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故障・修理
更新日:2022.12.28 / 掲載日:2022.12.28

フリードは車中泊にぴったりな車?おすすめポイントや便利なアイテムを紹介

キャンプを筆頭にアウトドア人気が高まりを見せるなかで、注目を集めているのが車中泊です。

旅先での仮眠だけでなく、テントと同じく宿泊手段の一つとなっており、さまざまな車種で車中泊専用のアクセサリーが用意されるほどです。

なかでもホンダのミニバンである「フリード」は、車中泊での使用を想定した作りになっており純正アクセサリーも充実しているため車中泊にぴったりになっています。

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発売以来、幅広い層から支持されてきた人気車種のフリード。

この記事では、車中泊におすすめのポイントなどフリードが優れている点を解説するとともに、車中泊に便利なアイテムも紹介します。

車中泊に適した車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ホンダ車の中で一番?フリードは車中泊にぴったりな車種

フリードは数あるホンダ車のなかでも、一二を争う車中泊に適した車です。特にフリード+は車中泊に最適化されています。

フリードはコンパクトサイズのミニバンに分類される車種ですが、大人数の乗車にも対応できる室内空間の広さが特徴です。

空間が広々していることで、ゆとりを持って座れるのはもちろんですが、多くの荷物を載せることもできるので、荷物が多くなりがちなアウトドアに適しています。

長時間乗っていても、苦痛になりにくいのも魅力です。

またコンパクトなため狭い路地や山道など、幅広い道に対応できるのも強み。初めて訪れる場所でも、気軽に運転できるでしょう。

車体がコンパクトで運転しやすいだけではなく、運転支援機能「Honda SENSING」が搭載されているため、万が一の事故を防止してくれるのも安心です。

街乗りからアウトドアまで、幅広いシーンで活躍してくれるのが、フリードの強みだといえます。

特にフリード+は、荷室がほとんど段差のないフルフラットになるため、より車中泊向きの車になっています。

「フリード」と「フリード+」の違いは?

「フリード」と「フリード+」は一見同じように思えますが、乗車可能人数や車中泊・アウトドアへの適性といった面で大きく異なります。

まず乗車可能人数は、フリードが6~7人乗り(3列シート)なのに対し、フリード+は5人乗り(2列シート)になっています。

「プラスなのに乗車人数が減るの?」と思われるかもしれませんが、単に3列シートを廃したわけではありません。荷室からバックドアにかけて構造から設計し直されています。

後部座席を倒して荷室を拡大させると、ラゲッジボードと倒した後部座席の背もたれが一体化して、ほとんど段差のないフルフラットになります。

フリードの場合はフルフラットになってもある程度段差が生じていたのに比べて、フリード+はより快適に眠れるようパワーアップしています。フリードより乗車人数が少なくなるものの、よりアウトドア・車中泊への適性が高くなっています。

「フリード」と「フリード+」のシートアレンジのやり方は?

フリードとフリード+に外見的な違いはあまりありませんが、3列シートの有無など車内の構造は大きく異なります。

そのためどちらもフルフラットにシートアレンジできますが、やり方に違いが生じているので、それぞれのアレンジ方法を解説します。

「フリード」のシートアレンジ方法

フリードには、シートのタイプがベンチシート・キャプテンシートの2パターンありますが、どちらもシートアレンジの方法は同じです。

ベンチシート・キャプテンシートともに、以下のような手順で行います。

  • 1. 2列目のヘッドレストを外す
  • 2. 2列目の座席を前にスライドさせて、背もたれを後方に倒す
  • 3. 運転席と助手席を、最前までスライドさせれば完了

