車のエンタメ
更新日:2018.11.18 / 掲載日:2016.05.20
映画「アウトバーン」のカーアクションがヤバい!

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アクション映画にはクルマの活躍が欠かせない。『007』シリーズのボンドカーや『バットマン』シリーズのバットモービルはいわずもがな、アメリカのストリート・レーサーを描いた『ワイルド・スピード』シリーズなどはある意味でクルマが主役と言ってもいいぐらいだ。
6月10日に公開される『アウトバーン』は、ド派手なカーアクション満載の一作。のっけから高速道路を爆走するカーチェイスが繰り広げられ、一気に尋常ではないスピード感とスリルの世界に引きずり込まれる。ドイツのケルンを舞台に、速度無制限で知られる高速道路「アウトバーン」でも、狭くて入り組んだ旧市街の石畳の路地でも、ともかくアクセル踏みっぱなし!
麻薬がらみの国際的犯罪に、ニコラス・ホルト扮する主人公のケイシーとフェリシティ・ジョーンズ扮するヒロインのジュリエットの恋愛が絡んで展開していくストーリーに登場するのは、ジャガー「XF」、ポルシェ「カイエン」、メルセデスAMG「GT」、アストンマーティン「ラピード S」などヨーロッパの高級車をはじめ、シトロエン「「C6 ワゴン」、メルセデス・ベンツ「ML」、ボルボ「V70」、フォルクス・ワーゲン「ビートル」まで多種多彩。全開走行で繰り広げるカーチェイスから、スピン、横転、多重クラッシュ、新たなクルマで再び逃走……と息つく間もなく突っ走る。
見どころはカーアクションだけではない。ニコラス・ホルトの「アドレナリン、出まくってます」って感じの眼もいいし、脇を固める俳優陣も魅せてくれる。アンソニー・ホプキンスの冷徹な悪人っぷりも、ベン・キングズレーの下劣なマフィアっぷりも、さすがの名演技。
ドイツの「アクション・コンセプト社」がCGなしで挑んだカーアクションは、臨場感がハンパない。この迫力、ぜひとも映画館のでっかいスクリーンでお楽しみいただきたい。





ヨーロッパの高級スポーツモデルを中心に新旧さまざまなクルマたちがど迫力のカーアクションを展開する!
『アウトバーン』(原題:Collide)
製作年:2016年
製作国:イギリス・ドイツ
上映時間:99分
配給:アスミック・エース
協力:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
監督:エラン・クリーヴィー
製作:ジョエル・シルバー
出演:ニコラス・ホルト、フェリシティ・ジョーンズ、マーワン・ケンザリ、ベン・キングズレー、アンソニー・ホプキンス
6月10日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、TOHOシネマズ 新宿ほか、全国ロードショー