に臨みたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

マット

快適に眠るために必須アイテムと言えます。段差や傾斜を埋めてもシートでは寝心地が悪いものの、マットを敷くとリラックスして眠れるようになります。

車中泊用に市販されているものや、登山やキャンプ用のマットなど、さまざまな種類がありますが、荷物になりにくいタイプがおすすめです。

なかでも空気で膨らむタイプであれば、コンパクトに収納できるため、収納に限りがあるタントでも荷室を圧迫せず使用できます。

寝袋

車内は意外と冷え込むので、寝袋があると安心です。

冬場や標高の高い場所などはもちろん、夏でも朝方や夜中は冷え込むことが多くなっています。

金属の塊である車は冷え込みやすいので、寝袋があると暖かく過ごしやすくなります。登山用など本格的なものであれば、冬でも暖かく眠れるでしょう。

車中泊に行く際は、事前に気温などを調べてから装備を整えるのがおすすめです。

ベッドキット

タント用に市販されているベッドキットを使用して、就寝スペースを確保する方法もあります。

キットを使用すれば簡単にベッドを展開できるので、DIYが苦手な方でもベッドでの車中泊を楽しめます。ベッド下を収納として活用できるのもポイントです。

また隙間や段差を埋める必要もないので、手間や時間の節約にもなります。

頻繁に車中泊を楽しむのであれば、ベッドキットもおすすめです。

サンシェード・カーテン

外からの視線や光を遮るのに、サンシェードやカーテンが有効です。

着替えや食事の際に外から丸見えだと落ち着かないので、目隠ししてプライベート空間を確保しましょう。

また街灯や日光なども遮ってくれるので、光に邪魔されることなく熟睡できるようになります。

LEDランタン

車中泊中は基本的にエンジンを切るので、照明としてLEDランタンがあると安心です。

食事の際や就寝までの灯りとして便利なだけではなく、トイレへ行く際に足元を照らす懐中電灯代わりにもなるので、何かと重宝するアイテムです。

雰囲気作りにも役立つので、デザインにもこだわりましょう。

タントで車中泊も日常生活も楽しもう

タントは軽自動車ながら広い車内と高い天井のおかげで、居住性の高い車中泊向きの車となっています。

大きな荷物や長い荷物も積載可能だったり、積み下ろししやすい広く低い荷室だったりと、普段使いはもちろんレジャーにも便利です。

シートの段差や隙間をなくしたり、収納を増やしたり工夫を施せば、さらに快適な車中泊旅を楽しめるでしょう。

趣味でも日常でも大活躍してくれる車を探している方は、ぜひタントをチェックしてみてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
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