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故障・修理
更新日:2022.12.28 / 掲載日:2022.12.28

新型シエンタでの車中泊は5人乗りがおすすめ!5つのポイントと便利なグッズを紹介

キャンプブームの影響もあって、人気を集めている車中泊。挑戦してみたいと考えるアウトドア好きの方も多いのではないでしょうか。

車中泊に適した車を探しているのであれば、新型シエンタがおすすめです。

シエンタは2022年8月に、7年振りとなるフルモデルチェンジを行ない、車内空間が広くなったことで車中泊しやすくなりました。

5人乗り仕様と7人乗り仕様の2パターンありますが、より車中泊に適しているのは「5人乗り仕様」のほうです。

「どちらでも変わらないのでは?」と思われるかもしれませんが、快適性や使い勝手が大きく変化します。

記事では、新型シエンタで車中泊するなら5人乗りがおすすめの理由や、車中泊に適しているポイントなどを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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新型シエンタで車中泊するなら5人乗り仕様がおすすめ

新型シエンタで車中泊するなら、5人乗り仕様のモデルを選ぶのがおすすめです。

シエンタは5人乗り・7人乗りと2つの仕様がありますが、両者の違いは3列目シートの有無です。

5人乗りは2列目までしかシートがないので乗員数は減ってしまいますが、3列目がないことで広々とした荷室が確保されています。

2列目を倒すことでフルフラットにシートアレンジできるので、伸び伸びと横になることが可能。荷室長は2,045mmもあるので、大人でも余裕を持って眠れます。

もちろん多くの荷物を載せるスペースとしても活躍し、自転車など大型の荷物も簡単に載せられます。

「フルフラットな寝床」が確保できるので、車中泊での使用を前提にしているのであれば、5人乗り仕様を選択しましょう。

3列シート7人乗りは車中泊メインでの使用は不向き

車中泊に使用するなら、7人乗り仕様は不向きです。

3列シートになっているので、荷室が狭く十分な寝床を確保できません。

フルフラット時の荷室長が、5人乗り仕様だと2m以上あったのに対し、7人乗り仕様では1,525mmとなっています。

荷物を積み込むのには十分なスペースではありますが、車中泊への使用には不十分だといえます。

また5人乗り仕様ほど、フラットにシートアレンジできないので、眠りにくくなっているのも欠点です。

3列目シートは少々窮屈なので、アウトドアなど長時間のドライブには不向きです。

車中泊はもちろんですが、アウトドアでの使用を想定しているのであれば、7人乗りより5人乗りのほうが適しています。

シエンタが車中泊に適している5つのポイント

シエンタが車中泊に適しているポイントは、大きく5つあります。

いずれも車中泊・アウトドアを快適に過ごすのに必要なものばかり。それぞれ詳しく解説するので、車中泊用の車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

