車のエンタメ
更新日:2018.11.05 / 掲載日:2016.03.15
斜度37度!? 世界一の急勾配をアウディで登る!

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
アウディ「A4クワトロ」が、世界でもっとも勾配がきつい住宅街の坂道に挑んだ。アメリカ合衆国北東部のペンシルバニア州ピッツバーグにある「カントン・アヴェニュー」。その斜度、なんと37度!?
しかも、ただ坂を駆け上るだけではない。ロードバイクのプロ選手でさえ登坂途中に転倒するほどの急坂に、さらに細工をしてチャレンジするのである。ステアリングを握るのは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)に「アウディA4 DTM」で参戦しているスウェーデン人ドライバー、マティアス・エクストローム。土や砂利、ぬかるんだ泥が敷き詰められた急坂(っていうか、その細工するだけでもめっちゃたいへんそうなんですけど!)を、真っ赤なA4クワトロがいとも簡単に駆け抜ける。
雪道を上りきったら、今度はレッドブルチームのエクストリーム・アスリート3選手と一緒に下りのライド。これまた安定感のある走行を見せてくれる。ライドに参加したのは、フリースタイルスキーのベネディクト・マイヤー(ドイツ)、スロープスタイルスノーボードのヘイキ・ソーサ(フィンランド)、マウンテンバイク・ダウンヒルの2015年ワールドチャンピオン、アーロン・グウィン(アメリカ)。異種競技のアスリートたちの共演はなんともゴキゲンで、見ているだけでも笑顔になる。
ちなみに、斜度30度でさえスキーのゲンレンデで「崖」と言われる角度だし、斜度37度を勾配にすると75.3%なんていうとんでもない数字になるけど、ほんとにそんなとこ登れるんだろうか……? どうにも疑問だったので調べてみたら、どうやら動画中の表現がまちがっているようで、実際には37%の勾配(斜度20.3度)らしい。引き出しの奥から分度器を引っ張り出してきて画面にあててみたけど、確かにそのぐらいでした。