キズ・へこみ直し
更新日:2015.01.15 / 掲載日:2015.01.15
車の窓ガラスの傷の修理方法と費用

車に乗っている限り避けられないのは、飛び石です。
前方や対向車からの飛び石が考えられますが、高速道路からの落下もあります。
これがガラスに当たって、ひび割れする原因になります。
車の窓ガラスの傷の修理方法、費用などを見てみましょう。
自分で作業するにはかなり難しい
飛び石で最も被害を受けるのが、フロントガラスです。
フロントガラスに傷があると、車検に通りません。
必ず修理しなければなりません。
自分で修理する場合、カー用品店で3000円ほどで販売している修復剤で直します。
ただ、修理はやり直しができず、一発勝負です。
エア抜きをしたり、真空状態をつくるなど、手間暇がかかります。
業者に任せる方が安心できますが…
修理はやはり専門業者に任せる方が良いと思われます。
ガラスリペア専門店やカーメンテナンスを行っている業者への依頼となります。
ガラスリペアの価格としては、最小の傷の場合ですと9000円~16000円くらいの相場になります。
作業時間も30分~2時間を要する業者など様々です。
傷の大きさによっては修理に必要な費用や時間も要するので注意しましょう。
作業方法は傷ついた面に凝固剤を注入して、修復するものです。
しかし、車の窓ガラスの修理は、傷の程度によっては跡が残ったり、くすんだりします。
傷の大きさ、修理個所の大きさによっては、運転中に目障りになることもあります。
フロントガラスの修理には限界がある
フロントガラスに入った傷は、全て修理することができません。
傷の大きさの目安として、500円玉の大きさ以内となります。
修復できる個所は、フロントガラスの両端から10cm以内になります。
ガラスの端は、かなりの負荷がかかっており、一定の強度を保つためです。
合わせガラスの内側に及ぶような深い傷も、修理することができません。
修理が不可能なら最後には交換になる
傷の状態が修理の条件に適合しなければ、交換することになります。
車種や状況によりますが、新品で10万円前後はします。
車両保険に加入していれば、等級変更することなく、保険を利用することができます。
いずれの場合も傷は早めに修理したり、交換することをおススメします。
放っておくと、傷がさらに広がってしまいます。
修理が不可能になり、交換するしか方法がなくなります。
車の窓ガラスの傷は、視界の確保など、安全面にも影響を及ぼしますので、
車の窓ガラスに傷が出来てしまった場合は、早めに専門業者へ相談するようにしましょう。