5人乗りなら荷室長2m以上確保できる

5人乗り仕様なら、シートをフルフラットにアレンジすると、荷室長を2m以上確保することが可能です。

車中泊において「シートがフルフラットになる」「車内スペースにゆとりがある」のは大切なポイントです。

凸凹があると眠りにくく、翌日に疲労感を持ち越してしまうかもしれません。十分なスペースが確保されていないと、楽な体勢で眠れないでしょう。

シエンタはフルフラットにシートアレンジできるので、快適に眠れるようになっています。

また大人でも十分に脚を伸ばせるスペースがあるので、窮屈に感じることなく安眠できます。大人2人子供1人など、3人での車中泊にも使える広さです。

シートアレンジ次第では、自転車を載せたり、ハシゴのような長い物を載せたりすることも可能。荷物が多くなりがちなキャンプやアウトドアでも使い勝手抜群です。

全グレードで5人乗りを選択できる

シエンタは「Z・G・X」3つのグレードがありますが、どのグレードでも5人乗り・7人乗りを選択できるようになっています。

自分に合った仕様のモデルを選べるので「5人乗りが良かったのに、一部グレード限定か……」と諦める必要がありません。

シンプルなエントリーモデルであるXでも、最上位モデルのZでも、車中泊やアウトドアに適した5人乗り仕様を選べます。

開口部が大きく荷物の積み下ろしが楽にできる

シエンタは荷室の開口部が大きく、荷物を積み下ろしやすくなっているのもポイントです。

5人乗り仕様の場合、荷室高1,055mm、開口部の高さ1,070mm、荷室幅1,265mmと、十分な高さ・広さの開口部が確保されています。

また荷室の床が低くなっているので、重たい荷物も大きく持ち上げることなく、積み下ろしできます。

通常時でも荷室長が840mm確保されているので、着替えや食料、キャンプギアなど多くの荷物を積載可能です。

床がフラットになっていることで、荷物を積み込みやすくなっているのもポイントです。

自転車のような大きなモノや重たいモノでも、載せやすくなっているので、アウトドアでの使い勝手が良くなっています。

車中泊用の純正アクセサリーがそろっている

車中泊用の純正アクセサリーがそろっているので、オプションを購入すればすぐにでも車中泊を楽しめます。

例えば「sienta FUN×FUNラゲージセット」のように、荷室を仕切るシステムバーや荷崩れ防止のネット、荷室を仕切るボード、ソフトトレイなどのセットが用意されています。

荷室を上下に仕切れるようになることで、下段にクーラーボックス、上段に着替えなど、荷室を最大限使用できるように変化させることが可能です。

もちろんセット内容を個別にセレクトして、必要な装備だけプラスすることもできます。

他にも室内カーテンのような、車中泊に必須のアイテムも用意されています。

また荷室にはユーティリティホールがあるので、DIYで自分なりのアレンジを楽しむことも可能です。

シエンタはアレンジの幅が広くなっているので、あなたのスタイルやアクティビティの内容などに合わせて、カスタマイズできる自由度の高い車だといえます。

アウトドア仕様のカスタムパーツのセットが用意されている

シエンタには、アウトドア仕様のカスタムパーツのセットが用意されているので、どのようなアクセサリーを追加すれば良いのかわからないビギナーにぴったりです。

例えばシエンタのカスタムパーツセットの一つである「OUTDOOR with SIENTA」を活用すれば、アウトドアでの使用を前提にしたチューニングが簡単に施せます。

