故障・修理
更新日:2015.08.05 / 掲載日:2015.08.05
車のボンネットから白い煙が出る原因と対処法

車の運転中に突然ボンネットから白い煙が出たら驚きますよね!
突然の出来事に焦らないように、原因と対処法をまとめました。
ボンネットから白い煙がでる原因とは?
走行中にボンネットから白い煙がでる原因には、主に下記2つのことが多いです。
・エンジンオイルが漏れている。
・冷却水が減っていてオーバーヒートを起こしている。
この2つの原因が多いので、この対処法を次に説明します。
ボンネットから白い煙がでた場合の対処法
上記であげた2種類の原因の対処法を説明します。
まず、この2つの区別をするために、ボンネットを開けて以下を確認します。
・ボンネットを開けた時に焦げた臭いがするかどうか。
・ラジエータータンク(冷却水のタンク)の量はどれくらいか。
この時ボンネットがとても熱くなっている可能性があるので、
火傷には十分注意が必要です。
1.エンジンオイルの漏れが原因の場合の対処法
まず、ボンネットを開けた時に焦げた臭いがした場合は、
エンジンオイルが漏れている可能性があります。
エンジンオイルが入っているオイルパンは走行中にとても熱くなります。
エンジンオイルが漏れている場合、
その熱くなったオイルパンについたエンジンオイルが焦げて煙が出ることがあります。
オイル交換直後にこの状態になった場合は、
オイルがこぼれただけの場合もあるので、拭き取りましょう。
また、古い車の場合はパッキンの劣化で漏れていることもあるので、
一度業者に見てもらう事をおすすめします。
2.オーバーヒートが原因の場合の対処法
次に、ラジエータータンクが空だった場合は、オーバーヒートを起こしています。
この場合は、ラジエーター補充液を補充しましょう。
タンクの横にラインがあるので、そこまで補充しましょう。
外出先で補充液が無く周りにカー用品店も無い場合は、
水道水を応急的に補充することが可能です。
まとめ
走行中に白い煙が出た場合は、焦らずに安全な場所に車を停めて車の外に出て、
ボンネットを開けられるくらいになるまで待ちましょう。
火災の危険性もあるので、車内で待機するのはおすすめしません。