オートサロン
更新日:2025.02.24 / 掲載日:2025.02.24
トラックスタンス仕様のフェアレディZがカッコいい! クールさが光る足回りにも注目
今年も熱狂のうちに幕を閉じた東京オートサロン2025。国内外の主要自動車メーカーを始め、全国のカスタムショップが腕にヨリをかけて製作したカスタムカーは、どれもロマンが詰まった会心作ばかり!
東京オートサロンの花形と言えばやっぱりフェアレディZ。今年も日産をはじめ、有名カスタムショップがこぞって自慢の一台を披露した。そんな中、迫力ある足回りで魅せたのがホイールブランド「NEUTRALE」(ニュートレイル、群馬県前橋市)が出展したフェアレディZだった!
“RWBスタイル”の260Z

今回ニュートレイルが出展した車両のベースは、S30型フェアレディZ(1972年式)。通称「260Z」と呼ばれるモデルで、左ハンドルの並行輸入車。車両販売やカスタムを手掛けるRoncraft(ロンクラフト、神奈川県横須賀市)が、現在進行形で製作中の車両だ。カラーリングや全体の世界観は、ポルシェチューニングで世界に名を馳せるRWBの964を手本にしているという。アグレッシブな雰囲気を漂わせつつも、シンプルなカラーリングで上品にまとめられている。

ホイールは、ニュートレイルがToyo Tire U.S.A.(トーヨータイヤの米国部門)とのコラボレーションで製作。2024年4月に米国で開催された「April Fools Car Show」にて初披露したデザインを製品化した物だ。

ロールケージを組んだ車内に加え、サスペンションもPloom製エアサスに変更してトラックスタンス仕様に。レーシーな雰囲気が強調されている。

ニュートレイルのホイールはオーダーメイドで製作するのが特色。今回はボディカラーのネイビーとロールケージのホワイトというシンプルな組み合わせがベースとして先に決まっており、それに合うホイールを選んでいった。取材時点ではまだ完成していない状態とのことだが、オーナーのこだわりとショップのこだわりが高い次元で融合した一台となりそうだ。

車両データ

車名 | RONCRAFT NISSAN S30Z |
ベース車両 | フェアレディZ(S30、1972年式) |
サスペンション | PLOOM x AIRLIFT |
ホイール | NEUTRALE x OMG BUILDS RR (F:16×8.0、R:16×9.5) |
タイヤ | TOYO PROXES R888 |
NEUTRALE 公式HP:
https://www.neutralewheels.com/home