タイヤ交換
更新日:2024.07.09 / 掲載日:2024.07.02
ホイール付きタイヤを処分する方法は?処分費用や依頼できる業者を紹介

ホイール付きタイヤは、多くの自治体で適正処理困難物に指定されています。そのため、粗大ゴミとして処分できない場合は、タイヤ販売店やディーラー、不用品回収業者に処分を依頼する必要があります。
この記事では、ホイール付きタイヤの処分方法を紹介していますので、処分を検討している人はぜひご覧ください。
1.ホイール付きタイヤは自治体で処分できない
お住まいの自治体によって異なりますが、多くの自治体ではホイール付きタイヤは「適正処理困難物」に分類されており、粗大ゴミとして捨てられません。
ただし、一部の自治体では粗大ゴミとして受け付けているため、まずはお住まいの自治体の取り扱いを確認しましょう。
自治体での処分が難しい場合は、後ほど紹介する業者などに廃棄を依頼する必要があります。
2.ホイール付きタイヤの処分方法

自治体で処分できない場合、以下の方法でホイール付きタイヤを処分しましょう。
1.タイヤ交換時に処分してもらう
2.タイヤ販売店に依頼する
3.不用品回収業者に依頼する
4.買取業者や個人に売却する
順にご紹介します。
(1)タイヤ交換時に処分してもらう
もっとも簡単な方法としては、タイヤ交換時に古いタイヤを処分してもらう方法です。
カー用品店やカーディーラーなどタイヤを販売している業者では、タイヤ購入時や交換時に古いタイヤを処分するサービスを提供しています。
処分費用はタイヤの大きさや種類によっても変動しますが、新品タイヤの購入や交換と同時に処分するか、持ち込みタイヤの交換と同時に処分するかでも変わります。なお、新品のタイヤを購入した場合は、無料で処分してもらえる場合もあります。
(2)タイヤ販売店に依頼する
タイヤ販売店によっては、タイヤの購入や交換がない場合でも、古いタイヤの処分を引き受けている場合があります。
処分費用はタイヤの大きさや種類によって異なるため、処分の引き受けと処分費用は事前に業者へ確認しましょう。業者によっては、タイヤとホイールの取り外し料が別途かかる場合もあります。
なお、タイヤ交換と同時に処分するより費用が高くなりやすいため、可能であればタイヤ交換時に処分するのがおすすめです。
(3)不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、タイヤを含むさまざまな不用品を回収してくれます。そのため、大量のタイヤがある場合やほかの不用品も一緒に処分したい場合におすすめの処分方法です。
不用品回収業者なら自宅まで回収に来てくれ、重たいタイヤの運び出しも行ってくれるため、女性やご高齢の人でも安心して利用できます。回収の曜日や時間帯も柔軟に対応してくれる業者が多いのも特徴でしょう。
ただし、処分費用を容量で設定している業者が多く、タイヤ1本だけの処分では割高になります。
不用品回収業者に依頼する場合は、複数本のタイヤやほかの不用品の回収を一緒に依頼することでお得に処分できます。
(4)買取業者や個人に売却する
タイヤの寿命は製造から4〜6年、走行距離3万kmが目安になります。
寿命の目安に達しておらず、溝が残っているタイヤや人気のあるブランド、スタッドレスタイヤなどで、まだ使用できる場合は買取業者や個人への売却も検討できます。
①買取業者に売却する
専門の買取業者の場合、タイヤやホイールの状態、ブランド、ホイールの素材に応じて査定してもらえるため、適正価格で買い取ってもらえます。
タイヤ販売店や不用品回収業者などでも買い取ってもらえる場合があるため、これらの業者に処分を依頼する際は買い取りがあるかを確認しましょう。
②Webサイト上などで売却する
Webサイト上のオークションサイトやフリマアプリを利用して、個人に売却する方法もあります。
この場合は自分で出品し、購入希望者とやり取り、発送する必要がありますが、希望価格で売却できる可能性があります。
3.ホイール付きタイヤの処分費用

業者に処分を依頼する場合の費用相場と、業者を選ぶポイントをご紹介します。
(1)処分費用の相場
業者ごとに、ホイール付きタイヤの処分費用の相場をご紹介します。費用にはホイールからタイヤを取り外す作業、タイヤとホイールの処分料が含まれています。
・タイヤ販売店・整備工場:800〜1,500円/本
・カーディーラー:1,000〜1,500円/本
・不用品回収業者:1,000円〜1,500円/本
ただし、あくまでも目安であり、ホイール付きタイヤの種類や大きさ、本数などによっても処分費用は変動します。
なお、多くの不用品回収業者は処分量によって価格が決まるため、少数のホイール付きタイヤのみ処分する場合は相場より価格は上がりやすいでしょう。
(2)業者を選ぶ際のポイント
業者を選ぶポイントは以下の3つです。
1.タイヤ交換と同時の処分料
タイヤ交換時に処分する場合、処分料がタイヤ交換費用に含まれていたり、安価で処分できたりします。タイヤ交換と同時の処分を検討している場合はチェックしましょう
2.ホイール付きタイヤの買い取り
業者によっては、ホイール付きタイヤを買い取りしています。溝が残っているタイヤや人気ブランド、スタッドレスタイヤは買い取ってもらえる可能性があります。これらのホイール付きタイヤを処分したい場合は、買い取りもしている業者に依頼するがおすすめです
3.出張引き取りサービス
処分したいホイール付きタイヤが多い場合や、業者に持ち込めない場合は出張引き取りサービスが便利です。ただし、業者によって有料サービスになるため、費用についても事前に確認しておきましょう
これら3つのポイントをもとに複数業者から見積もりを取り、費用と内容を比較しましょう。
4.ホイールやタイヤ交換に関することはグーネットピットにご相談ください
ホイール付きタイヤは、多くの自治体で適正処理困難物に指定されているため、粗大ゴミとして処分できません。
そのため、処分したい場合はタイヤ販売店やディーラー、整備工場、不用品回収業者などに依頼することになります。
タイヤの溝が十分に残っている、人気ブランドのホイール付きタイヤ、スタッドレスタイヤは中古市場での需要が高いため、業者に買い取りしてもらえるかを確認してもよいでしょう。
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