車のエンタメ
更新日:2022.10.07 / 掲載日:2022.08.22
『ホンダ シビック(3代目)』のオプションカタログから見る“面白クルマ考”
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「そうそう、昔はこんな装備があったよね」「これ一体何に使うんだろう?」
いわゆる販売店用オプション(ディーラーオプション)の、ちょっとレトロで懐かしさが詰まったカタログに注目し、世の中の名車&迷車を振り返ってみようという、なかなかにマニアックな当コーナー。
今回は大人気モデル、ホンダ・シビックに大注目。まずは3代目、ワンダーシビックから!
●文:澤田真弘
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ホンダ独自の優れたパッケージングで人気を博したワンダー・シビック
今回はホンダ・シビックの中でも人気が高かった3代目(ワンダーシビック)と4代目(グランドシビック)のオプションカタログに注目したいと思う。
これらは日本が絶好調だった昭和の終わりから平成の初頭にかけて販売されたホンダの意欲作だ。
3代目シビックは1983年に販売を開始。ホンダ独自の「M・M(マン・マキシマム・メカ・ミニマム)思想」のもとに設計され3、4、5ドアモデルそれぞれに専用プラットフォーム(フロアパンおよびボディシェル)を採用するという贅沢な内容。
また、モデル途中でZC型1.6Lエンジンを搭載したスポーティな「Si」グレードも追加された。
前置きが長くなってしまったが、肝心のオプションカタログを見ていこう。まずはワンダーシビックから。
前期のSi追加後のカタログはちょっとした小冊子のような雰囲気がする。最初からオプションパーツがズラッと並ぶのではなく、おしゃれな雑誌風なのだ。クルマ関連のパンフだとは思えない。
アイテムとしてはオーソドックスにオーディオからだがクラリオン、アルパイン、パイオニアとメーカーも多彩だ。エアロやシートカバーなどのページもある。同じ年代のトヨタ車に比べても種類は相当豊富な印象である。
中でも面白そうなのは、初心者マークを貼るためのビギナーマークベース。テールゲートのガラス面に初心者マークを貼るために使うらしいがこんな物まであったとは、若者に優しいホンダだなぁと感心。
寒冷地の使用を考えたオプションのフロントグリルカバーもなかなかマイナーなオプションだと思う。4ドアのページには今では考えられないがハロゲンヘッドライトのオプションもあった。左右セットで2万8000円。
エアロのオプションもある。個人的には、ノーマルの美しいプロポーションを崩してしまう気がするが、時代のせいだろうか?
HONDA CIVIC(3代目)
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