服やランタンをかけられるバックドアラックや、水や汚れに強く見た目も華やかな木目調ラゲージウッドデッキ、天井空間を収納に活かせるハンギングベルトなどがセットです。

通常のシエンタをよりレジャーに特化した形にカスタマイズできるので、アウトドアでの使用をメインに考えているのであれば、カスタムパーツセットの活用もおすすめです。

車中泊で快適に過ごすためのポイント

さまざまな面から車中泊での利用に適しているシエンタですが、快適な車中泊とするために覚えておきたいポイントが3つあります。

それぞれ詳しく解説するので、初心者はもちろん経験者の方もぜひ参考にしてみてください。

できるだけ楽な姿勢で眠れるようにする

車中泊の際は、できるだけ楽な姿勢で眠れるよう工夫しましょう。

5人乗り仕様のシエンタなら、フルフラットにすることで脚を伸ばして寝ることが可能ですが、そのままでは床が硬く寝心地が良いとはいえません。

眠りが浅かったり寝付けなかったりすると、翌日に疲れを持ち越してしまうため、運転に支障が出たり、アクティビティを存分に楽しめなかったりするかもしれません。

市販されているマットを敷いて寝床を確保することで、快適な寝心地を実現できます。

マットや布団、寝袋など寝具を用意して、できるだけ楽に眠れるような環境を整えましょう。

プライバシーを確保する

車内は意外と外から見えやすいので、プライバシーを確保できるようにしましょう。

例えば寝ている間や着替えている間など、外から丸見えでは恥ずかしいシーンを隠すのはもちろんですが、街灯など余計な光を遮って眠りやすくする意味合いもあります。

そもそも外から丸見えだと、人目が気になって落ち着いてくつろげないでしょう。

シェードやカーテンなどで視線や光を遮ることで、快適な車内空間を生み出すことが可能です。

また夜間に車内の様子が見えたままでは、車上荒らしなど犯罪のリスクも高まるため、防犯上の観点からもプライバシーの確保は大切です。

純正アクセサリーを装備する以外にも、社外品やDIYでもカーテンなどを取り付けられるので、安心して過ごせるよう工夫しましょう。

室温を快適に保つ

車内の温度を快適に保つ工夫も、車中泊においては大切な要素の一つです。

夏の夜に寝苦しかったり、冬は寒くて寝付けなかったりと、車中泊は外気温に左右されやすくなっています。

アイドリングし続けると、排気ガスが逆流して一酸化炭素中毒になるリスクがあるため、車中泊中はエンジンを切るのが基本です。

ドライブ中はエアコンで快適に過ごせる車内ですが、停車すると屋外の温度の影響を大きく受けます。

例えば冬は寝袋を用意したり、夏にはミニ扇風機を用意したりと、温度を調整できるようにするのがおすすめです。

特に真夏・真冬の車内は過酷な環境になりがちなので、特に初心者など、まだ装備が十分に整っていない間は、過ごしやすい春や秋頃に車中泊を楽しむのも一つの手です。

あるとより快適に!車中泊に便利なグッズ4選

車中泊をより快適に楽しむためには、さまざまなグッズを活用するのがおすすめです。

多くの便利グッズがありますが、なかでも特に用意しておくべきおすすめのアイテムを4つ紹介します。車中泊へ挑戦する方は、ぜひ参考にしてみてください。

マット

いかに快適に睡眠できるかが重要な車中泊において、マットは必須ともいえるアイテムです。

5人乗り仕様のシエンタは、シートアレンジで荷室をフラットにできますが、ベッドのような快適さはありません。そこで、マットを用意しておけば、荷室が寝室に生まれ変わります。

マットを選ぶ際に重要なのが、サイズ・厚み・収納性の3つです。

マットは大き過ぎても小さ過ぎても使いにくいので、車内にフィットするサイズを選びましょう。最適なサイズの製品が見つからない場合は、複数を組み合わせるのがおすすめです。

厚みは人それぞれ好みが分かれるので、できれば店頭で触って確認してみましょう。

また車中泊では極力荷物を少なくしたいので、コンパクトになる収納性も大切です。使い勝手も考えて、できるだけ軽く収納しやすいものを選びましょう。

カーテン・シェード

視線を遮ってプライバシーを確保したり、光を遮ることで寝やすくなったりするので、カーテンやシェードも必須といえるアイテムです。

周囲からの視線を感じるようでは、どうしても落ち着かないので、目隠し兼日除けとしてカーテンやシェードを使って車中泊を楽しむ方が多くなっています。

毛布やタオルなどで代用できますが、荷物が増えることに加え設置が面倒です。

頻繁に車中泊することを考えているのであれば、カーテンなどを設けるのがおすすめです。

純正アクセサリーで用意されていますが、社外品やDIYで設置することもできます。好みや予算などに応じて、適した方法を選んでみてください。

寝袋

マットに加えて寝袋もあると、より快適に眠ることができます。

冬の寒い夜はもちろんですが、車中泊の場所によっては夏の朝や夜でも冷え込む場合があります。特に山など高地は気温が低いので、車内に載せてあると安心です。

ひと口に寝袋といっても、冬用の厚手のものから夏用の薄手のもの、オールシーズン対応できるものなど、さまざまな種類があるので必要に応じて選びましょう。

寒さ対策として寝袋を使用するのであれば、氷点下でも快適に眠れる高山仕様のものがおすすめです。

サイズや通気性、収納性などから、使いやすいものを選びましょう。

ポータブル電源

車中泊中はエンジンを付けられないので、ポータブル電源があると活躍します。

例えばケトルのような調理器具や、電気毛布のような暖房器具を使用できるようになるので、車内の快適さが一気に向上します。

さまざまな種類があるので、電源の容量や出力ポートの種類など、あなたに合ったものを選ぶ必要があります。

「どのような電化製品を、どれくらいの時間使うか」によって最適なものは異なるので、使用シーンをできるだけ具体的に想定して選びましょう。

新型シエンタで快適な車中泊ライフを送ろう

新型シエンタは車中泊などアウトドアにうってつけの車で、特に「5人乗り仕様」はフルフラットな荷室で、大人が余裕を持って脚を伸ばせます。

バックドアの開口部が大きくなっていたり、車中泊向けの純正アクセサリーが用意されていたりと、使い勝手の良い車となっています。

またアウトドア仕様のカスタムカーが用意されていたり、DIYしやすくなっていたりと、幅広いユーザーにとって使いやすくなっているのもポイントです。

車中泊できる車を探しているのであれば、ぜひ新型シエンタをチェックしてみてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

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車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
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