どちらのシートの場合も、簡単にフルフラットにできますが、大きな段差が生まれてしまうのが欠点です。

タオルなどで段差を埋めてから、厚手のマットを使用するのがおすすめです。

特にキャプテンシートの場合は、2列目中央に大きく隙間が生じてしまいます。そのままでは眠りにくいので、リュックやクッションなど荷物を積めて埋めましょう。

「フリード+」のシートアレンジ方法

フリード+のシートアレンジは簡単で、2列目のシートを倒すだけで、ほぼフラットに仕上げることが可能です。

「おやすみモード」と呼ばれるアレンジで、具体的なやり方は以下のとおりです。

  • 1. 2列目の座面部分を前に引き出す
  • 2. 背もたれ部分を前方へ倒す
  • 3. 両方の座席に行い、運転席・助手席をできるだけ前に出せば完了

わずか3ステップで、快適なフルフラット空間ができあがります。段差もわずか2cmほどなので、マットなどを敷けばほとんど気になりません。

寝室にしたり大きい荷物を載せたりと、アウトドアに大活躍するでしょう。

車中泊に使用するなら専用装備も備わったフリード+!4つのおすすめポイント

フリード・フリード+ともにアウトドアにぴったりな車ですが、車中泊への使用を想定しているのであれば、フリード+が特におすすめです。

さまざまなメリットが挙げられますが、ここでは大きく4つのおすすめポイントを紹介します。車中泊で使用する車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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専用設計の荷室は広々とした空間になっている

フリード+の荷室は、フリードとは設計段階から別物で、フリードにあった3列目シートを廃した広い空間になっています。

単に座席数が減って荷室が拡充されただけではなく、フリードよりも床面が低くなっており、取り外し可能なラゲッジボードで上下2段に分割されています。

これにより荷室の下に床下収納のような空間が生まれており、さらに多くの荷物を載せられるようになりました。

「まだ荷物があるのに載せられない」「荷物を載せ過ぎて後ろが見えない」といった問題が起こりにくくなります。

特にキャンプをはじめ、荷物が多くなりがちなアウトドアやレジャーで使用しやすくなっています。

また荷室のラゲッジボードはリバーシブルで、裏面は撥水仕様。マリンスポーツやウインタースポーツなどで濡れたアイテムをそのまま載せても大丈夫です。

車中泊に限らず、アウトドアに広く使える使い勝手の良い車です。

標準で車中泊仕様になっている

アウトドアに適しているだけでなく、標準で車中泊仕様になっているのも大きな魅力です。

2列目のシートを倒した「おやすみモード」にアレンジすると、荷室も含めて縦約185cm・横約113cm・対角線約210cmの、広々とした空間で眠ることが可能になります。

