車のエンタメ
更新日:2018.10.17 / 掲載日:2016.02.29
ルノーのスーパースポーツが警察車両に!?

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
フランスの道路の制限速度は、日本にくらべて高く設定されている。通常の状態では、街中の道路で50km/h、街中を除く他の道路で90km/h。中央分離帯のある道路の制限速度は、日本の高速道路の制限速度100km/hを上回る110km/hに設定されており、高速道路では130km/hとなっている。
とはいえ、フランスにはドイツのアウトバーンのように速度無制限の高速道路はない。フランスを含めたヨーロッパでは、制限速度が高い一方でスピード違反の取り締まりが厳しいことも常識となっている。
さて、そんなフランスで、ハイウェイパトロール用の警察車両「ルノー・スポール R.S.01 インターセプター」が悪質なスピード違反者を取り締まる、という動画がルノー・スポールの公式YouTubeアカウントで公開された。
ルノー・スポール R.S.01 インターセプターのベースとなっているのは、レーシングカーとして開発されたルノー・スポールの「R.S.01」だ。カーボンファイバー製のモノコックシャーシに、グループ企業の日産から供給を受けたNISMOチューンの「GT-R」用の3.8L V6 ツインターボエンジンをミドシップに搭載した後輪駆動車で、最高出力558ps/6800rpm、最大トルク64.2kg-m/5000rpmを発生させる。
動画に登場するルノー・スポール R.S.01 インターセプターは、ネオンイエローのストライプが施されたブラック&ホワイトのボディに、フロントのストロボ・ライト、リアにはLEDのサインボードを装備している。ラリー・モンテカルロやツール・ド・コルスでの優勝経験も持つ元ラリードライバーでルノーの名誉広報部長でもあるジャン・ラニョッティ氏がステアリングを握り、230km/hで疾走するオートバイを追跡。
コクピットはレーシングカーそのもので、ジャン・ラニョッティ氏扮する警察官はレーシングスーツに身を包み、グローブとヘルメットを装着して追跡に挑む。迫力満点のカーチェイスは一見の価値あり。