故障・修理
更新日:2015.07.13 / 掲載日:2015.07.13
中古車のエンジンルームのチェックポイント
中古車の購入をご検討中の方へ、
エンジンルームのチェックポイントをご紹介いたします。
まずは音を確認
エンジンルームの扉を開け、中を見てみましょう。
エンジンをかけ、変な音がしないか確認しましょう。
エンジン始動直後は回転数が一度速まり、徐々に安定化します。
3分程度待って音がおかしかったら、ディーラーさんに相談しましょう。
ボンネット裏
ボンネット裏にはゴム製の防音シートが取り付けられています。
ゴムということもあり傷みやすいので、
傷がついていないか走行距離とも照らし合わせて確認しましょう。
ボンネット部分のボルト
ボンネット固定用のボルトが存在します。
このボルトは車の外装と同時に塗装されるので、
普通は車の色と同様の色となっているはずです。
もしも色が違う場合、何らかの理由で交換したことを意味します。
事故歴や故障歴と関係があるかもしれないので、お店の人に詳しく聞きましょう。
ラジエータホース
エンジンの冷却水を流す管のことです。
これが劣化するとエンジンの故障につながります。
水漏れがないか確認しましょう。
バッテリー
大型車のバッテリーは非常に高価です。
最後にバッテリー交換したタイミングがわかるなら教えてもらいましょう。
通常3~4年で交換するものなので、
次の交換タイミングを知っておけば安心です。
電極部分に濃青色または白色固体がついているのは劣化の証拠ですので、
これも注意が必要です。
ベルト
劣化するとパワーステアリングやエアコン、ファンベルトの不具合となります。
ひび割れがないか確認しましょう。
各種オイル漏れ・色
オイルをパージしているパッキンが劣化するとオイル漏れを引き起こします。
これが冷却水と混ざったりでもすれば、エンジンが壊れてしまいます。
オイルが漏れた形跡があればお店の人に聞いて、
修理・交換の有無を確認しましょう。
またオイルは使用とともに黒く汚くなります。
オイルが黒色を呈していれば、交換の必要があります。
いかがでしたでしょうか。
エンジンルームひとつとっても注目すべきポイントがたくさんありますね。
中古車は価格が安いのが魅力ですが、
一方で車体の状態をしっかり確認しておくことが長く乗り続けるために大切です。
中古車購入をご検討中の方は是非ご参考ください。