ゆとりある寝室ができあがるので、男女ともに快適に過ごせる空間です。大人2人が余裕を持って眠れます。

しかもフルフラット時に生じる段差は、わずか約2.5cm。2列目シートとラゲッジスペースに生まれますが、市販のお風呂マットなどで簡単に解消できます。

段差を埋めてからマットを敷けば、快適にくつろぐことが可能です。

またラゲッジボードで上下2段に分割されているおかげで、フルフラット時でも収納スペースが確保されています。

上段は就寝用スペース・下段は床下収納といった使い方ができるので、荷室を作るために荷物を動かす手間がありません。

床下収納にしまった着替えや食料、ランタン、遊び道具などは、テールゲートを閉じたまま簡単に取り出せます。

こうした便利な機能がオプションではなく、標準で装備されています。

車中泊用の純正アクセサリーが充実している

標準装備だけでも十分に便利な車中泊仕様になっていますが、車中泊用の純正アクセサリーが豊富に用意されています。

例えばラゲッジクッションマットは、厚さ約3cmのマットで、耐久性・難燃性に優れたアウトドア仕様のマット。4つ折りにできるため、コンパクトに収納できます。

他にも外からの視線や光を遮るプライバシーシェードや、充電に便利なACコンセント、収納を増やすルーフラックやラゲッジボックスなど、豊富に取りそろえられています。

テールゲートカーテンのようなプライベート空間を生みだすアクセサリーもあるので、マリンスポーツやキャンプなどで着替えやすくなっているのも魅力です。

ちなみに市販されている多くのカーサイドタープに対応したサイズなので、オートキャンプ場での車中泊にもぴったりです。リアはスライドドアのため、タープに干渉しません。

またインテリアだけでなくエクステリアも充実しており、キャリアシステムを使用すれば、より多くの荷物を積載可能。豊富なアタッチメントから、必要なものを選べます。

純正アクセサリーが豊富に用意されているので、あなたの使い方に合わせてカスタマイズ可能。抜群の使い勝手の良さを発揮してくれます。

DIYで簡単に改造しやすくなっている

豊富な純正アクセサリーが魅力ですが、DIYで簡単に改造しやすくなっているのも見逃せません。

フリードやフリード+の荷室には、標準でユーティリティーナットが搭載されています。

例えば木材で棚・ボックスを設置したり、フックを引っかけられるようアイアンバーを設置したりと、簡単に収納を拡充することが可能です。

他にも左右の棚に渡すようにして、天板を設置してテーブルとして使用するなど、アイデア次第でさまざまな改造を施せます。

特にテーブルがあるとないとでは、食事や調理のしやすさに大きく違いが出るので、DIYで用意しやすいのは、うれしいポイントでしょう。

またフリード+に標準で搭載されている床下収納ですが、レールを取り付けて引き出しにすることもできます。

スライド式にすることで、奥の方にある荷物にも瞬時にアクセスしやすくなります。

ユーティリティーナットのおかげで、DIYしやすくなっているので、大規模なカスタマイズを施さなくても、自分好みの仕様にアレンジ可能です。

「自宅にガレージがない」「DIYに慣れていない」といった場合でも、ホームセンターで資材を購入するだけで簡単にカスタムできます。

フリードシリーズで快適に車中泊するのに便利な6つのアイテム

フリード・フリード+ともにアウトドアや車中泊への適性が高くなっていますが、用意しておくとさらに快適に車中泊を楽しめるアイテムがあります。

代表的な6つのアイテムを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ポータブル電源

ポータブル電源があると車内でさまざまな電化製品を使用できるようになるので、一気に便利になります。

例えばIHコンロや電気ケトルなどがあれば、火を使わなくても調理できるので、車中泊でも安全においしい食事を作ることが可能です。

他にも電気毛布のような暖房や、スピーカー・プロジェクターといった娯楽も楽しめます。

サンシェード

サンシェードは視線・光・断熱の3つの役割があるので、純正アクセサリーもしくは既製品のものを用意しましょう。

意外に車内は外から見えるので、プライバシー保護や防犯の観点から視線を遮るのがおすすめです。

また街灯の灯りや西日・朝日などが眩しい場合や、外からの冷気・暖気が窓から流れ込んでくる場合なども、サンシェードがあればシャットダウンしてくれます。

リア用のメッシュシート

リアゲートにメッシュシートを装備しておくと、夏場の虫対策として使用できます。

夏場は車内が暑くなるためどうしても開放的にしたいものの、蚊や蜂などの虫が気になる季節でもあります。

目が細かいメッシュシートを用意しておけば、虫を排除しながら換気が可能です。

マットレス

快適に眠るのに必要なアイテムで、冬場には底冷えを防ぐのにも役立ってくれます。

折りたたみ式のマットレスであれば、座椅子・ソファや荷物のクッション材代わりとしても活用できます。

眠り心地がグッとアップするので、翌日に疲れを持ち越すことなく就寝できるでしょう。

寝袋

冬場や標高の高い場所など、気温が低い場所での車中泊で役立ちます。

登山用として販売されているものを選べば、氷点下でも快適に眠ることが可能です。寒い地域・時期の車中泊には、必須といえるアイテムです。

調理器具

車中泊での楽しみの一つともいえる食事ですが、調理器具を持参すればよりバリエーションが広がります。

例えば道の駅で購入した地元の野菜や、自分で釣った魚などを調理すれば、車中泊が一層楽しくなるでしょう。

カセットコンロなど、ポータブルで使用できるものがおすすめです。

フリードは車中泊やキャンプなどアウトドアに最適な車

フリードはアウトドア好きにぴったりの車で、特にフリード+は車中泊することを想定して設計されています。

荷室がフルフラットになったり床下収納があったりと、標準装備だけでも十分に車中泊を楽しめますが、純正アクセサリーが豊富なので、使い方に合わせてカスタムできます。

またDIYしやすくなっているので、簡単に自分に合わせた車に改造できるのも魅力です。

車中泊に適した車を探しているのであれば、ぜひフリードやフリード+をチェックしてみてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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